チーム紹介
福島ユナイテッドFC(6年ぶり10回目)
チームからのコメント
2002年にJリーグ入会を目指すサッカーチームをつくるために「福島夢集団」を結成し、08年に現在の福島ユナイテッドFCにクラブ名を改称。その後、東日本大震災による存続の危機を乗り越えて、14年に悲願のJリーグ入りを実現しました。ユナイテッドのクラブ名通り、チーム・選手・スタッフ・サポーター、そして福島が“一つ”となり、福島の発展・活性化のために福島市、会津若松市、伊達市、国見町、桑折町、川俣町を中心とする全県で活動しています。
チーム紹介
福島市を拠点に置く、今季はJ3でも上位につけるほど好調。宿敵であるJ3いわきFCとの福島ダービーを制し、6年ぶりの本大会出場にこぎ着けた。今季より指揮を執るのは現役時代ジュビロ磐田などで活躍した元日本代表MF服部年宏監督。
守備は失点が少なく、元日本代表のベテランGK山本海人、DF河西真を中心に粘り強く抑え込む。攻撃は新戦力のFW高橋潤哉、攻守の要のFW森晃太が牽引する。今季躍進の鍵だ。
福島予選の決勝は、0―0の前半、攻め込まれた時間帯をしのぐと終盤の好機を確実にものにした。後半は体を張った守りでいわきの攻撃をはね返した。新型コロナウイルス感染などによる選手の離脱や直前のリーグ戦の敗戦をチーム一丸となって乗り越えた。
服部監督は「自分たちが信じ、積み上げてきたサッカーを出し切りたい」と本戦での活躍を誓う。
(福島民報)