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UAE戦 | タイ戦 | イラク戦 | オーストラリア戦 | サウジアラビア戦 | |||||
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酒井高徳選手 | 2回 | 長谷部誠選手 | 4回 | 吉田麻也選手 | 6回 | 吉田麻也選手 | 5回 | 森重真人選手 | 3回 |
吉田麻也選手 | |||||||||
森重真人選手 | 香川真司選手 |
UAE戦ではクリアに逃げる場面はほとんどなく、わずかに8回のみ。酒井高徳選手、吉田麻也選手、森重真人選手の3人が、それぞれ2回で最多となった。タイ戦でもその頻度は少なく9回のみで、最多は長谷部誠選手の4回だった。 イラク戦では5試合で最多となる24回を数えた。最多は吉田選手の6回で、森重選手、酒井宏樹選手、酒井高選手、長谷部選手が4回ずつを記録。無理につながず、セーフティな戦い方を選択したことが窺える。守備的に戦ったオーストラリア戦でもクリアの数は23回と多かった。トップは5回の吉田選手で、攻撃的MFの香川真司選手も同じ回数を記録した。前線の選手でありながら、後方にまで戻り、守備に奔走した。本田圭佑選手、原口元気選手といった他の攻撃陣も2回ずつを記録しており、チーム全体で守り抜いた試合だったことがデータからも読み取れる。 サウジアラビア戦では12回と少なく、トップは3回の森重選手。長友佑都選手、酒井宏樹選手、吉田麻也選手と他の最終ラインの選手たちが2回ずつで続いた。
5戦合計での最多クリア選手!【吉田麻也選手:16回】
当然ながらクリアの回数は、最終ラインの選手が多くなる。1位は16回の吉田麻也選手で、2位は13回の森重真人選手。ディフェンスラインの前でピンチをつぶすボランチの長谷部誠選手が12回で3位となった。もっとも全体的にクリアの回数は少なく、チームとしてビルドアップを重視している傾向が見えた。
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過去2大会でのアジア最終予選で最もクリアの回数が多かった選手は?
南アフリカ大会予選でトップは62回を記録した田中マルクス闘莉王選手。2位は39回の中澤佑二選手で、3位は27回の内田篤人選手だった。ブラジル大会予選では27回の今野泰幸選手がトップ。2位は22回の長谷部誠選手で、3位は17回の吉田麻也選手。南アフリカ大会よりも全体的な数は少なく、ザッケローニ監督が標榜したパスサッカーをしっかりと体現していたことが分かる。
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※データスタジアム株式会社の試合データを元に記事を構成しております