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JFA復興支援フェスティバル・フットボールデー2017 in 福島を開催
2017年09月12日
9月10日(日)、福島県郡山市でJFA復興支援フェスティバル・フットボールデー2017 in 福島を開催しました。JFA復興支援フェスティバルは東日本大震災によって被災した岩手、宮城、福島の3県を対象に開催しています。また、この日は日本サッカー協会創立記念日であり、多くのサッカーファミリーが集い、またさらにサッカーファミリーの輪を広げる「JFAフットボールデー」であったことから、「JFAフットボールデー2017in福島」も兼ねたイベントとして開催されました。
会場の郡山市西部サッカー場は福島県内から約750人が集まり、秋晴れの下で1日中サッカーを楽しみました。23チームの選手が参加した8人制サッカー大会では、シニア、女子、障がい者、小学生チームがそれぞれ交流試合で汗を流しました。
併設したグラウンドでは、少年少女を対象としたサッカー教室と、全参加者を対象としたサッカーアトラクションを実施。サッカー教室では、U-18日本代表監督で福島県出身の影山雅永監督、JFA復興支援委員でもありナショナルトレセンコーチ東北地域担当の手倉森浩コーチ、福島県サッカー協会技術委員会スタッフが子どもたちを指導しました。午前は小学生200名、午後は女子選手60名を対象にボールフィーリングやテクニックなどを指導し、会場は終始楽しい声が響きました。
また、サッカーアトラクションコーナーは「誰でも、いつでも参加できる」ことをテーマに、キックターゲット、フットゴルフ、ウォーキングフットボールを開催。子どもの試合の応援に来場していたお母さん、お父さん、おじいちゃんもアトラクションに参加し、ボールを蹴る楽しさを感じている様子でした。
主催コメント
橋本善一郎 専務理事(一般財団法人 福島県サッカー協会)
「東日本大震災の被災地域の子供たちや保護者の方々にサッカーのイベントを通じて笑顔になってもらえる」あるいは「被災地域の復興や人口減少の進む中、子供たちを安心して産み育て、スポーツに親しむことは重要であり、サッカーを通じた体力づくり、健全育成等の環境づくりを進める」という2つの趣旨を踏まえ開催できたことは大きな意義があったと思います。当日はどれくらいの方々が来場してくれるかは不安でしたが、天候にも恵まれ、多数の方々に来場していただいたことや、事前申込の8人制サッカーでは知的障がい者、シニア、女子チームの交流があったり、サッカー教室では県立医大女子チームのメンバーがコーチ役としてサポートしてくれました。また、サッカーアトラクションではキッズや保護者の方々が楽しんでくれた様子を垣間見れることができ、改めてサッカー、広くはスポーツの文化的価値を確認することができたことは大きな成果と考えています。
今後も、「見る・する・支える」というサッカーの基盤を多くの人に理解してもらい、サッカーを通して体を動かすことの楽しさを伝え、サッカーファミリーの拡大を目指してさまざまな事業に取り組んでいきたいと思います。
参加者コメント
保護者(女性)
ウォーキングフットボールを体験しました。いい運動になり、とても楽しかったです。子どもが所属するサッカーチームの保護者同士でプレーしましたが、大人同士でサッカーができて楽しかったです。走ってはいけないというルールですが、思わず走ってしまい自分で笑ってしまいました。機会があれば、またプレーしてみたいです。
保護者(女性)
子どもたちが普段しているプレーの凄さに気づくことができました。自分のところにパスが来ても急に足がでなかったり、思ったところにボールをキックできなかったりと難しいところもありましたが、みんなでサッカーを1日中楽しめてよかったです。
小学生(男子)
1日中サッカーができて楽しかったです。キックターゲットは、またしてみたいと思いました。また、サッカー教室ではリレー競争が楽しかったです。将来は、プロサッカー選手になりたいので、これからもサッカーの練習をがんばっていきたいと思います。
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