徳島県
田宮ビクトリーサッカー少年団が激戦を制し、2年連続6回目の全国大会出場を決める
田宮ビクトリーサッカー少年団 1-0(前半0-0、後半1-0) 那賀川SC
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 徳島県大会の決勝が11月28日、徳島市球技場で行われ、2年連続の優勝を目指す田宮ビクトリーサッカー少年団と初優勝を目指す那珂川サッカークラブの対戦となりました。
試合開始直後、那賀川SCの岸本実選手が田宮ビクトリーの選手二人をドリブルで抜き去りクロスボールを入れると、ゴール正面に走り込んだ岡本悠寿選手がボールを落とし、藤澤選手がシュートを放ちますが、田宮ビクトリーの選手3人掛かりで囲みシュートをブロック。序盤から両チームの闘志がぶつかります。3分、田宮ビクトリーの近藤鉄将選手が左サイドでボールを受け、ペナルティーエリアに進入し左足を振り抜きますが、シュートはゴール右へ外れます。4分、那賀川SCが左サイドからの攻撃で得たスローインに、藤澤選手が決勝まで温存してきたロングスローで得点のチャンスをつくります。ゴール前で待つ長身の湯浅輝翔選手が頭で合わせますが、ゴールを捉えることは出来ません。
直後のカウンターで、田宮ビクトリーの近藤選手が、右サイドのドリブル突破からコーナーキックを獲得。蹴られたボールにゴール正面の麻植秀太選手がヘディングで合わせますが、GKが正面でキャッチします。13分、田宮ビクトリーの近藤選手が右サイドからドリブル突破、ペナルティーエリア内で右足のつま先でタイミングを外してシュートを放ちますが、GK奥村豪旺選手がセービング。更に弾いたボールを山本謙選手がダイレクトでシュートするものの、ボールはゴールの上に外れました。
17分には右サイドから、那賀川SCの藤澤選手がロングスローで、ペナルティーエリア内の湯浅選手にボールを収め、素早く反転して相手をかわしシュートを放ちますがゴールポストに弾かれます。互いに決定機を決めきれず、そのまま前半が終了します。
後半も両チーム共に一進一退を繰り返す展開が続く中、徐々に田宮ビクトリーがペースを掴みはじめた29分、田宮ビクトリーの近藤選手が右サイドでボールを受け、コーナー付近で囲まれるもドリブルで3人を抜き去り、ゴール正面に走り込む一宮優聖選手へグラウンダーのパス。一宮選手がダイレクトに放ったシュートがゴールネットを揺らし、待望の先制点となります。
那賀川SCは湯浅選手を前線に上げて、反撃を試みます。アディショナルタイムに入り、那賀川SCもロングスローから決定機をつくりますが、田宮ビクトリーのGK上手達人選手がビッグセーブ。ゴール上に反応良く弾き出し得点を許さず、そのまま試合終了。1-0の激闘を制した田宮ビクトリーサッカー少年団が2年連続の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
小田耕市 監督(田宮ビクトリーサッカー少年団)
田宮ビクトリーとしては、全国大会に2年連続(過去出場も含め6回目)出場できる事になり、まずはスタッフ、後援会、OB、OGの皆様のお陰と思っております。決勝戦は狙い通り後半に点が取れ、1対1の争いなど、球際に負けない戦いができました。全国大会でも、チームカラーとなる「闘魂サッカー」の精神で、一人一人が、自分自身の最高のプレーができるよう、頑張ってほしいと思います。
近藤鉄将 選手(田宮ビクトリーサッカー少年団)
決勝戦ではチーム一丸となって狙い通りの縦に早いサッカーができ勝つ事が出来ました。全国大会では持ち前の闘魂サッカーで予選リーグ突破を目指し頑張ります。
一宮優聖 選手(田宮ビクトリーサッカー少年団)
決勝点を取れてよかったです。全国大会では、6歳上の兄の記録を更新したいと思います。その為には、一試合一試合で得点を取りたいと思います。
優勝 | 田宮ビクトリーサッカー少年団 |
---|---|
準優勝 | 那賀川SC |
3位 / 4位 | 沖洲フットボールクラブ / ESPERANZA FC |
努力賞 | ESPERANZA FC |
グッドマナー賞 | 山川少年サッカークラブ |
準優勝:那賀川SC
3位:沖洲フットボールクラブ
4位:ESPERANZA FC