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スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本 U-21サッカー交流 活動レポート:ガールズフェスティバル開催
2018年03月25日
南米・日本 U-21サッカー交流プログラム4日目の3月24日(土)は、ガールズフェスティバルが開催されました。
フェスティバルには、6歳から12歳までの地元の女の子が約100名が参加。また、参加者を指導する立場として、JFAの山口小百合ナショナルトレセンコーチを始め、パラグアイサッカー協会に所属する女性指導者が10名、パラグアイのクラブチームに所属する関係者が10名、チリサッカー連盟の女性指導者が1名、ウルグアイサッカー協会の女性指導者が1名参加、さらにサポート役としてU-20パラグアイ女子代表及びU-17女子代表より約20名の選手が参加しました。
フェスティバルでは、参加者と指導者が8つのステーションに分かれ、ドリブルや、ミニゲーム、シュート練習等を実施しました。
参加者も指導者も、フェスティバルを楽しんだようで、笑顔が多く見られました。参加者の中には、今までサッカーをしたことのない子どももおり、最初は多少戸惑いながらも、フェスティバル終了後には他の子どもたちと一緒にボールが蹴られるようになっていました。
コメント
ドゥアルテ・ドミンゲス・ドィグナ パラグアイサッカー協会 育成部門 アシスタント
この度は、このような素晴らしいフェスティバルをパラグアイにて開催していただきましたことを、心より感謝しております。パラグアイでは、今までこのようなフェスティバルをあまり開催したことがなく、体験したことのない練習メニューが数多くありました。お陰様で参加者・指導者共に大変貴重で楽しい経験が積めたと思います。今回のフェスティバルで得た知識やノウハウを是非活かしていきたいと思います。また、今後も継続的にこのような機会を設けられるよう、協会として努力していきます。
山口小百合 ナショナルトレセンコーチ、東海女子チーフ
パラグアイ、ウルグアイ、チリの指導者が積極的な姿勢でフェスティバルに参加してくれたことを嬉しく思います。指導者のレベルがわからない中で、最初は不安もありましたが、フェスティバルが始まると、自ら子どもたちへの声がけを心がけたり、子どもたちのレベルや年齢に合わせた指導内容に変更したりと、臨機応変に対応してくれました。子どもたちもとても楽しんでおり、またサッカーがやりたいという感想を聞くことができて何よりです。とにかく指導者の皆さんの「学びたい」という強い意欲に大変感銘を受けました。
「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」とは
スポーツ・フォー・トゥモローは、2020年に行われる夏季オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、IOC総会において安倍晋三首相が発表したことをきっかけに始まった日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みです。