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ポット苗による芝生化 実施事例レポート「福井県 よつば保育園」
2018年10月19日
JFAグリーンプロジェクト「ポット苗方式芝生化モデル事業」として、2018年も多くのグラウンドに一面の芝生が広がりました。
福井県坂井市のよつば保育園でも、園庭の芝生化をポット苗を活用して実施しました。6月に園児や保護者が中心となって芝生の苗植えを行い、こまめな水やりや芝刈りなどの管理を進めると、9月を迎える頃には芝生が園庭の一面を覆いました。
実施年度:2018年度
所在地:福井県坂井市
施設名称:社会福祉法人 城久会 よつば保育園
芝生化面積:600㎡
提供苗株数:2,400株
苗植え時期:2018年6月10日
参加人数:約140名(園児、保護者、職員、関係者)
JFAでは引き続き2019年もポット苗の提供を実施します。
芝生の苗を植える2019年6月に向けて、現在ポット苗の無償提供の申請を受け付けています。
ポット苗芝生化 実施の感想
野村敏久 事務長(よつば保育園)
今回、日本サッカー協会の提供を受け、園庭の芝生化に取り組みました。6月10日、雨が気になる天候の中、園児および保護者の方、小中学校のサッカー関係の方、地域のサッカークラブの方々のお力を受け、苗植えが行われました。下穴を空ける作業が大変でしたが、インストラクターの手助けが本当に助かりました。ポット苗の植え込み自体はいたって簡単で親子で行う作業としては非常に良かったと思いました。良いイベントができました。芝生の管理はというと、最初は本当に一面芝生になるのか不安でしたが、思った以上に生育が早いので約2ヶ月ほどで予定していた範囲の園庭が、緑のじゅうたんに生まれ変わりました。芝刈りや水やりなど大変ですが、芝生の上で遊んでいる園児たちを見るたびに、その大変さを忘れさせてくれます。
水まきと同時に水遊びもでき、芝生の上を園児たちが水着姿で、散水に追われながら元気に走り回っていました。埋設型のスプリンクラーを設置したため、ホースを気にせずに走り回ることができました。土の園庭ではできなかった、裸足で走ったり寝転がったりと元気いっぱい遊んでいる園児たちを見ていると、本当に芝生化にして良かったと思います。自慢できる物の一つになったので、取り組みを行ったかいがあったと思います。これからも、安全に楽しく遊べるように、園児たちの笑顔を思い浮かべながら、芝の園庭を大切に維持していこうと思います。
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