ウズベキスタンに遠征中の「00ジャパン」は、2月29日(月)に午前・午後の2部練習を実施しました。

午前の練習では、昨日の移動の疲れもあり、中馬健太郎コンディショニングコーチの指示の下、ボールを使用せずコア（体幹強化）トレーニングを主に行いました。腕立て伏せなど目標回数を決めてお互い声を掛け合い、全員でコンディションをあげていきます。

午後は明日の実践を想定してボールを使用したトレーニングを実施しました。トレーニング開始前、準備や行動が遅い場面が見られた際には森山佳郎監督から厳しいアドバイスが選手に投げかけられました。選手も気持ちを改めて引き締め、ウォーミングアップの後すぐパス＆コンビネーションから実施します。明日はフィジカル面に勝る相手に対し、いかに連動したパスやボールの受け方で有利な状況を作れるか、1つ1つのプレーにイメージを持つようにとスタッフから指導を受けトレーニングは進みます。その後は3対2、4対4+3フリーマン、5対5対5など狭いエリアの中でのパスの質やパスの受け方、素早い状況判断を求めていきます。8対7では攻守の切り替えやDFラインの保ち方など、前線へのボールの供給方法など気になるプレーは都度止めて、ポジショニングなど改めて確認していきます。最後に紅白戦を行い、本日のトレーニングは終了しました。

3月1日はいよいよ中央アジア・日本U-16サッカー交流大会が開幕し、「00ジャパン」はU-16イラン代表との初戦に臨みます。

*「00ジャパン」：2000年以降に生まれた選手たちで構成されたU-16日本代表チームの呼称

選手コメント

DF #2 桑原海人 選手（アビスパ福岡U-15）
日本代表に招集されて初めての海外遠征なので、海外の生活や雰囲気に慣れ、強豪国相手にどこまで自分の力を試せるか挑戦したいと思います。体力測定では自分の長所と短所が改めて明確になったので、苦手を克服して長所をより伸ばしたいと思います。今日のトレーニングでは午前中体幹の強化がしっかりできたので、午後は体が軽くトレーニングに集中できました。明日の相手には昨年敗れているので、必ず勝ちたいと思います。

MF #6 喜田陽 選手（セレッソ大阪U-15）
この大会がAFC U-16選手権 インド 2016本大会だと思って臨みたいと思います。環境は本大会と異なりますが、どのような環境でも耐えて普段通りのプレーができるように心掛けたいです。時差も少しずつ改善されてきたので、明日は本大会でも十分対戦する可能性がある相手にチーム一丸となって絶対に勝ちたいです。

MF #8 上月壮一郎 選手（京都サンガF.C. U-15）
本大会ではアジアのライバル国との試合なので、フィジカルに勝る相手への駆け引きなど思い切りチャレンジしたいです。ウズベキスタンに来られる機会はなかなかないので、サッカー以外の環境面や食事、文化なども経験して学びたいと思います。今回長距離の移動で少々疲れましたが、翌日のトレーニングに備える体調管理の徹底や予防などは実践すべきだと改めて感じました。今日のトレーニングでは体幹強化や戦術的なメニューなど明日の実践に向けて良い準備ができました。まだまだチームや個人の課題は多いですが、明日のU-16イラン代表との試合はチーム全員で頑張って最後まで闘いたいと思います。

MF #15 鈴木冬一 選手（セレッソ大阪U-15）
フィジカルやスピードが速い相手にどこまで自分の持ち味のドリブルが活かせるか試したいと思います。午前中のトレーニングでは体幹強化をしながらも体が軽くなりました。チームの雰囲気は良いので、明日は試合に出場してもしなくても、皆でサポートして、声を出して必ず勝ちたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※時間は全て現地時間です。