宮城県
前半の4ゴールで圧倒したベガルタ仙台ジュニアが大会3連覇!
岩沼西SSS 0-4(前半0-4、後半0-0) ベガルタ仙台ジュニア
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 宮城県大会の決勝が11月15日(日)、みやぎ生協めぐみ野サッカー場で行われました。決勝は3連覇を狙うベガルタ仙台ジュニアと、22年ぶりの全国大会出場を狙う岩沼西SSSの対戦となりました。両チームは1年前の「5年生大会」でも県大会決勝で対戦しており、再び優勝を狙う岩沼西に対し、リベンジを狙うベガルタで試合は行われました。
雲ひとつない快晴の中で迎えた一戦、立ち上がりに勢いを見せたのは岩沼西でした。開始早々の1分にドリブルで仕掛けたMF高橋侑太朗選手が豪快な右足シュートを放ちますが、これはわずかに枠を外れてしまいます。対するベガルタは開始3分にMF吉原希音選手が中央突破から左足でシュートを決め、ベガルタが最初のシュートチャンスを得点につなげて先制します。これで勢いに乗ったベガルタは、続く5分には左CKからニアで合わせたMF吉原選手のヘディングシュートで追加点を挙げ、17分には左CKからファーに飛び込んだFW佐々木亮選手のヘディング弾で3点目、さらに20分には右からの折り返しをMF松岡大翔選手が左足ダイレクトでシュートを決め、ベガルタ仙台が4-0と一気に得点を重ねる形で前半を折り返します。
後半もリードした勢いのまま、広くピッチを使いボールを優勢にキープするベガルタ仙台はスピード感のあるサイド攻撃からチャンスを伺います。まずは1点を返したい岩沼西もFW磐井麗空選手、MF林大和選手を軸とした攻撃陣のコンビネーションや、DF安田夏唯杜選手のフリーキックなどから決定機を作り出しますが、ベガルタ仙台の守備陣もあと一歩のところで失点は許しません。その後得点は動かず、ベガルタ仙台が前半に挙げた得点を守り切り、4-0で試合終了。前半のゴールラッシュでベガルタ仙台ジュニアが3年連続11回目の全国大会出場を勝ち取りました。
監督・選手コメント
福田直人 監督(ベガルタ仙台ジュニア)
本大会のテーマ「ピッチこそ、僕らのホームだ」に「鹿児島こそ、僕らのピッチだ」を県大会にのぞむチームテーマとして加え戦ってきました。選手達は大いにそれを表現してくれたと思います。このような状況下でピッチで試合ができることに感謝しつつ、全力で全員で全国大会に挑みたいと思います。
石山葉琉 選手(ベガルタ仙台ジュニア)
岩沼西との決勝が決まって、(5年生大会の)リベンジをして全国に行くという強い気持ちで臨みました。全国では強いチームがたくさんいますが、チーム一丸となっていい結果を残し、個人としても1試合で必ず1ゴール1アシストを決められるように頑張ります。
吉原希音 選手(ベガルタ仙台ジュニア)
チームのために、最後まであきらめないプレーを見せることができました。全国大会ではグループリーグを突破し、1試合1試合勝利を狙ってプレーしたいです。自分の持ち味である1対1の勝負をどんどん仕掛けて毎試合得点を取りたいです。
今野太朗 選手(ベガルタ仙台ジュニア)
(1年前の)5年生大会では0-1で負けた岩沼西には、絶対にリベンジしたいと思っていました。今年はコロナで大会が無い中で、一丸となって強いチームになろうとチームでの練習に励みました。昨年のベスト4、その上を目指して全国大会を戦いたいです。
優勝 | ベガルタ仙台ジュニア |
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準優勝 | 岩沼西SSS |
3位 / 4位 | ACジュニオール / 塩釜FCジュニア |
努力賞 | 岩沼西SSS |
グッドマナー賞 | ACジュニオール |
準優勝:岩沼西SSS
3位:ACジュニオール
4位:塩釜FCジュニア