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センサリールーム設置プロジェクト 日比野克彦教授×北澤豪さん×播戸竜二さん座談会動画公開中
2022年01月20日
2021年12月19日(日)に国立競技場で行われた天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会決勝。劇的な結末となったこの試合の会場には、特別な部屋が用意されました。
日本サッカー協会(JFA)は、東京藝術大学の『DOOR(アート×福祉の人材育成プロジェクト)』との共同で「センサリールームプロジェクト」を立ち上げ、センサリールームの設置に向けた準備を進めてきました。
センサリールームとは、遮音や照明の光量を落とすなどの工夫を施し、発達障がいや感覚過敏等の症状のあるお子さんとご家族が一緒に安心してスポーツ観戦や映画などを楽しめる部屋を指します。同プロジェクトは「障がいのある方々の困難な体験環境をアートで解決する」ことをテーマにしており、決勝当日のセンサリールームにはボールのようなデザインのドームやロッカールーム風のリラックスボックス、ピッチを模したクッションなど、受講生たちが企画・発案し、プロの手も借りて制作したアイテムが設置されました。
今回のプロジェクトについて、監修を務めた日比野克彦教授(JFA社会貢献委員会委員長/東京藝術大学美術学部長)と日本障がい者サッカー連盟(JIFF)会長/JYDアンバサダーの北澤豪さん、JFAアスリート委員/SDGs推進チームメンバーの播戸竜二さんが座談会を行いました。プロジェクトを始めた経緯や受講生が制作した作品の紹介、芸術と福祉との関わり、サッカーとアートについてなど、さまざまなテーマについて語り合っています。
「当たり前にできることができない当事者にしてみれば、部屋があることで夢がかなうことになる」という日比野教授の言葉を聞いた北澤さんは「学生など、若いうちからそういうことに関わる経験が必要」と感想を語り、播戸さんは「他にもいろいろな取り組みについてどんどんシュートを打ち、ゴールを決めていきたい」と今後に期待を寄せました。
この座談会の様子はJFATVで公開中です。ぜひご覧ください。
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