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ニュース

シリア戦へ、ゲーム形式で調整 ~FIFAワールドカップアジア2次予選最終戦~

2016年03月27日

シリア戦へ、ゲーム形式で調整 ~FIFAワールドカップアジア2次予選最終戦~

SAMURAI BLUE(日本代表)は3月26日、2018FIFAワールドカップアジア2次予選最終戦のシリア戦(29日、埼玉スタジアム2002)へ向けて、埼玉県内で練習を実施しました。

ランニングやボールを使ったフィジカルトレーニングで体をほぐした後、ハーフコートより狭いエリアに6つのミニゴールを置いて10対10のゲーム形式を行ない、ボールサイドにチーム全体で寄せることやタッチ数を制限して素早い展開と素早い切り替えに取り組みました。

その後、サイドからクロスボールにゴール前で合わせる練習では、クロスボールのコースや入れ方などをヴァイッド・ハリルホジッチ監督が実演して手本を示す場面もあり、チームは約1時間半の練習を精力的にこなしました。

また、24日の試合に後半途中出場したFW小林悠選手(川崎フロンターレ)が負傷離脱を余儀なくされ、急きょ招集されたMF齋藤学選手(横浜F・マリノス)がこの日の練習から合流。齋藤選手は約2年ぶりの代表復帰ですが、「すんなり入れて遜色なくやれたと思う」と話し、「自分の良さを知ってもらうためにも練習からもっとやっていきたい」と意気込んでいます。

日本は24日に行われた2次予選全試合の結果、1試合を残して最終予選進出が決まりましたが、「論理的な結果だ」と話すハリルホジッチ監督は、「最終予選はもっと厳しくなる。細かい部分を修正しながら準備をしたい」と話しました。

シリアとの最終戦ではグループEの1位突破がかかっています。現在首位の日本は6勝1分け無敗で勝ち点19で、2位のシリアとは勝ち点差は1です。昨年9月の前回の対戦では日本が3-0で勝利しました。

FW本田圭佑選手(ACミラン)は、「アフガニスタン戦に大差で勝ったことは評価されるべきだが、前半30分までの戦い方を見ると、アウェイでのシリア戦やイラン戦で出た課題があまり解消されていない。厳しいところに目を向けて突き詰めていかないと」と話しました。

監督・選手コメント

ヴァイッド・ハリルホジッチ SAMURAI BLUE(日本代表)監督
最終予選進出は論理的な結果です。失敗なく進めたことは良いことですが、我々の野心はここで止まるものではありません。もっとできますし、やるべきだと思っています。最終予選ではもっと厳しくなるので、日本代表は何ができるのかをようやく見ることができます。いろいろなことにトライしていますが、攻守において、またメンタル面でも、細かな部分を修正しながら準備をしたいと思います。それが我々のアイデンティティーになるかと思いますし、ハイレベルなところでは細かなところで差がつくものです。

MF 清武弘嗣 選手(ハノーファー96)
日本にとってシリア戦はすごく大事な試合です。みんなが一つになって戦うということで日本代表はもっと強くなれると思うので、一丸となることが今のチームにはすごく必要だと思います。それが最終予選に関わってくると思います。アフガニスタン戦では、監督の出すアイデアに縛られずに自分たちで頭を柔らかく対応できました。これからもそういうことは必要だと思います。しっかり準備して、みんなが同じ方向を向いていい試合でいい点差で勝ちたいと思います。

MF 齋藤学 選手(横浜F・マリノス)
代表は久しぶりですが、監督もやり方も違っています。新しく入った選手として、自分の良さを知ってもらうためにも、練習からもっとやっていきたいですし、チャンスなので自分を向上させるためにもすごく有意義な時間にしたいです。シリアはアウェイでの前半も難しかったですし、オリンピック予選もアウェイで負けていて、簡単な相手ではありませんが、ホームなので、やりたいサッカーをやって勝たなくてはいけない試合だと思います。自分もチャンスを貰えるように練習からやりたいと思っています。

FW 本田圭佑 選手(ACミラン)
アフガニスタン戦は大差で勝ったことは評価されるべきですが、岡崎選手の1点がなかったらそういう展開になっていなかったと考えると、前半30分までの戦い方は、アウェイで戦ったシリア戦やイラン戦の課題があまり解消されてないというのが率直な印象です。アジアでは相手もやれることも限られていますが、日本人はそういう状況でも自分たちに対して厳しい目を向けて自問自答することができると思っています。自分たちがここで成長するためには、結果に一喜一憂することなく一つ一つのプレーを突き詰めて、もっとこだわりを持って、自己分析やチーム分析をしていくべきではないかと思っています。

DF 槙野智章 選手(浦和レッズ)
最終予選進出は確定していますが、シリア戦は負けてはいけないと思いますし、首位通過することが今後の日本サッカーにとっても大事なことだと思っています。サッカーが注目されるか、自分たちの手にかかっていると思います。グラウンドの上で表現したいと思います。

JFA-TV

  • 齋藤学 選手(横浜F・マリノス)インタビュー

  • 本田圭佑 選手(ACミラン)インタビュー

  • 酒井高徳 選手(ハンブルガーSV)インタビュー

スケジュール

3月21日(月) PM トレーニング
3月22日(火) PM トレーニング
3月23日(水) tbc 公式記者会見
公式練習
3月24日(木) 5-0 2018FIFA ワールドカップロシア アジア 2 次予選
兼 AFC アジアカップ UAE2019 予選

VS  アフガニスタン代表(埼玉スタジアム2002)
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3月25日(金) AM トレーニング
3月26日(土) PM トレーニング
3月27日(日) PM トレーニング
3月28日(月) tbc 公式記者会見
公式練習
3月29日(火) 19:30 2018FIFA ワールドカップロシア アジア 2 次予選
兼 AFC アジアカップ UAE2019 予選

VS  シリア代表(埼玉スタジアム2002)
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※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2018FIFA ワールドカップロシア アジア2 次予選兼AFC アジアカップUAE2019 予選

SAMURAI BLUE(日本代表) 対 シリア代表
2016年3月29日(火) 19:30 キックオフ(予定)
埼玉/埼玉スタジアム2002
テレビ朝日系列にて全国生中継/NHK-BS1にて全国生中継
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