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JFA Women's International Coaching Course 2014 を開催
2014年03月31日
3月15日~20日、大阪府・J-GREEN堺にてJFA Women's International Coaching Course 2014を開催しました。
本活動は参加者の国々で展開されているサッカーの普及、育成に関する情報やノウハウなどを持ち寄り、共有すること、また、日本の持っているノウハウを提供、共有しアジア全体のレベルアップを図る目的のもと、今回で7回目の開催となりました。
これまでアジアサッカー連盟加盟国の、主に男性の指導者を中心に開催してきました。
近年のなでしこジャパン(日本女子代表)の活躍もあり、今年は同連盟加盟国の女性限定のコースとしました。
ヨルダン、チャイニーズ・タイペイ、北マリアナ諸島、グアム、ラオス、イラン、フィリピン、オーストラリア、韓国、香港、モルディブ、日本の計12カ国から19名の女性指導者が参加しました。
コースマスター コメント
今泉守正 氏
今回のカリキュラムは、レクチャーに関してトピックを一方的にレクチャーするようなスタイルではなく、ディスカッションを重ねてコースを全員で作り上げるようにしました。
また、プラクティカルでは、全員でアイディアを出し合い、トレーニングメニュー、オーガナイズ作りに取り組んできました。
今回のレクチャーなどを通じて、なでしこジャパンや日本代表が成功をおさめている原因を参加者の皆さんと共有していく中で、決して日本が特別なことをしてきたわけではないことを理解してもらえたと思います。
グラスルーツ、選手育成、代表強化、そして指導者養成。これらの目標点をすべて世界基準に設定して、取り組んできた成果であることを理解してくれたと思います。
各国でグラスルーツの大切さが理解されるようになり、2~3年前から各国で、普及のためのプログラムをスタートさせています。
グラスルーツが出発点であり、大切であるということをよく理解していただけたこと、そしてそれを我々も含めて参加者全員で共有できたことが最大の成果だと思います。
今回、西アジアからも参加いただきました。
アジアの女子サッカーの発展、レベルアップにおいて大きな一歩であり、将来は明るいと参加者全員が実感しました。
このようにひとつひとつサッカーの発展のための種をまいていくことも、日本サッカー協会のアジア貢献策のひとつだと思います。
受講生コメント
Belinda Wilson 氏(オーストラリア)
今回の研修会は参加したアジアの指導者が研修で学んだことを自国へ持ち帰り、それぞれが女子サッカーの更なる発展に努めていくために非常に参考になったと思います。
Mae Angelie Ito 氏(北マリアナ諸島)
今回の研修は非常に素晴らしく、様々な国の参加者たちと出逢えたことをすごく幸せに思っています。日本サッカー協会のインストラクター、スタッフ、ドリームキャンプのホスピタリティは素晴らしい以上のものでした。日本サッカー協会には今後もこのような研修会を続けていってほしいと思います。
尚、本活動のインストラクター、参加指導者の宿泊費において、国際交流基金より補助金をいただいております。
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