ルールを知ろう!
サッカーの競技規則(ルール)は国際サッカー評議会によって、フットサル、ビーチサッカーの競技規則は、国際サッカー連盟(FIFA)によって定められ、世界の各国サッカー協会で行われる3つの競技はすべて、この競技規則を基本にプレーされています。
それぞれの違いを比較してみましょう。
大まかなルールの違い
項目 | サッカー | フットサル | ビーチサッカー |
---|---|---|---|
ピッチの大きさ(標準) | 68m×105m | 20m×40m | 28m×37m |
ピッチの表面(標準) | 芝/人工芝/ハイブリット芝 | 木、人工材質 | 深さ40cmの砂 |
ゴール | 2.44m×7.32m | 2m×3m | 2.2m×5.5m |
ボール | 5号球(U13は、4号球) | 4号球でローバウンド(U12は、3号球) | ビーチサッカー用5号球 |
シューズ | スパイク | 体育館用シューズ | はだし (サポーター着用可。ただし、かかととつま先は出さなければならない。) |
選手の数 | 11人 | 5人 | 5人 |
交代 | 最大12登録のうち5人まで(トップリーグは3人まで) | 最大9人の交代要員 | 7人 |
交代の方法 | アウトオブプレーの時審判の承認を得て3人まで | 自由(交代ゾーンを用いて) | 自由(交代ゾーンを用いて) |
審判 | 主審、副審、第4の審判 | 主審、第2審判、第3審判、タイムキーパー | 主審、第2審判、第3審判、タイムキーパー |
試合時間 | 45分ハーフ | 20分×2回 | 12分×3回 |
時間の計測方法 | ランニングタイム | プレーイングタイム | 得点後、FKやPK時、審判員が停止のシグナルをしたとき以外ランニングタイム |
(主審が計測) | (タイムキーパーが計測) | (タイムキーパーが計測) | |
キックオフ | ボールをどの方向にけってもよい | ボールをどの方向にけってもよい | 前方または空中にける |
タイムアウト | なし | 各ピリオド1回ずつ(各1分間) | なし |
ボールが出たら ・タッチラインから | スローイン | キックイン | ボールインバウンド(キックインかスローインの選択) |
・ゴールラインから | ゴールキック/コーナーキック | ゴールクリアランス/コーナーキック | ゴールクリアランス/コーナーキック |
オフサイド | 2人の守備側競技者がいない場合 | なし | なし |
直接FKとなる反則 | 相手をチャージする、飛びかかる、ける、押す、打つ、ファウルタックルする、つまずかせる、押さえる、進行を妨げる、かむ/つばを吐く、物を投げる、手でボールを扱う | 相手をチャージする、飛びかかる、ける、押す、打つ、ファウルタックルする、つまずかせる、押さえる、進行を妨げる、かむ/つばを吐く、物を投げる、手でボールを扱う | すべての反則に直接FKが与えられる(自分のハーフからのFKに対して:ボールと相手の両ゴールポスト間にGK以外入れない。相手ハーフからのFK:GK以外全ての競技者はボールより後方に位置する) |
間接FKとなる反則 | オフサイドやゴールキーパーがボールを一度放すと、もう一度手で扱えないなど | ゴールキーパーへのリターンパス、4秒など | なし |
反則の累積 | 反則は、累積されない | 直接FKに値する反則は累積され(アドバンテージを適用しても)、6つ目の反則からは10mマークなどからの壁なしのFK | 反則は、累積されない |
退場後の措置 | 補充できない | 2分経過後や得点された後に交代要員から補充できる | 2分経過後や得点された後に交代要員から補充できる |
PK方式 | 5人ずつ、その後1人毎に決着 | 5人ずつ、その後1人毎に決着 | 3人ずつ、その後1人毎に決着 |