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「校庭芝生化発祥の地」碑建立セレモニーに川淵三郎最高顧問が出席
2017年03月02日
2月22日(水)、鹿児島県指宿市立池田小学校で「校庭芝生化発祥の地」碑建立セレモニーが開催され、川淵三郎最高顧問が出席しました。
池田小学校は、2000年2月に学校前を偶然通りかかった川淵最高顧問が芝生の校庭に感激し、その後サッカー界として全国的に校庭や広場の芝生化に取り組むモデルとなった学校です。この度、これを記念し、池田小学校は校庭芝生化発祥の地として記念碑を作成、川淵最高顧問立会いのもと、建立セレモニーが開催されました。
川淵最高顧問はセレモニーの中で、「サッカー界は池田小学校に感謝しています。池田小学校があったからこそ、全国に芝生が広がりました。私自身も何度もこの池田小学校を訪れ、運動会へ参加するなど、児童や地域の方々と交流を重ねてきました。これからも親戚のような付き合いを続けさせてほしいと思います」とコメントしました。
コメント
宮園勝彦 校長(指宿市立池田小学校)
2000年2月28日(月)の出会いからここまで、全国の至るところで池田小学校を紹介していただきました。芝生の校庭を有する当校で行われる学校・家庭・地域が一体となった教育活動は、まさに学校を核とした地域コミュニティの原点でもあるようです。石碑の直筆文字にある「夢があるから強くなる」という思いは、『夢プロジェクト』を生み出し、そのことが、明日を担い、世界で活躍する子どもたちを育むことにつながる力強いメッセージとなります。川淵氏から「これからも親戚づきあいをしていきましょう」という嬉しいお言葉もいただきました。このような日本の原風景こそ、少子化と言われながらも、人を一人前に育てていく原動力であろうと思います。またそのサポート役が、私たち大人の大きな使命ではないかと強く感じました。