佐賀県
王者の風格 サガン鳥栖U-12が盤石の試合運びで９年連続優勝を飾る
サガン鳥栖U-12 4-0(前半4-0、後半0-0) FCソレイユ
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会佐賀県大会の決勝戦が11月29日、西多久多目的運動広場で行われました。前日より冷え込んだ寒空の下、サガン鳥栖U-12とFCソレイユの対戦となりました。
サガン鳥栖は、予選から準決勝まで30得点を挙げ、持ち前の得点力が爆発。一方のソレイユは、準決勝で強豪のPLEASURE SCをPK戦で破るなど、粘り強い戦いぶりで決勝まで駒を進めてきました。
試合が始まると、序盤からサガン鳥栖が持ち前の攻撃力を前面に押し出してペースをつかみチャンスをつくります。序盤はソレイユのGK松本也己選手のナイスセーブなどで必死に耐えていましたが、７分にサガン鳥栖のセットプレーから試合が動きます。大前七楠音選手が放ったコーナーキックがGKの頭上を大きく超えたところを米湊勇弥選手がヘディングで決め先制します。更に、14分には清水法生選手が、18分には再度米湊選手が、同じく大前選手の精度の高いコーナーキックに合わせて追加得点を決めました。さらに、１８分にはソレイユのクリアミスを逃さず、サガン鳥栖清水選手が落ち着いてゴールし前半を終え、サガン鳥栖が4点のリードで折り返します。
後半も勢いのままサガン鳥栖の一方的な展開になるかと思われましたが、ソレイユは苦しい展開ながらも粘りのディフェンスで無失点に抑えながら、反撃のチャンスを伺います。３９分にはファールによってフリーキックを獲得したソレイユ安武蒼葉選手が見事なシュートを放ちましたが、サガン鳥栖GK永野春樹選手のスーパーセーブで得点を奪うことはできません。サガン鳥栖の集中力は途切れることなく、そのまま試合終了の笛が鳴り響きました。サガン鳥栖U-12が盤石の試合運びで９年連続で全国大会への出場を決め、王者の風格を見せつけました。
| 優勝 | サガン鳥栖U-12 |
|---|---|
| 準優勝 | FCソレイユ |
| 3位 | 川副少年サッカークラブ / PLEASURE SC RED |
| 努力賞 | 小城フットボールクラブ |
準優勝：FCソレイユ
3位：川副少年サッカークラブ
3位：PLEASURE SC RED
