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【対戦国情報】ボールポゼッションをベースとした攻撃的なチーム~サウジアラビア代表戦(10/7 ジッダ/アジア最終予選)

2021年10月05日

【対戦国情報】ボールポゼッションをベースとした攻撃的なチーム~サウジアラビア代表戦(10/7 ジッダ/アジア最終予選)

FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選は、スタートで1勝2分とややもたついたが、その後は地力を発揮し5連勝でグループ1位通過。アジア最終予選(Road to Qatar)では、初戦でベトナムを相手に3-1の逆転勝利を収めると、SAMURAI BLUE(日本代表)を破り意気上がるオマーンにアウェイで1-0と連勝し、グループBでオーストラリアと得失点差の2位につけている。

ここ数年のサウジアラビアサッカーの復権ぶりは目覚ましい。「緑のタカ」の異名を持つ代表チームは、前回ロシア大会で3大会ぶり5度目の出場を果たした(本大会はグループステージ1勝2敗で敗退)。U-23代表は東京オリンピック予選も兼ねたAFC U-23選手権タイ2020準優勝で、6大会ぶり3度目のオリンピック出場権をつかんだ(東京オリンピックはグループステージ3敗で敗退)。さらに名門クラブのアルヒラルが2017年と2019年のAFCチャンピオンズリーグ決勝に進出。対戦相手はいずれも浦和レッズで、2017年は惜敗したものの、2年後は雪辱を果たして初のアジア王座に就いた。

フランス人のエルベ・ルナール監督が率いるチームは、ボールポゼッションに基礎を置いた攻撃的なスタイルで戦う。アジアではボール支配率で日本を上回ることができる数少ないチームだ。2016年11月に日本がホームで2-1と勝利した前回の最終予選でも55.3%のボール支配率を記録し、やはり日本が1-0で勝ったAFCアジアカップUAE 2019のラウンド16も、決勝点を挙げた冨安健洋が「あそこまで押し込まれるイメージはしていなかった」というほどの攻勢だった。

警戒を要する攻撃陣は、ワントップのサレハ・アルシェハリ、その後方に位置するサルマン・アルファラジ、ファハド・アルムワッラドなどタレントぞろい。左サイドバックのヤシル・アルシャハラニも相手陣内深く攻撃に加わり、前述のベトナム戦では右クロスを頭で合わせて得点も決めている。左右両サイドからディフェンスラインとGKの間を狙うアーリークロスは要注意。相手ペナルティーエリア内で意表を突くヒールキックも駆使するなど、日本にとっては一瞬たりとも気を抜けない試合となりそうだ。

 

FIFAランキング:56位(アジア6位)※2021年9月6日発表
FIFAワールドカップ出場5回:1994(ラウンド16)、1998、2002、2006、2018
対戦成績:日本の9勝1分4敗(得点23、失点12)

アジア最終予選(Road to Qatar)

2021年10月7日(木) 20:00 キックオフ(日本時間 10月8日(金)2:00)vs サウジアラビア代表
会場:ジッダ(サウジアラビア)/King Abdullah Sports City

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