FCひがしジュニア　後半一気の逆転で念願の全国大会出場を決める！

小杉サッカークラブ　2-3(前半1-0、後半1-3)　FCひがしジュニア

JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会　富山県大会の決勝が11月1日(日)、富山県五福公園五福陸上競技場で行われました。

気温は20℃、曇りの中で行われた決勝戦は全国大会初出場を目指すFCひがしジュニアと、5年ぶりの出場を目指す小杉サッカークラブとの対戦となりました。

決勝までの4試合を得点11、失点2と抜群のフィジカルを誇る選手達を擁し、サイドを起点とする攻撃を展開するFCひがし、一方、決勝までの4試合を得点15、失点1と攻守バランスの取れたタレントを擁し中盤でのパスワークで崩す小杉SC、タイプの全く違うチーム同士の対戦となりました。また、両チームは前年度新人戦の決勝戦でも対戦し、その時は2-0でFCひがしが勝利しています。

試合序盤はFCひがしが前線から厳しいプレスをかけ、小杉SCのDFラインを押し下げるというゲームプランを選手達がしっかりと実行し、小杉SCのパスワークを封じこめます。しかし、小杉SCも相手のサイド攻撃を受けながらもゴール前では人数を掛けてブロックをつくり、FCひがしにフリーな体制でのシュートを打たせません。

好ゲームが展開される中、11分には小杉SC村上達郎選手がFKからロングシュートを放ちますが、FCひがしGK山﨑碧翔選手がナイスセーブでこれを阻みます。続く13分、小杉SC荒木将太朗選手が、センターDF2人の間で上手くパスを受け、振り向きざまに迷わず打ったシュートはGKの頭上を越えゴールイン。小杉SCが待望の先取点を奪います。18分、反撃にでたFCひがし牛島幸大選手がペナルティ付近から左足でシュートしますが右に外れ、ゴールを捕らえることは出来ません。前半を小杉SCが1点リードで折り返します。

後半、小杉SC村上選手のキックオフ直後のシュートが惜しくもクロスバーを直撃。何としてでも早い時間に追いつきたいFCひがしの選手達のボールへのアプローチが速くなり、ペースをつかみ始めた25分、FCひがしのシュートを小杉SCのGKがはじいたところを見逃さず井澤哲平選手がゴールに押し込み同点に追いつきます。FCひがしは勢いのまま、小杉SCが気を取り直す隙を与えません。26分、FCひがし近藤悠登選手が左サイドから切れ込み強烈なゴールを決めて、一気に勝ち越します。更に攻勢を強めるFCひがしは28分、黒田和希選手が今度は右サイドから突破し、相手チームを突き放す追加点を決めます。その後もFCひがしの勢いが止まらず、誰もがこのままのスコアで終わるのではないかと思い始めた36分、小杉SC荒木選手がコーナーキックをゴール前で合わせ今日2点目を決め、1点差に詰め寄ります。小杉SCも最後まであきらめずゴールを目指しますが、FCひがしは受け身にならず、最後まで攻撃の手を休めることなく3-2のまま試合は終了。FCひがしジュニアが逆転で初の全国大会への念願の切符を手に入れました。

監督・選手コメント

安田芳一 監督（FCひがしジュニア）
前回の決勝は悔しい負け方をした。今は勝ったと言うよりやっとタイトルを手に入れる事が出来たという思いです。先制はされましたが不安は無く、早い時間帯に追いつけた事が一番の勝因です。昨年度新人戦チャンピオンとして臨んだ大会、選手達には大きなプレッシャーとなったはず。全国大会では伸び伸びとプレーさせてあげたいです。

黒田和希 選手（FCひがしジュニア）
とっても嬉しいです。ゴールを決めた瞬間、これで勝ったと思いました。安田監督に教わった事を全て出し切って、富山県1位を取ったので、全国1位も取りたいです。

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  準優勝：小杉サッカークラブ
• 
  3位：FC南星スポーツ少年団
• 
  4位：ヴァリエンテ富山ジュニア

開催期間

中央大会

10/03(土)〜11/01(日)

決勝会場

富山県五福公園五福陸上競技場

出場チーム

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日程・結果