国際女性デーに愛と幸福の象徴であるミモザの花を贈る海外の習慣に着想を得て、ミモザの花をデザイン化。3月8日を、サッカーに関わる全ての女性が輝く日にしたいという思いから、女性たちがしなやかに、軽やかに活躍する姿を、ミモザの花をイメージしたドット(水玉)で表現しました。
『世界でいちばんフェアな国になろう』
「JFAのバリュー」に掲げる「フェア」を用い、誰もが自分の夢に向かってチャレンジできる社会を広げていこうという決意をこのスローガンに込めました。日本が世界に誇るフェアプレーの精神を体現し、性差や年齢、人種、障がいの有無などにかかわらず、誰もが、サッカーをする、見る、参加する機会を享受できる環境づくりに取り組んでいきます。
公益財団法人日本サッカー協会 会長 宮本恒靖
近年、DEI――「多様性(Diversity)」「公平性(Equity)」「包括性(Inclusion)」の重要性が叫ばれ、社会は、DEIを推進することによって明るい未来を切り開いていこうと動き出しています。
われわれ日本サッカー協会(JFA)は、女子サッカー/スポーツがジェンダー平等や女性活躍社会推進の一翼を担うと考えています。そこで2019年に国際女性デーの3月8日を「女子サッカーデー」に定め、毎年、WEリーグをはじめとする女子サッカーの関連団体や都道府県サッカー協会、Jリーグ、Fリーグ、あるいは外部団体などと共に全国各地でフェスティバルやイベントなどを開催してきました。2024年4月には、障がい者やLGBTQ、人種、貧困などマイノリティーを含むあらゆる人々にサッカーに親しめる多様な機会と選択肢を届けるため、「アクセス・フォー・オール宣言(AfA)」を行いました。
スポーツには、「見る」「する」「参加する」「支える」など、多様な関わり方があります。ぜひ、この女子サッカーデーを機に多くの皆さん――特に、最近スポーツから離れているといった女性やサッカーをしたことがないという女の子たちに参加していただき、体を動かすことのすがすがしさやサッカーの面白さ、サッカーを通じた社会活動などを知っていただきたいと思います。一歩踏み出すことで新たな価値観や新しい世界が開けるかもしれません。
公益財団法人日本サッカー協会 女子委員長 佐々木則夫
2025年、なでしこジャパン(日本女子代表)は史上初の外国人監督であるニルス・ニールセン新監督の下、新たな一歩を踏み出しました。日本が再び世界一を獲るためには、トップレベルの強化はもちろん、女子サッカー界全体で「見る」「する」、そして女性指導者や審判員、運営スタッフなどの「関わる」、全てを前進させる必要があります。
その基盤となるのが、今年の重点テーマに掲げた「普及」です。WEリーグ発足により、プロ選手というキャリアや海外トップリーグへの飛躍といった可能性が広がった今、一人でも多くの女の子にサッカーの魅力や楽しさを伝え、サッカーとともに歩める場を提供したいと考えています。2022年に開始した普及施策「JFA Magical Field Inspired by Disney」はこれまで全国50会場でのべ5,000人が参加。地域の各種フェスティバルにも毎回、多くの女の子が集まってくれていますが、キッズ年代でサッカーに触れた子どもたちがその後「サッカーがしたい!」と思ったときにいつでも身近に楽しくボールを蹴れる場所がある、そんな日常を目指しています。
今年もJFA女子サッカーデーをきっかけに、性別や年齢、障がいの有無などにかかわらず誰もがサッカーにアクセスできる環境づくりを促進し、皆さんの笑顔と新しい絆が生まれることを期待しています。さあ、みんなでサッカーを楽しみましょう!
