福岡県
福岡西フットボールアカデミー、県中央大会初出場、初優勝で初の全国大会へ!
福岡西フットボールアカデミー 3-2(前半2-1、後半1-1) BUDDY・FC
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 福岡県大会の決勝が11月21日、北九州市にあるミクニワールドスタジアムで行われました。
快晴の下、福岡県代表を決める決勝は、中央大会初出場にして決勝まで勝ち進んだ福岡西フットボールクラブアカデミーと、4度目の全国大会出場を狙うBUDDY・FCの対戦となりました。
前半、福岡西はトップのスピードを生かした縦に速い攻撃でゴールを目指しますが、BUDDYの堅い守備に阻まれシュートを打つことが出来ません。それに対し、BUDDYはピッチを広く使う両サイドからの攻撃で相手守備を崩そうとしますが、福岡西の守備に阻まれ、こちらも決定機をなかなか作ることができません。一進一退の攻防が続く中、先制したのはBUDDYです。14分、熊本陸斗選手が左サイドからゴール前に素早いクロスを入れると、ボールはそのままゴールに吸い込まれます。先制点によってBUDDYの攻撃に勢いが出ましたが、福岡西は落ち着いてサイドからの攻撃に対応、自分たちの攻撃のチャンスを伺います。17分、福岡西はフリーキックのチャンスを獲得すると、キャプテン大野廉門選手が直接ゴールを狙います。これが見事に決まり同点に追いつくと、ここから福岡西の攻撃が一気に加速しました。そして19分、中盤で奪ったボールを小澤康太選手がドリブルで持ち込みシュート、ゴールが決まり福岡西が逆転して前半を終了しました。
後半開始直後の22分、相手のパスをカットした福岡西は、原田蓮太郎選手が距離はありましたが思い切ってロングシュート、これがゴールをとらえリードを2点と広げました。このまま福岡西ペースになるかと思いましたが、BUDDYもこのままでは終わりません。慌てずにサイドを使った攻撃で立て続けにシュートを放ち反撃にでます。34分に1点返しますが、福岡西GK田中利玖選手の好セーブにも阻まれ、その後は追加点を挙げることなく試合終了を迎えました。
福岡県中央大会初出場の福岡西フットボールアカデミーが、集中力を切らさない見事な試合運びで初めての全国切符を手に入れました。
監督・選手コメント
長谷川洋平 監督(福岡西フットボールアカデミー)
サッカー選手として、そして人として成長するために、これまで厳しいトレーニングに励んできた子どもたち。そんな子供たちが、普段からの取り組みをこのような成果に結び付けてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。これまでチームで磨いてきた「状況に対応する力」を発揮し、選手個々がさらに成長できる全国大会にしたいです。
大野廉門 選手(福岡西フットボールアカデミー)
キャプテンとして、常に「気持ちをつなぐ!」ことを大事にしています。今日の決勝戦では、チーム全員が最後まで気持ちをつなぐことができ、それが勝利につながったと思います。小さいころから目標にしていた全国大会に出場することができ、今はうれしい気持ちでいっぱいですが、すぐに気持ちを切り替えて、大会に向けてしっかり準備したいです。
小澤康太 選手(福岡西フットボールアカデミー)
僕はスピードを生かしたプレーが得意なので、今日は思い切って相手ゴールに向かいました。相手の守備が堅く、思うようにドリブルできない場面もありましたが、みんながつないだボールを得点につなげることができてよかったです。全国大会でもスピードを生かしたドリブルで得点したいです。
原田蓮太郎 選手(福岡西フットボールアカデミー)
試合中は、苦しい場面がたくさんあったけれど、「負けるものか!」と必死にボールを追いかけました。ミドルシュートを打った時も、「ここで絶対に決める!」と強く思いました。みんなで最後まで頑張れたことが、今日の勝利につながったと思います。全国大会でもゴールを決めたいです。
優勝 | 福岡西フットボールアカデミー |
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準優勝 | BUDDY・FC |
3位 | オリエントFCU-12 / IBUKI北九州 |
努力賞 | 千早サッカークラブ U-12 |
準優勝:BUDDY・FC
3位:オリエントFCU-12
3位:IBUKI北九州