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SAMURAI BLUE、カタールとの決勝へ非公開で練習~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月31日
SAMURAI BLUE(日本代表)は1月30日(水)、2日後に迫ったAFCアジアカップUAE 2019決勝のカタール戦へ向けてアブダビ市内で非公開練習を行いました。
チームは28日(月)の準決勝イラン戦を行ったアルアインから前日の午後に陸路で当地に入り、この日が2月1日(金)の決勝へ向けてアブダビでの初練習でした。
ひんやりした空気の中、夕方から始まった練習にはイラン戦で負傷により途中交代したDF酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)の姿もあり、公開された冒頭15分の部分でチームに合流して体を動かしていました。しかし、同じくイラン戦で負傷交代したMF遠藤航選手(シントトロイデンVV)の姿はなく、ホテルで静養となりました。
2大会ぶりに決勝進出を決めたチームの雰囲気は明るく、練習冒頭にピッチでの円陣で森保一監督からの話が終わると選手たちから気合を入れる掛け声がかかり、それを合図に練習がスタート。ステップやダッシュなどを繰り返してウォームアップをし、二手に分かれてのボール回しでもワンプレーごとに歓声が上がるなど、賑やかに行われました。
一方、GK陣3選手は、ペナルティエリア内から連続して打たれるシュートをテンポよくブロックする動きを繰り返して、体をほぐしていました。その後は非公開にして戦術の確認を行いました。
決勝で対戦するカタールは6大会連続10回目の出場で、初の決勝進出です。グループステージでは9日の初戦でレバノンに2-0、13日の第2戦で朝鮮民主主義人民共和国に6-0、第3戦でサウジアラビアに2-0で勝利してグループEを1位で突破すると、22日のノックアウトステージ1回戦でイラクを1-0で下し、25日の準々決勝では韓国に1-0で勝って初の4強入りを決め、29日の準決勝では開催国UAEに4-0の快勝でした。ここまで6試合連続無失点の堅守と16得点の攻撃力を誇っています。
チームを率いるスペイン人のフェリックス・サンチェス監督は、2004年にカタール政府主導で設立された将来の代表選手を養成するユース育成機関で長年指導者を務め、現代表チームの選手たちをアンダーカテゴリーから指導してきており、チームとしての連携も良く、一体感があります。
GK権田修一選手(サガン鳥栖)は、「ワールドカップへ国としての強化がアジアカップ決勝進出で、つながっていると思う。やりたいことがチームみんなでできている」と警戒しています。
DF塩谷司選手(アルアイン)も「点を獲る選手がいて、守備も固い。すごく良いチーム」と話し、所属クラブでのAFCチャンピオンズリーグでの対戦経験からカタールサッカーのレベルアップを指摘。「カウンターは狙ってくると思う。リスク管理をしっかりして、したたかに、賢く、走るところなどサッカーのベースとなるところで上回っていくことが大事」と話しています。
カタールとの対戦は、2011年カタール大会準々決勝での対戦(3-2)以来で、通算対戦成績は2勝4分2敗です。日本は勝てば2大会ぶり大会史上初の5度目の優勝となります。
試合はアブダビのザイードスポーツシティスタジアムにて、2月1日(金)18:00(日本時間23:00)キックオフの予定です。
選手コメント
GK #12 権田修一 選手(サガン鳥栖)
相手はやりたいことがチームみんなでできていると思います。僕たちは隙を作らないことが必要ですし、チームみんなで連動するところ、みんなで1つのボールに絡んでいくところは日本の長所だと思うので、それをどれだけ見せられるかだと思います。今大会でいろいろな試合をやってきましたが、そのいろいろなことを次の試合で出さなくてはいけない。森保ジャパンで積み上げてきたものを全員で出せればと思っています。
DF #5 長友佑都 選手(ガラタサライSK)
カタールも日本の選手も疲労はたまってきていると思うので、最後に踏ん張れるのは気持ち、精神的な部分、気力の部分で勝てるかどうかだと思います。交代選手も誰が出ても試合にすんなりと入っていて、チームの総合力を示しています。誰が出ても問題ない戦力だと思います。みんな力がついているし、成長していると思います。カタールはFWが速く、カウンターのケアをしないと一発でやられる速さがあります。ワールドカップのベルギー戦でも学んだので、そういう経験をしっかり活かしたいと思います。
DF #16 冨安健洋 選手(シントトロイデンVV)
カタールはスピードがありますし、イランよりもパスワークで崩してくるイメージがあります。19番の選手だけをケアしてもやられると思うので、みんなで守らなければいけないと思っています。相手のカウンターに対しても、周りの選手に常に声をかけて、つかせるところと自分がつくところをはっきりとしないといけないと考えています。
MF #7 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
初戦から簡単な試合ばかりではなかったですが、6試合戦ってチームの状態は非常に上向いてきていると思います。大会序盤よりもチームになった感覚はありますし、ピッチ内外でも1つのチームとして一体感を感じられるようになりました。個人としても1試合ごとに調子も試合感覚も徐々に取り戻して、今、良い状態で決勝のピッチに立てるのではないかと思っています。試合に入ってみて対応力を活かして、柔軟に相手に対してプレーしたいと思います。
MF #21 堂安律 選手(FCフローニンゲン)
チームの雰囲気はいいと思います。カタールはいい相手だと思いますし、無失点で来ているということで、楽しみな気持ちでいっぱいです。優勝するためには普段通りやることもそうですし、何か違いを見出す選手が必要だと思うので、そういう選手になっていければと思っています。プレッシャーがかかるほど楽しみです。
スケジュール
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柴崎岳 選手(ヘタフェCF/スペイン)インタビュー
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堂安律 選手(FCフローニンゲン/オランダ)インタビュー
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冨安健洋 選手(シントトロイデンV/(ベルギー)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
ノックアウトステージ 決勝:
2019/2/1(金) 23:00キックオフ(日本時間)
vs カタール代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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