公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
一般社団法人日本フットボールリーグ(JFL)
一般社団法人日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)
一般財団法人全日本大学サッカー連盟(JUFA)
一般財団法人全日本大学女子サッカー連盟(JUWFA)
一般財団法人日本ビーチサッカー連盟(JBSF)
公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)
一般社団法人日本フットサルトップリーグ(Fリーグ、女子Fリーグ)
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)
SAMURAI BLUE(日本代表) 森保一 監督 ▶コメント(近日公開)
U-22/U-21日本代表 大岩剛 監督 ▶コメント(近日公開)
なでしこジャパン(日本女子代表) 熊谷紗希選手 ▶コメント(近日公開)
2019年よりアディダス・JFA共同プロジェクトとして発足した「HER TEAM」。女子中学生がサッカーをする機会が少ない状況を改善するために企画されたプロジェクトで、本プロジェクトから30チームが新たに誕生し、多くの女子選手がサッカーを続ける機会を得ました。5年目を迎えた2025年は、昨年に続き各チームが東西の各会場で合同トレーニングや試合を行い、仲間とのつながりをつくる場を提供します。
<東会場>
日程:2025年3月29日(土)
会場:高円宮記念JFA夢フィールド(千葉県千葉市美浜区美浜11)
<西会場>
日程:2025年3月22日(土)・23日(日)
会場:J-GREEN堺(大阪府堺市堺区築港八幡町145)
全国各地で、「JFA女子サッカーデー」に際するイベントを実施します。
都道府県 | 開催日 | イベント名 | ホームページ |
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北海道 | 1月12日(日) | 元なでしこジャパン・ドイツワールドカップ優勝メンバー 山郷のぞみさんに学ぶ「GKクリニック・講演会」 | 詳しくはこちら |
岩手県 | 3月8日(土) | JFA女子サッカーデー in 宮古 ファミリーサッカー体験会 | 詳しくはこちら |
秋田県 | 3月1日(土)・2日(日) | JFA女子サッカーデー2024秋田 in ニプロハチ公ドーム | 詳しくはこちら |
山形県 | 3月15日(土) | スポーツやろうよ 山形県女子サッカー | 詳しくはこちら |
栃木県 | 3月9日(日) | JFA女子サッカーデー/キッズリーダー養成講習会(女子コース) | 詳しくはこちら |
栃木県 | 3月9日(日) | JFA女子サッカーデー/キッズリーダー養成講習会(女子コース) | 詳しくはこちら |
栃木県 | 3月9日(日) | JFA女子サッカーデー/ガールズ・レディースエイト | 詳しくはこちら |
千葉県 | 11月30日(日) | JFA女子サッカーデー2025千葉 in 幕張 | |
東京都 | 2月11日(火祝)・22日(土) | 女子審判研修_東京都レディースシニア(マザーズ)大会 | 詳しくはこちら |
山梨県 | 2月8日(土) | JFA女子サッカーデー in やまなし | 詳しくはこちら |
新潟県 | 2月8日(土)・15日(土) | JFA女子サッカーデー2025 in 三条 | |
富山県 | 3月2日(日) | コラーレTOYAMAなでしこサッカーフェスティバル2025 | 詳しくはこちら |
石川県 | 3月16日(日) | JFA女子サッカーデー2025 | 詳しくはこちら |
静岡県 | 2月23日(日) | JFA女子サッカーデー | 詳しくはこちら |
岐阜県 | 3月8日(土)・9日(日) | JFA女子サッカーデー in 東海U-15女子サッカーフェスティバル2024岐阜 | |
京都府 | 3月7日(金)・8月(土) | JFA女子サッカーデー in 第27回京都女子サッカーフェスティバル | 詳しくはこちら |
奈良県 | 3月20日(木祝) | レディースガールズサッカーフェスティバル | |
鳥取県 | 3月2日(日) | JFA女子サッカーデー2025 鳥取ダイハツガールズサッカーフェスティバル | 詳しくはこちら |
広島県 | 3月1日(土) | JFA女子サッカーデーイベント | 詳しくはこちら |
徳島県 | 3月15日(土) | JFA女子サッカーデー ウォーキングフットボールイベント | 詳しくはこちら |
愛媛県 | 3月1日(土) | JFA女子サッカーデー2025愛媛 | 詳しくはこちら |
高知県 | 3月2日(日) | JFAレディースサッカーフェスティバル | 詳しくはこちら |
福岡県 | 2月1日(土)・16日(日) | JFA女子サッカーデー「走ってはいけない!ウォーキングフットボール」 | |
福岡県 | 2月1日(土)・16日(日) | JFA女子サッカーデー「女性3級審判昇級研修会」 | |
佐賀県 | 3月2日(日) | JFA女子サッカーデー/レディース&ガールズサッカーフェスティバル | 詳しくはこちら |
長崎県 | 3月9日(日) | (1)親子で協力!サッカー運動会(2)ウオーキングサッカー(3)レフリー講座 | 詳しくはこちら |
宮崎県 | 3月16日(日) | 女子サッカーデー・フェスティバル | 詳しくはこちら |
鹿児島県 | 2026年2月7日(土) | JFAフットボールデー2025鹿児島県 in 姶良・伊佐女子サッカーフェスティバル | |
