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UAE戦 | タイ戦 | イラク戦 | オーストラリア戦 | サウジアラビア戦 | |||||
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清武弘嗣選手 | 6本 | 山口蛍選手 | 5本 | 本田圭佑選手 | 3本 | 原口元気選手 | 5本 | 清武弘嗣選手 | 4本 |
UAE戦でもっともPA侵入回数が多かったのは清武弘嗣選手。62分にピッチを退いたものの、6回を記録した。酒井宏樹選手が5回、酒井高徳選手が4回と、両サイドバックも高い数字を示しており、守りを固める相手に対し、サイドから攻略を図ったことが窺えるデータとなった。 タイ戦でトップの5回を記録したのは、意外にもボランチの山口蛍選手。3列目からの飛び出しで、攻撃に厚みをもたらした。本田圭佑選手、香川真司選手、原口元気、浅野拓磨選手と攻撃陣が4回で2位タイとなり、酒井高選手、酒井宏選手の両サイドバックもUAE戦に続き、高い数値を示した。 イラク戦では本田選手と清武選手が3回でトップ。2位は吉田麻也選手と森重真人選手の両センターバックが2回で続く。チームとして14回しか記録できず、流れの中から崩し切れなかったことが窺えるデータとなった。オーストラリア戦ではさらに少ない12回。そんななかで原口選手が5回PA内に侵入しており、守備的な展開のなかで孤軍奮闘の働きぶりだった。 サウジアラビア戦では攻撃陣が満遍なく高い数値を示し、清武選手と大迫勇也選手が4回でトップ。原口選手と久保裕也選手の両サイドMFも3回を記録した。また長友佑都選手と酒井宏選手の両サイドバックも複数回PA内に侵入しており、両サイドからバランスよく攻撃を仕掛けられたと言えるだろう。
5戦合計での最多PA(ペナルティエリア)侵入選手!【清武弘嗣選手:14本、原口元気選手:14本】
合計でトップの数値を記録したのは清武弘嗣選手と原口元気選手の2人。5試合で14回のPA侵入を果たした。清武選手はUAE戦とサウジアラビア戦でトップ、原口選手はオーストラリア戦でチーム1位を記録している。12回の本田圭佑選手がこの2人に続き、香川選手が11回で4位に。また同じ11回を記録したのが酒井宏樹選手。後半戦もこのサイドバックの果敢なオーバーラップが日本の攻撃に欠かせない武器となるだろう。
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過去2大会でのアジア最終予選で最もPA(ペナルティエリア)侵入を記録した選手は?
南アフリカ大会予選では中村俊輔選手が27回でトップ。2位の内田篤人選手の16回を大きく上回る際立った数字を示した。3位は9回の玉田圭司選手だった。ブラジル大会予選では、本田圭佑選手が26回で1位に。2位は意外にも22回の遠藤保仁選手。ボランチながら果敢に飛び出し、エリア内でも仕事をこなした。3位は21回の清武弘嗣選手。出場機会は決して多くなかったが、限られた時間の中で、危険な存在となっていた。
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※データスタジアム株式会社の試合データを元に記事を構成しております