秋田県
飯島南FCが激闘を制し、14年ぶり4回目の全国大会へ
飯島南FC 0-0(前半0-0、後半0-0、延長前半0-0、延長後半0-0)PK4-3 仁井田レッドスターズ
JFA 第44回全日本U-12サッカー選手権大会 秋田県大会の決勝が10月25日(日)、にかほ市仁賀保グリーンフィールドで行われました。気温は14度、曇り時々晴れのち雨と天候が目まぐるしく変わり、強い風の中、決勝戦は14年ぶり4回目の優勝を狙う飯島南FCと11年ぶり4回目の優勝を狙う仁井田レッドスターズの対戦となりました。
試合はどちらも3-3-1のフォーメーションでキックオフ、拮抗した一戦になりました。開始直後の1分、飯島南が仕掛け、仁井田ゴール前へ攻め込みます。クリアボールを拾った飯島南DF久保亮太選手がロングシュートを打ちましたがゴールを捕らえることは出来ません。その後は仁井田が永澤柊太選手のドリブルから何度もチャンスをつくりますが、飯島南GK牧野澪音選手がナイスセーブを連発してゴールを割らせず、そのまま前半が終了します。
後半開始早々の21分、右サイドで得たFKに飯島南・武田優太選手が直接ゴールを狙いますが、バーを直撃。後半も飯島南・武田選手、仁井田・永澤選手を中心に相手ゴールを狙いますが、両チームともにGKを中心に粘り強い守備で、0-0のまま延長戦へ突入します。延長戦でも互いにゴールを目指して相手ボールを奪い、両者が一歩も引かない一進一退の攻防が続きましたが、タイムアップ。PK戦へと突入します。PK戦は、仁井田の先行で始まり、両チームともに3人目まで成功。迎えた4人目、仁井田が失敗の後、飯島南・牧野選手が落ち着いてゴールを決め、激闘に決着がつきました。
この結果、飯島南FCが14年ぶり4回目の全国大会出場を決めました。最後まであきらめずに戦った両チームに対し、会場から大きな拍手が送られました。
監督・選手コメント
石井直人 監督(飯島南FC)
3年生の頃から今まで、優勝を目指して全員で努力をし続けた結果が報われて大変うれしいです。全国大会ではグループリーグ突破を目指して、秋田県代表として頑張りたいです。
牧野澪音 選手(飯島南FC)
今までの日々の努力が報われて優勝することができ、とてもうれしいです。全国大会では1点でも失点を少なくして、1点でも多く取りたいです。
武田優太 選手(飯島南FC)
2年生の時から優勝を目指して努力を続けてきました。全国大会では得点にこだわって、チームの勝利につなげたいです。兄の全国大会1得点の記録を超えるように頑張りたいです。
優勝 | 飯島南FC |
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準優勝 | 仁井田レッドスターズ |
3位 / 4位 | スポルティフ秋田アミーゴス / ブラウブリッツ秋田U-12 |
努力賞 | 仁井田レッドスターズ |
準優勝:仁井田レッドスターズ
3位:スポルティフ秋田アミーゴス
4位:ブラウブリッツ秋田U-12