鹿児島では8年ぶりとなるSMCサテライト講座を2月11日、12日、19日の3日間、開催しました。

会場となった姶良総合運動公園はセイカスポーツグループと鹿児島県サッカー協会の共同事業体が昨年4月から指定管理者として運営している施設です。

講座は13名の受講申込があり、27歳から60歳の幅広い年齢の方が受講されました。

受講生は、学校の教員や少年団の指導者など異なるカテゴリーの方が、自分の課題や将来の目標について他の受講者の意見を参考にいろんな角度から今後の取り組みを模索していました。

自治体活動の活性化を検討されている受講者の方は、少子高齢化時代で地方での自治体活動が衰退していくことを危惧されていて、今回の講座で何らかのヒントを得られたと思います。

受講生コメント

田原直弥さん
3日間、ありがとうございました。「スポーツで食事する」ことの難しさにトライしたいと考えて受講しました。
ただ自分だけがOKなトライではなく、同僚も地域も未来の子どもも「スポーツ活動で生活できる」ことのOKを考えていました。
SMCは自分の考えだけでなく、参加者の皆様によるご意見からアイディアが膨らみました。さらに3日目の講座で具体的な一歩を考えることができたので、2日目までの講座ではどうすれば実現できるのか自分なりに行動が捗っています。スポーツの本質を考えると、指導でお金をいただくことについて考えますが、「地域貢献」×「育成」×「経済効果」にて折り合いをつけていきたいです。自分の考えを深めるワークがたくさんでありがたかったです。時間上考えきれないこともあったのでまた時間を作って見つめたいと思います！

松澤尚明さん
考えを整理整頓する機会を今回の講座で、多くの参加者と講師からヒントをもらえました。このお陰で今から何をするか明確になりましたが、プレッシャーもあります。しかし、これをチャンスととらえ、サッカーから地域活性化事業を築き上げる楽しさを持てました。このような学びの場は今後もぜひ、参加したいと思います。

事務局コメント

久留米浩次 氏
会場は体育館の2階にある会議室を利用して開催しました。講座を開催するにあたり、何名の受講申込があるかと心配していましたが、予想に反して13名の受講申込があったことは8年ぶりに開催して良かったと思います。今後はサッカー競技以外のスポーツ関係者の方にも受講を促し、女性の受講生が申し込めるような工夫をして次回以降の開催に取り組んでいきます。

JFAスポーツマネジャーズカレッジ（SMC）

JFAスポーツマネジャーズカレッジ（SMC）は、自立した魅力溢れるスポーツ組織づくりを推進し、スポーツ文化の創造、人々の心身の健全な発達と、社会の発展に貢献できる優秀なスポーツマネジャーを養成することを目的とした人材育成事業です。

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