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【JFA×CAMPFIRE】「ファイナルシーズンを盛り上げたい」Fリーグ・松井大輔アンバサダー×小野寺隆彦副理事長兼専務理事
2023年12月06日
JFAは2023年9月に「CAMPFIRE」とJFAサポーター契約を締結しました。今後、JFAならびにJFA加盟団体はさまざまな形でクラウドファンディングを行う予定です。今回はFリーグの松井大輔アンバサダーと小野寺隆彦副理事長兼専務理事に登場いただき、Fリーグのクラウドファンディングの取り組みについて聞きました。
○取材日:2023年9月22日
――Fリーグとしてクラウドファンディングを行う理由を教えてください。
小野寺 JFAと『CAMPFIRE』社さまがパートナーシップを結び、FリーグのようなJFA加盟団体に新たなビジネスチャンスが生まれたことが一つのきっかけです。JFAのサポートを受けながらクラウドファンディングができるという信用性もありますし、ぜひ新たなビジネスのやり方としてチャレンジしてみたいと思い、応募させていただくことになりました。
――現在のFリーグが抱える課題について教えてください。
小野寺 観客動員数は非常に苦しんでいるところが多いと思います。コロナ禍の影響を受けたこともあり、ディビジョン1で16万人以上を動員した2019-20シーズンの水準には戻せていません。とはいえ、2022-23シーズンには立川アスレティックFCが動員2000人以上の試合を一度達成し、湘南ベルマーレやペスカドーラ町田なども少しずつ動員を増やしています。今シーズンも町田が2000人以上、エスポラーダ北海道も3000人以上を動員する試合を行うなど、各クラブの努力によってファンの皆さんの熱気が戻りつつあると実感しています。
――松井選手はコロナ禍の真っただ中にあった2021年9月にY.S.C.C.横浜フットサルと契約されました。実際にFリーグでプレーしたときの印象はいかがでしたか?
松井 初めてのフットサルだったので自分のプレーに集中することで精いっぱいでしたが、マスクをしながら観戦してくれるお客さまが徐々に増えていきました。本拠地が横浜武道館なのですが、会場がすごくきれいで、プレーしていてすごく新鮮でしたし、面白かったですね。
――フットサルやFリーグの魅力、観戦する側にとってはどのような楽しみ方があるでしょうか。
松井 魅力はゴール間の距離が近く、シュートの威力もあるので得点が入りやすく、目が離せないところですね。僕自身がお客さんだったら、好きな選手を見つけてその選手にフォーカスしますね。北海道に室田祐希選手(10月17日に2023-2024シーズンをもっての現役引退を発表)というものすごいテクニックを持つ選手がいて、ファンタスティックなプレーを楽しめます。
――今回のクラウドファンディングで集まった支援金はどういったことに活用される予定ですか?
小野寺 12月から開催するファイナルシーズンにて、開催地域(町田・名古屋・墨田)の小学生を無料招待させていただく費用として活用させていただきたいと考えています。JFAは「2036年にワールドカップで優勝すること」をフットサル日本代表の目標として掲げています。その目標を達成するためにFリーグでは子どもたちへの普及・育成活動は欠かすことはできません。今回は、未来を担う子どもたちにFリーグを知ってもらう、フットサルに触れてもらう機会にできればと考えています。
また、ファイナルシーズンの会場もフットサルの魅力が伝わる最高の雰囲気で皆様を、子どもたちをお迎えできればと考えています。
――松井さんが思う、選手にとって最高の雰囲気とはどのような会場ですか?
松井 やはり多くのお客さまに見ていただけるとうれしいですし、演出が華やかだと、選手としてもモチベーションが高くなるのですごくいいなと思います。先ほど観客動員の話がありましたが、動員が多ければ勝ち点が1ポイント増えるとか、そういうレギュレーションがあっても面白いのかな、とか、アンバサダーとしていろいろ考えています。
――小野寺さんおすすめのリターンを教えてください。
小野寺 松井大輔アンバサダーとの親子フットサルクリニックですね。松井アンバサダーと直接ふれあい、楽しむ機会はとても貴重な経験だと思います。間近で松井アンバサダーの凄さを感じたり、一緒にプレーすることもあるかもしれませんので、この機会は逃してはもったいない!と感じています。私も参加したいくらいです(笑)参加いただいた皆様にフットサルの楽しさが伝わる機会になればと考えております。
――ファイナルシーズンに期待することを教えてください。
小野寺 優勝争い、残留争いなど、刺激が強く熱い試合が多くなると思いますが、さらに熱くするためにはお客さまの力が必要です。ぜひ会場に足を運んでいただきたいですし、今回のクラウドファンディングを通じて、これまでとは違うものを形として見せられるようにならないといけないと思っています。プレーする側、見る側、支える側が一体となり、盛り上がりに満ちたシーズンの締めくくりを迎えたいと思っています。
松井 観客の方が喜ぶこと、盛り上がることもそうですし、フットサル日本代表はAFCフットサルアジアカップ2024の1次予選をいい形で突破しましたので、代表選手たちの活躍にも期待しています。
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【Fリーグ】子供たちがフットサルに触れる機会を作り出したい!
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