奈良県
YF NARATESOROがライバル対決を制し、2年ぶりの全国大会出場を決める!
ディアブロッサ高田FC U-12 0-2(前半0-0、後半0-2) YF NARATESORO
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 奈良県大会の決勝が11月15日(日)、橿原公苑陸上競技場で行われました。
気温13℃、快晴の中で行われた決勝は、ディアブロッサ高田FC U-12とYF NARATESOROという前回大会決勝と同じ県内ライバル同士の対戦となりました。ディアブロッサは準々決勝をPK戦、準決勝を延長戦で勝利、一方のNARATESOROも準々決勝、準決勝ともに1点差で勝利し、両チームとも接戦を制してここまで勝ち上がってきました。
試合は立ち上がりからシュートを放ちペースを握ったNARATESOROが早い守備と得意のパスワークで試合を支配し、チャンスを作っていきます。一方、守備の時間が長く続くディアブロッサもボールを奪うとカウンターから得意のドリブルでゴールを目指します。
前半7分にディアブロッサの梶山龍雄馬選手がドリブル突破で相手のファウルを誘うと、そのFKを九鬼絆斗選手が直接狙いますがクロスバーを直撃。その後、12分にNARATESOROの宮崎元暉選手が豪快なミドルシュートを放ちますが、こちらもクロスバー直撃となり得点には至りません。双方とも守備が安定し一進一退の状態で無得点のまま前半終了となりました。
後半が始まり、NARATESOROが前半と同じくキックオフから攻勢に出ます。すると21分、立て続けにコーナーキックを獲得。2本目のコーナーキックを尾嵜叶空選手が上手く頭で合わせてゴールを決め、NARATESOROに待望の先制点が入ります。その後勢いに乗るNARATESOROがペースをつかみボールを保持しながら、何回もチャンスを作っていきます。ディアブロッサも懸命に守り追加点は許しませんが、なかなかボールを奪うことができず、上手く攻撃につなぐことができません。
攻撃の手を緩めないNARATESOROは37分、途中出場の溝口昊選手が相手ディフェンスの裏に抜け出し、そのままゴール左隅に流し込み2点目が入ります。ディアブロッサも諦めずに最後まで戦いましたが、そのまま試合は終了し、良い時間帯に先制点と追加点を奪ったYF NARATESOROが2-0で勝利。ライバル対決を制し、2年ぶりの全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
杉野航 監督(YF NARATESORO)
立ち上がりは少し硬さがありましたが、いつも通りの力が出せました。上手くコンビプレーやサイドを使い、個々の長所が出せた試合でした。全国大会では、楽しみたいと思います。
西村水岐 選手(YF NARATESORO)
去年、決勝戦で負けたので、先輩たちの借りを返せました。全国大会では、ベスト8以上を目指して頑張りたいです。
尾嵜叶空 選手(YF NARATESORO)
得点を決めることが出来てうれしかったです。全国大会では、ベスト8以上を目指したいです。
優勝 | YF NARATESORO |
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準優勝 | ディアブロッサ高田FC U-12 |
3位 | 奈良クラブジュニア / アスペガス生駒フットボールクラブ |
努力賞 | アスペガス生駒フットボールクラブ |
準優勝:ディアブロッサ高田FC U-12
3位:奈良クラブジュニア
3位:アスペガス生駒フットボールクラブ