サウジアラビア代表に次ぐ2位で3次予選を勝ち上がってきたUAE代表は、アジア最終予選の初戦で日本代表と激突。11分に本田圭佑選手のゴールで日本が先制するも、20分にアハメド・ハリル選手が直接FKを叩き込み、1-1の同点に。さらに後半立ち上がりの54分にPKを獲得すると、これを再びアハメド・ハリル選手が落ち着いて決めて逆転に成功。その後の日本の猛攻を耐え凌ぎ、2-1と日本のホームでアップセットを演じた。
続くオーストラリア代表との一戦では、75分のケイヒル選手のゴールに泣き、0-1と敗戦を喫するものの、第3戦のタイ代表とのホームゲームでは、攻撃陣が機能。マブフート選手の2得点などで、3-1とタイを一蹴している。
しかし勢いに乗って迎えた第4戦のサウジアラビア代表戦では、終盤に失速。立て続けに3ゴールを許し、0-3と完敗。それでも第5戦のイラク代表戦では、今予選で好調を維持するアハメド・ハリル選手の先制ゴールで流れを掴むと、終盤にも1点を追加して2-0と快勝を収めた。
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5試合を終えて、3勝2敗の勝点9。日本と1ポイント差の4位につけている。カギを握るのは5試合で4得点を挙げるアハメド・ハリル選手。前回対戦でも2得点を決めたこのストライカーをいかに封じるかが、日本にとっての重要なテーマとなりそうだ。