©JFA
UAE戦 | タイ戦 | イラク戦 | オーストラリア戦 | サウジアラビア戦 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
長谷部誠選手 | 65本 | 長谷部誠選手 | 77本 | 吉田麻也選手 | 79本 | 酒井高徳選手 | 36本 | 森重真人選手 | 55本 |
多くの時間帯でボールを支配したUAE代表戦では、長谷部誠選手と本田圭佑選手が最多となる65本のパスを供給。75分にピッチを退いた大島僚太選手も64本と多くのパスを出していた。以降は吉田麻也選手、酒井宏樹選手、酒井高徳選手、森重真人選手と、最終ラインの選手たちがパス本数の上位に名を連ねている。 タイ代表戦でもトップは長谷部選手。UAE戦を上回る77本のパスを出した。酒井高選手、吉田選手、山口蛍選手も60本以上の数値を記録している。 イラク代表戦では、79本の吉田選手がトップ。2位は森重選手で、守備陣の数値が他試合よりも高まっている。相手のタイトな対応に苦しみ、中盤になかなかボールが入らなかった。データ上ではそう読み取れる。 オーストラリア代表戦では、チーム全体のパス本数がわずかに288本で、これは569本を記録したタイ戦のおよそ半分の数字だった。面白いのは供給する側の最終ライン、ボランチの選手よりも前線の選手の割合が高かったこと。後方からパスをつなぐのではなく、シンプルに前線にボールを預ける戦い方を選択していたことが窺える。サウジアラビア代表戦では森重選手、吉田選手の両CBが1、2位のパス本数を記録したが、長谷部選手、清武選手と中盤の選手も高い数値を示しており、イラク戦よりもボールを前に運べていた。
5戦合計での最多パス選手!【長谷部誠選手:283本】
5試合を通じてトップのパス本数を記録したのは、ボランチの長谷部誠選手。283本のパスを出し、最終ラインと前線のつなぎ役として機能した。2位は267本の吉田麻也選手で、3位は243本の森重真人選手。極端に少なかったオーストラリア戦を除き、最終ラインからしっかりとパスを供給できていた。4位は酒井高徳選手の211本。5位は200本の本田圭佑選手となった。
©JFA
過去2大会でのアジア最終予選で最もパスを出している選手は?
南アフリカ大会予選で最も多くのパスを供給したのは中村俊輔選手。451本のパスを出し、80%の成功率だった。2位は田中マルクス闘莉王選手の446本。3位は遠藤保仁選手の402本だった。ブラジル大会予選では遠藤選手が609本で最多。2位の長谷部誠選手の489本を大きく上回る数値だった。3位は香川真司選手の369本だった。
©JFA
※データスタジアム株式会社の試合データを元に記事を構成しております