沖縄県 | 3月16日(日) | JFA女子サッカーデー2024沖縄 高校・大学交流サッカーフェスティバル(仮) | 詳しくはこちら |
※各イベントの詳細については、主管する都道府県サッカー協会にお問い合わせください。
JFAと47都道府県サッカー協会では、年間を通し各地でイベントを開催しています。サッカー未経験者の方でも気軽にご参加いただけるプログラムも用意しています。
詳細はこちら
初めてボールに触れる女の子への向き合い方や接し方がわからず、指導現場で戸惑いを感じるという声も多く寄せられています。そこで、女の子対象のイベントを実施するサッカー関係者に向けて、指導方法や必要なサポート・コミュニケーションのポイントを学べる機会を設けました。同じ悩みを抱える仲間とともに解決の糸口を見つけ、学んだ内容を指導現場で活用いただきたいと考えています。
日程:2025年3月8日(土)
会場:高円宮記念JFA夢フィールド
対象:女の子を集めたフェスティバル(イベント)にスタッフとして入ることがある人※指導者資格不要
内容:
講義(10:00~12:00)
・JFAの普及事業に関して
・メンタルから学ぶスポーツ初心者の女の子に対する教え方(土屋裕睦/大阪体育大学)
実技(13:00~16:00)
・JFAコーチによる指導実践前の講義
・JFAマジカルフィールドInspired by Disney なでしこひろば“Second Touch”での実践(小学1~3年生の女の子80名程度、ゲスト:宮間あやさん)
「JFA女子サッカーデー」にあわせ、JFA職員を対象に「Dライセンスコーチ養成講習会」を開催します。サッカーについての技術的な知識の向上を目指すとともに、女子サッカーをテーマとする講義を行って、女子サッカーに関する情報や知識を日々の業務に活かすことを目的としています。
日程:2025年3月10日(月)10:00~18:30
会場:高円宮記念JFA夢フィールド
U-16/U-17/U-19日本女子代表の「強化・育成資金」を集めるためのクラウドファンディングを実施しています。皆さまのご支援により、若い選手に高いレベルの試合環境を提供し、将来、なでしこジャパンの主力となる選手を育成・強化して日本女子サッカーを「再び世界一」に導くために実施するものです。
名称:なでしこジャパン、再び世界一へ! 日本の未来を輝かせる選手たちを応援しよう
協力:株式会社CAMPFIRE
期間:2025年2月3日~3月31日(月)
資金使途:U-16/U-17/U-19日本女子代表の育成・活動資金
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[追加施策]地域の女子チームの起案促進支援
同期間中、地域女子チームの起案を促進するために、女子チームの過去の事例紹介や起案相談窓口を用意。女子サッカーに注目が集まるタイミングで地域の女子チームの資金調達を支援したいと考えています。
女子サッカーの発展のため、2024年に取り組んだ内容をまとめたレポートを公開しています。
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なでしこジャパンに象徴されるように、日本女子サッカーには「ひたむき」「芯が強い」「明るい」「礼儀正しい」など多くの魅力があります。
ぜひお近くのスタジアムで、女子サッカーをご観戦ください!
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2021年9月に創設された日本初の女子プロサッカーリーグ。2024-25年シーズンは、2024年9月14日~2025年5月17日(土)の日程で、2025年3月1日(土)・2日(日)に後半戦がスタートします。
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1989年にスタートした女子のサッカーリーグで、WEリーグ発足後は女子のアマチュア最高峰のリーグとして継続されています。1部・2部があり、2025年シーズンはともに3月15日(土)・16日(日)に開幕します。
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2017年に創設された女子のフットサルリーグで、毎年6月頃開幕します。2025年シーズンも大会概要の発表を楽しみにお待ちください。
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日程:2025年2月28日(金)~3月2日(日)
会場:よつ葉アリーナ十勝(北海道帯広市)
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日程:2025年3月7日(金)~9日(日)
会場:Jヴィレッジ(福島県楢葉町)
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日程:3月15日(土)~17日(月)
会場:時之栖スポーツセンター裾野グラウンド(静岡県裾野市)
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日程:4月6日(日)
会場:ヨドコウ桜スタジアム(大阪府大阪市)
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パネルディスカッション「女子スポーツの歩みとこれから」
トークイベント「『笑顔』の輪を広げるために、日本の女子サッカーができること、やるべきこと」
パネルディスカッション「好きを諦めない。中学女子サッカーの部活動を考える」