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フィジカルフィットネスプロジェクト~SBSカップ国際ユースサッカーにおけるGPSデータ紹介

2022年09月22日

フィジカルフィットネスプロジェクト~SBSカップ国際ユースサッカーにおけるGPSデータ紹介

JFAフィジカルフィットネスプロジェクトでは、アンダーカテゴリー日本代表のトレーニングと試合時における運動強度のモニタリングを行っています。今回は、U-18日本代表が出場した2022 SBSカップ国際ユースサッカーでのGPSデータを紹介します。

今大会は40分ハーフで行われ、U-18日本代表は1勝2分(2PK負け)で3位という結果でした。ここで紹介するデータは、チーム全体の平均値となっています。(途中交代した選手は、代わりに入った選手のデータを用いて、80分としています。)

前後半合わせた総移動距離(Total)を見てみると、第1戦のU-18ウルグアイ代表戦では9797.7m、第2戦の静岡ユース戦では9580.8m、第3戦のU-18ウズベキスタン戦では10038.6mでした。1分あたりの総移動距離はそれぞれ112.6m、111.4m、118.1mでした。

また、高強度ランニングと考えられる時速14km以上での移動距離は、それぞれ2107.7m、2092.8m、2358.9mでした。総移動距離に対する時速14km以上での移動距離の割合は、それぞれ22.4%、22.0%、24.6%でした。時速24km以上のスプリント回数の平均はそれぞれ6.3回、6.4回、10.0回となっています。

大会の日程上、1戦目と2戦目は連日で行われ、3戦目は中1日空けて行われました。2日目(2戦目)の静岡ユース戦の移動距離が、ウルグアイ戦と比較して少し低い値となっているのは、連戦の影響もあるかもしれません。その一方で、U-18ウズベキスタン代表戦では3試合目に関わらず、移動距離が最も多く、総移動距離に対する時速14km以上での移動距離の割合も高くなっています。勝利することが優勝への絶対条件だったこともありますが、中1日のリカバリーではあえてボールを使わず、有酸素でのランニングも実施しないことを選択し、休養に努めました。

フィジカル測定結果

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