ニュース
U-21日本代表 トーゴとの順位決定戦に向けトレーニング ~第46回トゥーロン国際大会2018~
2018年06月06日
グループステージを1勝1分1敗の3位で終え、6月7日(木)に7/8位順位決定戦でトーゴと対戦することが決まったU-21日本代表は、カナダ戦翌日の4日(月)、夕方からトレーニングを実施しました。カナダ戦のスターティングメンバーはランニングやリフティングテーブルなどリラックスしながらリカバリーメニューを行い、その他の選手は約1時間ボールを使って調整しました。終盤では3対3+GK+フリーマンのシュートゲームを行い、攻撃ではシュートチャンスを逃さずにトライする意識、守備ではシュートを簡単に打たせない素早いアプローチを意識した緊張感のある集中したトレーニングが行われました。
またこの日は在マルセイユ日本国総領事館の方々がチームホテルを激励に訪れ、大会関係者の方々も招待して交流会を実施。領事館のご厚意で手巻き寿司なども振る舞われ、選手は久しぶりの日本食を楽しんでいました。武田朗総領事から、「伝統ある大会に毎年日本代表を招待していただき、大会関係者の皆様に感謝申し上げます。大会に参加しているU-21日本代表の皆さん、この大会を通じて東京オリンピック2020で好成績を収められるよう、また7日の試合も引き続き頑張ってください」と大会関係者への感謝の言葉とともに日本代表への激励の言葉をいただきました。
順位決定戦を二日後に控えた5日(火)は、午前中にトレーニングを実施。ウォーミングアップ、パスワークの後は、GKも含めた9対9+フリーマンでのパスゲームでテンポよくボールを動かし、簡単にボールを失わずにサポートの距離を意識してプレーします。最後はハーフコートのピッチサイズで8対8+フリーマン+GKでのゲームを実施。トーゴ戦を意識し、球際に強くプレスをかけてボールを奪い競り合う激しい攻防を見せていました。U-21日本代表は6日(水)に最終調整を図り、6月7日(木)16:00(現地時間)からのU-21トーゴ戦に向けてチーム全員で準備します。
選手コメント
DF #15 杉岡大暉 選手(湘南ベルマーレ)
グループステージを終えて、残念ながら準決勝に進むことはできませんでした。個人的には1戦目のトルコ戦で途中出場したときに試合を終わらせる役割を果たせずに逆転負けしてしまったことが悔しく、途中出場の難しさを痛感しました。チームとしては2戦目のポルトガルに追い込まれながらも勝つことができ、カナダ戦につなげることができましたが、あと一歩のところで得点できずグループステージを突破できませんでした。世界のレベルで戦うには、そのあと一歩が重要だと感じました。順位決定戦では内容とともに、より結果にこだわって戦い、勝って大会を終われるようにしたいです。
MF #14 松本泰志 選手(サンフレッチェ広島)
目標だったグループステージ突破、準決勝進出は叶いませんでしたが、第2戦、第3戦と試合に出場し、自分自身の中でできたプレーとできなかったプレーがはっきりして課題が見つかりました。これらを修正し、順位決定戦に試合に向けてしっかり切り替えて、勝つための準備をしていきます。
MF #17 遠藤渓太 選手(横浜F・マリノス)
グループステージでは途中交代での出場が続き、第2戦で同点ゴールのきっかけとなるパスを出すことはできたものの、準決勝に進むことができず、チームに貢献できなかった悔しい思いがあります。まだ順位決定戦が残っているので、チームの勝利に貢献できるよう、トレーニングからチームを盛り上げ、しっかり勝って日本に帰国できるようチーム全員で頑張ります。
スケジュール
第46回トゥーロン国際大会2018 | ||
---|---|---|
5月28日(月) | 1-2 | 第1戦 vs トルコ(Vitrolles/Stade Jules Ladoumegue) |
5月29日(火) | AM | トレーニング |
5月30日(水) | AM | トレーニング |
5月31日(木) | 3-2 | 第2戦 vs ポルトガル(Vitrolles/Stade Jules Ladoumegue) |
6月1日(金) | AM | トレーニング |
6月2日(土) | AM | トレーニング |
6月3日(日) | 1-1 | 第3戦 vs カナダ(Fos-Sur-Mer/Stade Parsemain) |
6月4日(月) | AM | トレーニング |
6月5日(火) | 未定 | 未定 |
6月6日(水) | 未定 | 未定 |
6月7日(木) | 16:00 | 7/8位決定戦 vs トーゴ(Carnoux/Stade M.Cerdan) |
6月8日(金) | AM | トレーニング |
6月9日(土) | 未定 | 未定 |
※グループステージの結果により、順位決定戦あるいは準決勝への進出が決まります。
※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
第46回トゥーロン国際大会2018 組合せ
グループA:イングランド、中国、メキシコ、カタール
グループB:フランス、韓国、スコットランド、トーゴ
グループC:カナダ、日本、ポルトガル、トルコ