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ニュース

フットサル日本女子代表、2連勝でグループステージ突破を決める~第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(2017/アシガバット)

2017年09月18日

フットサル日本女子代表、2連勝でグループステージ突破を決める~第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(2017/アシガバット)

第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ
グループステージ 第2戦 vs フットサル香港女子代表
2017年9月17日(日) キックオフ時間10:00(現地時間) 試合時間40分(前後半各20分)
Multifunctional Sport Venue Hall-1(トルクメニスタン/アシガバット)

フットサル香港女子代表 2-3(前半0-2、後半2-1)フットサル日本女子代表

得点
8分 関灘美那子(フットサル日本女子代表)
16分 中島詩織(フットサル日本女子代表)
23分 竹村純子(フットサル日本女子代表)
30分 失点(フットサル香港女子代表)
38分 失点(フットサル香港女子代表)

スターディングメンバー
GK:山本彩加
FP:藤田実桜、竹村純子、櫻田未来、北川夏奈

サブメンバー
GK:前原りんご
FP:加藤正美、堀田えり子、江川涼、田中千尋、関灘美那子、中島詩織、高尾茜利、坂田睦

マッチレポート

第1戦の翌日、早くもフットサル日本女子代表は第2戦を迎えました。相手は初戦でホームのトルクメニスタンに6-1と大勝した香港です。

伊藤監督は試合直前に「香港とは1勝同士の対戦だ。今日のゲームでグループステージ突破を決めよう!そのためにも正しい姿勢でこの試合に臨もう」と選手を送り出します。
開始1分で日本は北川夏奈選手がこの試合最初のシュートを右サイドから放ちますが、惜しくもサイドネット外。さらに4分、5分、6分と日本がシュートを放ちますが、ゴール前に選手を揃えて固める香港のゴールを割ることができません。

しかし迎えた8分、香港のファウルから得たフリーキックのチャンス。ゴール前ほぼ正面、中島詩織選手からのボールを受けた関灘美那子選手が蹴り込んで待望の先制点を挙げます。

さらに16分には右コーナーキックから逆サイドの中島詩織選手が合わせ、2-0として前半を折り返します。

23分には左サイドから竹村純子選手が放ったシュートが相手選手の足に当たって決まったゴールで3-0としましたが、30分、38分と失点し、香港が1点差に迫ります。しかし、残りの時間帯をキッチリと抑えた日本が勝利を収め、2連勝としました。

その後に行われた中国対トルクメニスタンの試合で中国が勝利したため、日本のグループ首位突破が確定しました。

この日はGKの前原りんご選手の誕生日でした。前原選手はチーム全員、JOC役員団、ボランティアスタッフ、そして選手棟で同じイランの選手からもバースデーソングのお祝いを受けました。

グループステージ最終戦は20日(水)、ホームのトルクメニスタンとの試合です。

監督・選手コメント

伊藤雅範 監督
3-2というスコアを見れば、今日の試合の厳しさを理解して頂けると思います。しかし、私たちは今日の試合、勝者に相応しいプレーをピッチで披露出来たと思います。そして、今日の勝利でグループリーグ1位突破を決めれたことを前向きに捉えています。

得点はすべてセットプレーからの得点でした。私たちの良さが出たと思います。フットサルではセットプレーからの得点が多いです。日本女子フットサル界の課題として、日常的にセットプレーを有効的に活用できていない側面が強いと私は考えています。シンプルな蹴り込みや相手の対応(状況)に応じた選択肢を持ったセットプレーというものが出来ていないことが多いように感じています。しかし、日本人の私たちの良さは勤勉さであり、技術の高さがあります。セットプレーは日本チームの良さとして発揮出来ると考えており、故にセットプレーからの得点は非常に重要であったと評価しています。

試合の展開は相手が守備を固め、速攻と前線のタレントを生かした攻撃で私たちに脅威を与えてきました。特に相手の6番の守備と7番の攻撃は私たちにとって大きな脅威でした。よく対応出来ていたと思いますが、最後の局面で打開出来なかった部分、そして失点の場面は個人のミスもありますが、タレントを抑えきれなかったと思います。国際大会になれば、個人で打開出来るタレントが存在します。個vs個の対決の部分。そしてタレントに対するグループでの対応が求められます。次の課題であり、準決勝、決勝では、そこを突き詰めていくことが大事になってくると思います。

最後に、試合後に次の対戦相手のトルクメニスタンの試合がありました。会場は超満員で、開催国の熱気溢れる応援は迫力がありました。20日(水)に、この素晴らしい雰囲気の中で試合が行えることを非常に楽しみにしています

FP #9 関灘美那子 選手(アルコイリス神戸)
2戦目の香港との試合はまず勝利できたことを嬉しく思います。得点シーンは、バックパスの間接フリーキックでゴールからも近かったので、落としてもらったボールを思い切って打ち込みました。攻めていたもののなかなか得点できなかった中での先制点だったので嬉しかったです。次の試合まで2日間あるので、修正点や改善点をチームで確認して試合に挑むようにしたいです。

FP #10 中島詩織 選手(FSFモストレス)
初戦から連戦で疲れも少しある中、勝ちきれたことは非常に良かったと思います。コーナーキックからの得点はキッカーのボールが良く、フリーの状態でゴールに流し込めました。セットプレーの練習を重ねてきていたので、そこから得点出来て嬉しかったです。後半に2連続失点してしまい苦しい時間帯もありましたが、乗り切れたことは今後に繋がると思います。勝ち点3を取ることができ、グループステージを突破することができて良かったです。グループステージ最後の試合はホームのトルクメニスタンと対戦するので、ホームチームの応援が多いと思いますが、しっかりと勝ち切って準決勝につなげたいと思います。

FP #11 北川夏奈 選手(丸岡RUCK)
グループステージの2試合を終了して、2勝することができました。2試合とも自分は得点できませんでしたが、中国戦で2アシストできたところは良かったと思います。2連勝できましたが、その中で課題がいつくか残っているので、グループステージ最終戦までの2日間でその部分をしっかり修正して、トルクメニスタン戦を勝ち切ってグループステージを終えたいと思います。次の試合は完全アウェーになることは目に見えているので、声が聞こえなくてもコミュニケーションを取り合って、相手をしっかり見てプレーしたいと思います。私たちの目標は優勝することです。4連覇して大会を終えられるように、あと3試合しっかり勝ちきりたいと思います。

スケジュール

第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ
9月16日(土) 5-2 グループステージ 第1戦 vs 中国
9月17日(日) 3-2 グループステージ 第2戦 vs 香港
9月18日(月) tbc トレーニング
9月19日(火) tbc トレーニング
9月20日(水) 13:15 グループステージ 第3戦 vs トルクメニスタン
9月21日(木) tbc トレーニング
9月22日(金) tbc トレーニング
9月23日(土) tbc トレーニング
9月24日(日) tbc 準決勝
9月25日(月) tbc 決勝、銅メダルマッチ3/4位決定戦
9月26日(火) tbc トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※インドネシアとベトナムが第5回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズへの出場を取りやめたため、9月14日(木)に再抽選がおこなわれ、上記のとおりマッチスケジュールが変更になりました。

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