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SAMURAI BLUE、全選手が揃って非公開練習を実施 ~FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選~
2019年10月09日
SAMURAI BLUE(日本代表)は10月8日(火)、ワールドカップカタール2022アジア2次予選のモンゴル代表戦を2日後に控えて全選手が揃い、さいたま市内で非公開練習を行いました。
合宿2日目のこの日、所属クラブの試合の都合で到着が待たれていたDF吉田麻也選手(サウサンプトン)やDF冨安健洋選手(ボローニャFC)、MF南野拓実選手(ザルツブルク)ら海外組9人が合流しました。久しぶりの選出となったFW浅野琢磨選手(FKパルチザン・ベオグラード)FW鎌田大地選手(アイントラハト・フランクフルト)も、元気そうな姿を見せていました。
公開された練習冒頭15分の部分では、この日合流した選手たちは移動後のコンディションを考慮して、前日から参加しているメンバーとは別調整でランニングやストレッチなど軽めの内容で体を動かしました。
一方、初日から参加している選手たちは、タッチ数に制限を付けたボール回しなどに取り組みました。
その後は非公開として、戦術の確認などを行いました。
浅野選手は負傷離脱を余儀なくされた今年1月のAFCアジアカップ以来の代表復帰で、「久しぶりで緊張する」と言いながらも「自分の特長をしっかり出して、得点に絡むプレーをやっていきたい」と意気込んでいます。
モンゴルは9月に始まったアジア2次予選で2試合をいずれもホームで戦い、9月5日(木)にミャンマーを1-0で下し、10日(火)にはタジキスタンに0-1で敗れて2試合で勝点3を獲得。一方、日本は1試合少なく、ミャンマー戦の2-0勝利で勝点3を獲得し、モンゴルと並んでいますが、得失点差で上回ってグループFで2位に付けています。
モンゴルが守備的に戦ってくることも考えられますが、浅野選手は「少ないスペースの中でも一瞬の動きや相手との駆け引きが活きてくる。頭を使ってしっかりやりたい」と、試合へのイメージをすでに膨らませていました。
また、9月のキリンチャレンジカップ2019パラグアイ代表戦とアジア2次予選ミャンマー戦で連続得点を挙げている南野選手は、先週行われたUEFAチャンピオンズリーグのリバプール戦でも1ゴール1アシストをマークしました。
モンゴル戦は代表チームから試合まで2日という短期間での試合になりますが、南野選手は、「怪我もなく好調を維持できているので、そのまま試合に臨めればいい。(クラブでの)良かった経験や自信を今回代表に持ってきてプレーできれば」と話しています。
この日は今回の2試合に臨むチームの背番号が発表になり、浅野選手は15番、鎌田選手は18番を付けることになりました。それ以外のメンバーは南野選手の9番をはじめ、MF中島翔哉選手(FCポルト)が10番、MF久保建英選手(RCDマジョルカ)が17番など、先月のミャンマー戦から引き続き、同じ番号となりました。
チームは9日(水)に試合会場の埼玉スタジアムで公式練習に臨み、最終調整をします。試合は10日(木)、19:35キックオフの予定です。
選手コメント
DF #3 安西幸輝 選手(ポルティモネンセSC)
(公式戦2試合で)本当に1日1日が勝負ですし、練習で1つでも多く監督の印象に残るプレーをしなくてはいけないのですが、楽しいです。戦術練習の時間が短くて、3月当初は大変だと思いましたが、みんないい選手ですし、監督もチームでやろうと話していて、みんなで意見を言えるので問題ありません。刺激をもらっています。チャンスをもらっている以上、結果を出さなくてはいけないので、しっかり結果と向き合ってやりたいです。
DF #5 長友佑都 選手(ガラタサライSK)
予選ではレベルが違う相手との試合が続きますが、自分は白米みたいに、代表でいろいろな選手と組んだ時に、いろいろな相手と対戦する中で適応できるような柔軟性をもっと磨きたいと思います。若手を使えという意見もあると思いますが、白米も噛めば噛むほど味が出てきます。長友がいると日本代表に味が出てくる、融合していると思われるような、そういうプレーをしていきたいと思っています。
DF #16 冨安健洋 選手(ボローニャFC)
ミャンマーと対戦した時も雰囲気が違うと感じましたし、そこに慣れる必要は感じました。今回はホームで一戦目ができるのはアドバンテージだと思います。サポーターの方々がいい雰囲気を作ってくれると思うので、いい意味でそれに乗ってやれたらと思います。ゼロに抑えることはどこが相手でも一緒です。そのためにはピンチの数を減らす、隙を見せないことが大事です。
MF #9 南野拓実 選手(ザルツブルク)
チャンピオンズリーグは自分の目標の一つでもあったので、その中でプレーできていることで今シーズンすごく充実していますし、高いモチベーションを維持させてくれています。(大迫選手不在で)入った選手の特長を活かして、理解して、チームとして良いプレーをしていきたい。前線にはプレーしたことがある選手が多いので、特長は分かっています。組んだ選手と特長をお互いに意識してプレーしていければと思います。
MF #21 堂安律 選手(PSVアイントホーフェン)
クラブでは下位相手でも勝たなくてはいけない試合が多いので、勝点3をしっかり獲る難しさを感じています。それは代表にもつながると思うので、還元していきたいです。理想は前半から大量得点することですが、理想通りにいかないのがワールドカップ予選だと思います。そのことは頭の片隅に持ちながらやりたい。大迫選手がいなくても戦える、自分たちがやらなくてはいけないという気持ちがあります。誰がそこを狙っていくのか、みんなメラメラしていると思いますし、そういう気持ちでやりたいです。
FW #15 浅野琢磨 選手(FKパルチザン・ベオグラード)
今の代表チームは、攻撃で一人ひとりの創造性や自由性がすごく活きるチームだと感じています。一人ひとりの判断が求められるところでも、自由にその一瞬の判断でプレーできている印象です。そこに自分が入って簡単にはいかないと思いますが、自分の持っているものをしっかり出すだけです。新天地に行って、生き残っていくために結果を残す気持ちをもっと強く持たないといけないと感じていて、そこは代表でも貪欲に求めていきたいです。
スケジュール
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久保建英 選手(RCDマジョルカ/スペイン)インタビュー
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堂安律 選手(PSVアイントホーフェン/オランダ)インタビュー
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南野拓実 選手(ザルツブルク/オーストリア)インタビュー
2022FIFAワールドカップカタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選
SAMURAI BLUE(日本代表) 対 モンゴル代表
開催日時:2019年10月10日(木) 19:35キックオフ(予定)
会場:埼玉/埼玉スタジアム2002
タジキスタン代表 対 SAMURAI BLUE(日本代表)
開催日時:2019年10月15日(火) 17:15(日本時間 21:15)キックオフ予定
会場:タジキスタン/Republican Central Stadium
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