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SAMURAI BLUE オマーン戦に向けて準備は続く
2021年11月14日
16日(火)に行われるアジア最終予選(Road to Qatar)オマーン代表との一戦に向けて、マスカットで調整を続けるSAMURAI BLUE。13日(土)も夕方からトレーニングを行い、汗を流しました。
ウォーミングアップまではフィールドプレーヤー全員で取り組み、その後ベトナム戦に出場した選手たちは軽めのトレーニングで前日に引き続き、疲れを取り除くことに重きを置くトレーニングに。出場機会の無かった選手、交代で出場した選手たちはここから負荷をかけたトレーニングをこなしていきました。森保ジャパンの根幹となるのは素早い攻守の切り替え、プレーに多くの選手が関わること、そして高い技術と正確な判断。これらを求める狭いエリアの中でタッチ数を制限したパスゲームを、時間をかけて行い、その後は複数の選手が関わってフィニッシュへと持ち込むシュートトレーニングに取り組みました。はじめはコンビでスタートしたトレーニングは途中から守備の選手が加わり、さらに攻撃側の選手も1人加わりと次々に状況を変えながら、それぞれが相手の特長を把握した上でどういった形でフィニッシュまで持ち込むのか、無数の選択肢の中から同じ絵を描けるようにトレーニングは続きました。
あと2日トレーニングを重ね、オマーン代表との一戦に向かいます。
コメント
DF 冨安健洋 選手(アーセナル/イングランド)
ベトナム戦は勝点3が取れたことをポジティブな要素として捉えています。ただこの最終予選の試合なかなか点が取れていないので、セットプレーも含めて、求めていかなければならないと感じました。
前回のオマーン戦は、自分はメンバーに入っていませんでしたが、他の国との試合を見てもオマーンに力があることは分かっていますし、たまたま負けた訳ではないと感じました。しっかりオマーンも準備してきていましたし、戦術が浸透しているという印象を受けました。今回も簡単な試合にはならないですし、難しい局面も出てくると思います。後ろが0に抑えることで、チームを安定させられるように、僕はCBなので求めてやっていきたい。チームとしても準備からできる限りのことをやることが大事で、システムの部分で難しさはあるかもしれませんが、中の選手がポジションを変えながら工夫することで、うまく良い循環を生みたいと思っています。
勝点3が必ず必要になりますし、1試合負けている相手ということで高いモチベーションで臨みたいと思います。
MF/FW 原口元気 選手(1.FCウニオン・ベルリン/ドイツ)
個人的には今、代表で試合に出られていないので、チャンスがもらえるように練習からアピールしたいですし、次の試合に対してもすごく大きなモチベーションを持って臨んでいます。オマーンに負けた最終予選の初戦に出場していましたし、前半だけで交代したという事実があるので、自分のモチベーションが上がる要素は揃っています。この悔しさがパワーになるというのを自分自身、理解しています。
もし次の試合も4-3-3でやるとしたら、僕にはすごく大きなチャンスだと思っています。中盤3枚の形は所属クラブでもプレーしていて自分自身今、一番ポジション的にもフィットする場所だと思います。自分としてはすごくやりやすさもあり、イメージもしやすいです。チャンスだと思っています。どうなるかは分からないですが、良い準備をして、出番が来たときに結果が出せるようにします。
前回の最終予選で自分は試合に出続けていましたが、今でも同じようなプレーができると思っています。自分のことは自分が1番分かっていて、今、個人としてはコンディション的にも気持ち的にもすごく良い状態なので、ワクワクしていています。サッカー人生でキーポイントになる試合が節目、節目でありますが、日本代表でもそういう試合を久しぶりにやりたいなと思っています。ポジションを奪っていくパフォーマンスを出せるような試合を久しぶりにやりたいと思っているので、出られればそういう試合をするチャンスかなとも思っています。
MF/FW 堂安律 選手(PSVアイントホーフェン/オランダ)
怪我がありましたが絶好調です。この4週間はいろんなアプローチができるチャンスと思っていました。はじめはスピード系のトレーニングをできませんでしたが、2週間、3週間あたりから「いける」と思っていました。体を動かすのは頭であり、心なので、メンタルケアはできていましたし、シンプルにボールを蹴って楽しいと思えました。オーストラリア戦などチームの活躍を見て刺激をもらいましたし、所属クラブでも若い選手が活躍しています。刺激は与えてもらったので「次は俺の番」と思っていました。
オマーン戦に向けて「2回も同じ相手に負けられない』とみんな思っています。ベトナム戦でも勝ちましたが、手放しで喜べるとは誰も思っていませんし、次は心の底から喜べるような勝ち方をしたい。相手がブロックを敷くことは分かっていますし、自分たちが単調な攻撃に終わっているとも感じています。いろんな選手が湧き出てくるような、迫力のある攻撃をしたいと思っています。最終予選はプレッシャーもあるし、相手が引いて守ってくるのであれば変えないといけない。出られるのであれば、チームに活を入れるというか、出ている選手に刺激を与えたいと感じています。
MF/FW 田中碧 選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)
個人のプレーに関して言えば、ベトナム戦もオーストラリア戦も満足いくプレーはできていないので、もっと改善しなければと思っています。ただ、自分が出ている試合で勝ち続けているので、少しは貢献できているのかなという感覚もあります。個人としても、前回のオーストラリア戦に比べれば心の余裕が少しはありますが、正直なところ、内容を追求できるほど自分に対して余裕が無いのも事実です。最終予選のプレッシャーや、今の順位の中でメンタル的なプレッシャーも少なからずあります。試合を重ねるごとにリスクを冒すようなプレーを増やしていければ、自信もクオリティーも上がっていくと思いますし、やることでいろんなものを乗り越えていくしかないかなと思っています。オマーン戦までに練習する時間もあるので、しっかりとチームで話し合いながらできればと思います。
セットプレーのキッカーを任せていただいていますが、自分自身、これまでずっと蹴ってきた選手ではありません。何が良いボールで何が悪いのかは、今は試行錯誤している最中なので何とも言えないですが、結果的に点は入っていません。チャンスになってないのは事実なのでそれは責任を感じますし、自分のクオリティーの低さだと思っています。まずはそこのクオリティー上げることと、チームとしての約束事を成功させるボールをしっかり蹴ることが大事だと感じています。
アジア最終予選(Road to Qatar)
2021年11月16日(火) 20:00 キックオフ(日本時間 11/17(水)1:00)vs オマーン代表
会場:マスカット(オマーン)/Sultan Qaboos Stadium
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