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イラク代表を上回る成績で、アジア2次予選のグループFを首位通過したタイ代表は、最終予選の初戦でサウジアラビア代表と対戦。終了間際の失点で0-1で敗れると、続く日本代表とのホームゲームでも、原口元気、浅野拓磨にゴールを許し、0-2と完封負けを喫した。
UAE代表との第3戦では今予選初ゴールが生まれたものの、相手に力の差を見せつけられて1-3と完敗。2次予選でも対戦したイラク代表との第4戦では、相手のストライカー、アブドゥル・ラヒームひとりに4ゴールを奪われる不甲斐ない戦いで、0-4と大敗を喫した。
4連敗と早くも後のない状況に追い込まれたタイは、ホームで行われた第5戦のオーストラリア代表戦で、ようやく初の勝点を得る。先制される苦しい展開も、ティーラシル・デーンダーの2ゴールで逆転に成功。その後に追いつかれたものの、2-2で引き分け、勝点1を確保した。
写真提供:Getty Images
もっとも5戦を終えて1分4敗で最下位と苦しい状況に変わりなく、悲願のワールドカップ出場の可能性は限りなく小さくなっている。