石川県
創設7年目、念願の初優勝!!
ツエーゲン金沢U-12が激戦を制し、全国大会の出場を決める
ツエーゲン金沢U-12 4-0(前半3-0、後半1-0) 符津スポーツ少年団サッカー部
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 石川県大会の決勝が11月3日、金沢市民サッカー場で行われました。
この時期にしては肌寒く、寒風が吹き荒れる中、勝てば初優勝のツエーゲン金沢U-12と5年前に全国でベスト4まで勝ち上がった経験のある、符津スポーツ少年団サッカー部の戦いが始まりました。互いにつなぐサッカーでここまで勝ち進み、技術レベルの高い選手がそろった中で好ゲームが期待されました。
試合は立ち上がりから、ピッチの幅と奥行きを上手く使うツエーゲンが優位にゲームを進め、8分、ゴール前に走り込んだ岸新大選手に新村羽琉選手が見事にパスを合わせ、ツエーゲンが先取点を奪いました。
その後も攻撃の手を緩めないツエーゲンは11分に相手スローイングのボールをはね返し、ミドルレンジに流れたボールを永井杜和選手が右足で蹴り込み、2点目のゴールを決めました。
符津も必死のディフェンスで、相手ボールを奪うシーンも多々見られましたが、プレッシャーの早い相手ディフェンスに苦戦し、ボールが繋がらない場面もあり、ディフェンスの時間が長くなります。
15分にはツエーゲンのコーナキックで、ニアサイドからファーサイドに流れた永井選手がダイレクトボレーで落ち着いて3点目のゴールを決めました。
後半に入ってもツエーゲンのペースは変わらず、符津も相手ボール奪取からゴールに近づくシーンも見られ、白熱した展開が繰り広げられました。
30分ぐらいから大粒の雨がピッチ上に降り注がれ、スリッピーなコンディションに変化した中、試合終了間際39分にツエーゲンの牧野翼選手がミドルレンジからシュートを放ち、一旦はゴールキーパの手に収まったように見えたボールが、雨の影響でグローブを弾きそのままゴールに流れ込みました。
このまま試合は終了し、4-0でツエーゲン金沢U-12が初の全国大会の出場を決めました。
監督・選手コメント
伊藤将大 監督(ツエーゲン金沢U-12)
この大会中、選手たちはプレーや気持ちの面ですごい成長を感じました。
1年間努力したこと、自分や仲間、応援してくれていた人たちを信じてプレーした結果が優勝に繋がりました。
新村羽琉 選手(ツエーゲン金沢U-12)
ツエーゲン金沢の歴史を作れて嬉しいです。
全国大会では、石川県代表として頑張ります。
永井杜和 選手(ツエーゲン金沢U-12)
ずっと練習していた形で点がとれて嬉しいです。
チームを助けることができ良かったです。
岸新大 選手(ツエーゲン金沢U-12)
チームに勢いをつける先制点を取ることが出来て良かったです。
ミーティングで話していたプレーによって得点できて嬉しいです。
優勝 | ツエーゲン金沢U-12 |
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準優勝 | 符津スポーツ少年団サッカー部 |
3位 / 4位 | セブン能登ジュニア / 苗代スポーツ少年団サッカークラブ |
努力賞 | 符津スポーツ少年団サッカー部 |
準優勝:符津スポーツ少年団サッカー部
3位:セブン能登ジュニア
4位:苗代スポーツ少年団サッカークラブ