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ホーム > 日本代表 > U-21 2018年 > 第46回トゥーロン国際大会 2018 > 最新ニュース一覧 > U-21日本代表 トーゴに勝利し、7位で大会を終える~第46回トゥーロン国際大会2018~

ニュース

U-21日本代表 トーゴに勝利し、7位で大会を終える~第46回トゥーロン国際大会2018~

2018年06月08日

U-21日本代表 トーゴに勝利し、7位で大会を終える~第46回トゥーロン国際大会2018~

U-21日本代表は7日(木)、第46回トゥーロン国際大会2018の7/8位決定戦でU-21トーゴ代表と対戦しました。39分に三好康児選手の得点で先制点を奪うと、守勢の時間帯も粘り強く耐え抜いて1-0で快勝。7位で大会を締めくくりました。

日本はこのトーゴ戦に向け、グループステージ第3戦から先発メンバー6名を入れ替えて臨みました。GKにオビパウエルオビンナ選手、DFに椎橋慧也選手、冨安健洋選手、杉岡大暉選手が入り、中盤には松本泰志選手、井上潮音選手、遠藤渓太選手、菅大輝選手。1トップに田川亨介選手が入り、その下に三好選手と三笘薫選手が並びました。

激しく雨が落ちる中での試合となりましたが、日本は冨安選手らディフェンスラインの選手からしっかりとボールを繋ぎ、トーゴ陣内へと攻め入ります。「体格やフィジカル面に優れた選手が多かった」(松本選手)トーゴのプレッシャーをいなしながらゴールに迫りますが、なかなか決定的に崩す場面を作るまでには至りません。

しかし迎えた前半終了間際の39分でした。相手の一瞬の隙と味方の動き出しを見逃さなかった松本選手が鋭い縦パスを三笘選手に通すと、このパスを受けた三笘選手がタイミング良く相手DFの背後へとパスを通します。これにしっかり反応していた三好選手は「意図したとおりだった」というファーストタッチから、相手GKのポジションを把握した上でのシュートで先制ゴールを奪い取りました。

後半に入ると、このままでは終われないトーゴも攻守で迫力を増し、徐々に試合の流れを相手に奪われる展開となります。「日本では感じられないシュート力」(松本)と選手も驚くような弾道のミドルシュートが日本のゴールバー、ゴールポストを相次いで叩くなど際どいシーンも作られましたが、日本の守備陣も相手の好機を巧みにブロックするなど粘り強く応戦。こぼれ球へも鋭く反応し、同点ゴールは許しません。

逆にカウンターから相手ゴールを脅かすシーンも作るなど懸命に応戦しながら試合を運び、1-0のスコアを保ったまま、試合終了のホイッスルを迎えることとなりました。初戦の敗戦が響いて準決勝進出は果たせなかった日本でしたが、そこからしっかり立て直して順位決定戦を勝利という形で締めくくりました。

横内昭展監督代行は、「選手が本当に頑張ってくれた。彼らにとっては目標にしていた舞台である準決勝という可能性がなくなり、(精神的に)難しいものがあったと思う。でも、その中でトレーニングに取り組む姿勢、この試合に向かう気持ちは素晴らしいものがあった。感謝しています」と総括。日本は第46回トゥーロン国際大会を12チーム中7位という戦績で終えることとなりました。

監督・選手コメント

横内昭展 監督代行
(体格に優るトーゴに対して)逃げずにまず戦おうと事前に伝えていました。体格差はどうしてもありますが、そこから逃げることはできません。たとえ競り勝てないことがあったとしても、しっかり自由を奪ってこぼれ球を拾う、そうした部分は徹底できていたと思います。この試合に関しては、何より失点しなかったことが一番の収穫だと思います。ただ、試合内容を思えば、やらなくてはいけないことが多いです。これはこの試合に限らず、まだまだ課題が多いと感じる大会になりました。

MF #10 三好康児 選手(北海道コンサドーレ札幌)
(得点シーンは)三笘選手は常に見てくれているので上手くいきました。センターバックとサイドバックの間のスペース、その間の開きがチャンスになるという情報は得ていましたし、やっていてもそこに隙があると感じていました。三笘選手からいいボールが来て、ファーストタッチもうまく決まったので、あとは本当に決めるだけでした。得点になるまでは、少し全員が足元、足元(のパス)ばかりになってしまっていて、背後を狙う選手、そこに出す選手のどちらも少なくなってしまっていたと思います。もっと自分たちから相手を動かす動作というか、そういう動きが出せないと、より強い相手を想定した場合にも難しいと感じました。

DF #5 冨安健洋 選手(シントトロイデンVV/ベルギー)
試合前から、まず無失点に抑えようと、オビ選手、椎橋選手、杉岡選手とは話していました。ここまでの3試合は失点が続いていたので、こうやって最後までゼロで抑えて終えることができたのは良かったと思います。後半は少し押し込まれる展開もありましたけど、みんなで体を張って守れました。ただ足の止まる時間もありましたし、もっと寄せていいところで寄せられなかったりというのはあったので、そこは自分のチームに戻ってこだわってやっていかないといけないと思います。

MF #14 松本泰志 選手(サンフレッチェ広島)
(勝利は)みんなで戦った結果だと思います。自分も起点にはなれていたと思いますが、ビルドアップのところでもう少し(ディフェンスラインに)落ちるところと出て行くところをうまく使い分けられるようにならないといけないと感じました。今大会は本当に日本では味わえないものを味わうことができましたし、日本でプレーするときにもそれを活かしていければと思います。

スケジュール

第46回トゥーロン国際大会2018
5月28日(月) 1-2 第1戦 vs トルコ(Vitrolles/Stade Jules Ladoumegue)
5月29日(火) AM トレーニング
5月30日(水) AM トレーニング
5月31日(木) 3-2 第2戦 vs ポルトガル(Vitrolles/Stade Jules Ladoumegue)
6月1日(金) AM トレーニング
6月2日(土) AM トレーニング
6月3日(日) 1-1 第3戦 vs カナダ(Fos-Sur-Mer/Stade Parsemain)
6月4日(月) AM トレーニング
6月5日(火) 未定 未定
6月6日(水) 未定 未定
6月7日(木) 1-0 7/8位決定戦 vs トーゴ(Carnoux/Stade M.Cerdan)
6月8日(金) AM トレーニング
6月9日(土) 未定 未定

※グループステージの結果により、順位決定戦あるいは準決勝への進出が決まります。
※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

第46回トゥーロン国際大会2018 組合せ

グループA:イングランド、中国、メキシコ、カタール
グループB:フランス、韓国、スコットランド、トーゴ
グループC:カナダ、日本、ポルトガル、トルコ

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