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SFTプログラム 南アジア・日本 U-16サッカー交流大会 2日目(3/12)
2017年03月13日
日本政府が主導する国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」プログラムの一環として、南アジア・日本 U-16サッカー交流大会が大会2日目を迎えました。
3月12日(日)はネパールではホーリーという祭日です。ホテルではU-16ネパール代表の選手たちが、お互いに色のついた粉を掛け合い、年に一度のお祭りを祝っていました。
大会3日目の3月13日(月)は出場各国のコーチングスタッフやスリランカ国内指導者に向けて、JFAコーチングセミナーを開催します。セミナーの開催にあたり、講師を務めるJFAユースナショナルチームダイレクター木村浩吉氏の指導の下、アシスタントを務めるU-16スリランカ代表監督 鈴木隣氏、U-16ブータン代表監督 李成俊氏、U-16ネパール代表テクニカルダイレクター 武田千秋氏と事前ミーティングを行いました。また、セミナーで日本語・シンハラ語の同時通訳を務めるJICA隊員の中野護氏、潮田佳紀氏、川口純平氏の3名もミーティングに参加し、翌日のセミナーに向けて準備を行いました。
尚、大会2日目の第1試合はU-16スリランカ代表とU-16ブータン代表、第2試合はU-15日本代表とU-16ネパール代表が対戦。第1試合はU-16スリランカ代表が5-2でU-16ブータン代表に勝利。第2試合はU-15日本代表が9-0でU-16ネパール代表を破りました。各国とも優勝を目指し、熱戦を繰り広げました。
3月13日(月)はU-15日本代表とU-16スリランカ代表の選手たちは練習試合を行い、U-16ネパール代表、U-16ブータン代表の選手たちは休息日のため、コロンボ市内を観光する予定です。
コメント
ソニル・シュレッツァ 監督(U-16ネパール代表)
日本はよく組織され、個々のテクニックの高い非常に良いチームでした。正直なところ、我々のチームの良い点はありませんでした。点を奪われたものの、前半20分頃までは組織的な守備を構築することができ、悪くない立ち上がりでした。しかしその後、立て続けに点を奪われてナーバスになりました。改善するには経験が必要であり、試合を重ねてチームの底上げに繋げたいと思います。
武田千秋 U-16ネパール代表テクニカルダイレクター
U-15日本代表との試合の一番の収穫は「アジアトップレベルのサッカーと自分たちのレベルの差を体感できたこと」です。この第一歩は非常に大きく、貴重です。また、今後のネパールサッカーに関して、ネパールチームの成長スピードは凄まじく早く、この1年で大きな成長を遂げています。ポテンシャルの高さが、ネパールの強みです。
プリティヴィ・チャウデャリ 選手(U-16ネパール代表キャプテン)
U-15日本代表はとても強かったです。スピート、パワーのフィジカル面でのレベルが違いました。多くの得点を奪われましたが、我々の長所であるディフェンスで通用する部分も感じられました。次の試合に向け、今日の反省を活かしていきます。
スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南アジア・日本 U-16サッカー交流
2017/3/11(土)~2017/3/14(火)
Racecourse Ground(スリランカ/コロンボ)
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