岩手県
FC Growsが激闘を制し、全国大会初出場を決める!
FC Grows 2-0(前半1-0、後半1-0) ヴァレンテとおのサッカースポーツ少年団
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会岩手県大会の決勝が10月18日、いわぎんスタジアムで行われました。
気温18℃、薄雲りの中で行われた決勝戦は、全国大会初出場を目指すFC Growsと9年ぶり3回目の全国大会出場を目指すヴァレンテとおのサッカースポーツ少年団の対戦となりました。
試合は、両チームともに積極的なプレーで序盤から動きます。2分、Growsのコーナーキックをヴァレンテ菊池希瑠選手がボールを奪いカウンター。千田翔夢選手とのワンツーからゴールに迫りますが、懸命に戻ったGrows袴田優羽地選手の好守により得点に至りません。直後の3分、左サイドでボールを奪ったGrows久慈敬大選手のサイドチェンジを受けた北俣絢都選手がワンタッチで前線へ。ディフェンダーを振り切りフリーとなった袴田選手が冷静にゴールを決め、待望の先制点を奪います。その後、一進一退の攻防が続きますが、前半はそのまま終了します。
同点に追いつきたいヴァレンテは後半開始から積極的にゴールを目指し試合を優位に運びます。22分、24分と立て続けにペナルティーエリア付近でフリーキックを得ますが、得点することができません。ヴァレンテが攻勢を強め、ペースをつかみ始めていた29分、Growsが一瞬の隙をつきます。コーナーキックのクリアボールを拾ったGrows川村凛空選手からペナルティーエリア内でフリーとなっていた高橋優嗣選手にパスが通り、これをワンコントロールからシュート。枠を捕らえていましたが、これはヴァレンテGK昆蒼太選手のナイスセーブで得点に至りません。ヴァレンテは32分にゴールやや左20mの付近でフリーキックを獲得しますが、菊池倖征選手のシュートはクロスバーを叩き、惜しくも同点を逃します。試合終了間際の40分、Grows右サイドのスローインから袴田選手がゴール前へ持ち込み藤原春弥選手にボールをスイッチ、これを切り返しからシュート。ボールはGKの手をはじき、そのままゴールへ。Grows待望の追加点が決まりました。ヴァレンテも1点を返そうと最後まで懸命にプレーしますが、そのまま試合終了。
FC Growsが2対0で激闘を制し、チーム創立7年目で初の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
佐々木豪臣 監督(FC Grows)
決勝戦は、我々のサッカーができませんでしたが、個人の力で局面を打開してチャンスを作り、得点できたのは成長です。大会を通じてフリーキックからの1失点の守備陣の頑張りも大きかったです。
高橋優嗣 選手(FC Grows)
先制点は早い段階で取れて良かったのですが、自分たちのプレーを思うようにさせてもらえず苦しい時間帯もありました。苦しい中でもみんな落ち着いてプレーできたことが良かったです。
藤原 春弥 選手(FC Grows)
序盤は自分たちがボールを支配し決定機を多く作りましたが、なかなか決めきれなかったです。しかし最後に自分で一点決めることができて良かったです。
優勝 | FC Grows |
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準優勝 | ヴァレンテとおのサッカースポーツ少年団 |
3位 / 4位 | ヴェルディサッカースクール岩手U-12 / Mario Vitoria FC |
努力賞 | Mario Vitoria FC |
グッドマナー賞 |
準優勝:ヴァレンテとおのサッカースポーツ少年団
3位:ヴェルディサッカースクール岩手U-12
4位:Mario Vitoria FC