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13日にアジア最終予選で日本と対戦するのがイラク代表。すでにワールドカップ出場の可能性がなくなっているものの、昨年10月に埼玉スタジアム2002で行われた一戦では日本を大いに苦しめただけに、油断できない相手であることは間違いない。
アジア最終予選におけるイラクは、初戦でオーストラリアに0-2と完敗を喫すると、ホームで行われた第2戦では、先制しながらも試合終盤に2つのPKを与えて、1-2と逆転負け。第3戦でも日本を最後まで追い詰めながら、終了間際に山口蛍選手に豪快なミドルを突き刺され、1-2と敗戦。開幕3連敗と苦しいスタートとなった。
©JFA
ホームで行われた第4戦では、アブドゥルラヒーム選手がひとりで4得点を奪う活躍を見せ、4-0とタイを撃破。最終予選初勝利を挙げたものの、続くアウェイでのアラブ首長国連邦(UAE)戦では0-2と敗れた。
第6戦では、ホームでオーストラリアと対戦し、1-1とドロー。直近の第7戦では敵地でサウジアラビアに0-1と敗れている。ここまでの戦績は1勝1分5敗の勝点4で、グループBの5位に沈んでいる。
ただし、政情不安で自国開催ができないながら、ホームゲームに限れば、1勝1分1敗の五分の成績。今回の日本戦の会場となるイランのパス・スタジアムでは1勝1分と負けていない。警戒したいのは、ここまで5得点を挙げているアブドゥルラヒーム選手。日本が押し込むことが予想されるなか、このストライカーに隙を与えないことが肝要となる。