AFC U-19選手権バーレーン2016の初戦となるU-19イエメン代表戦をいよいよ明日に控えたU-19日本代表。14日の正午過ぎ、グループCの4チームの監督による合同の公式記者会見が行われ、日本からは内山篤監督が出席しました。どの監督からも口を揃えて初戦の重要性が語られ、明日の試合に向けての意気込みをそれぞれ述べました。

チームは昨日同様、16時から明日の試合へ向け最後の調整となるトレーニングを行いました。トレーニング前のミーティングでは、内山監督から選手たちへ「心・技・体すべての面で万全の準備を整えるように」との指示があり、選手たちはその言葉通り、最高の準備を整えるべく、集中した様子で試合を想定した内容のセットプレー等を確認しました。

このU-19日本代表にとって2015年1月のチーム発足からの目標である、FIFA U-20ワールドカップ韓国2017出場権獲得（今大会の上位4チーム※）の為の戦いが、いよいよ明日から始まります。

※韓国が準決勝に進出した場合、準々決勝敗退4チームによる5位決定プレーオフが実施されます。

監督・選手コメント

内山篤 監督
明日の相手のイエメンは個々の選手のスキルに長け、スピードのあるチームという印象を持っています。今大会のような短い期間での戦いは初戦が非常に大事ですが、どのチームにもチャンスがあるので、必ず勝利し良い流れに乗りたいと思います。チーム立ち上げから約2年間しっかりと準備してきたので、あとは自信を持って試合に挑むだけです。

MF #10 坂井大将 選手（大分トリニータ）
いよいよ明日は大事な初戦です。2年前のAFC U-19選手権では23人の一人として、そして2014FIFAワールドカップブラジルでは、トレーニングパートナーとして臨み、どちらも初戦を落とした経験をしているので、今大会のような短期決戦における初戦の重要さは理解しています。明日の試合の勝利のために、チームの選手、スタッフ全員で同じ方向を向き、一丸となり戦えば僕らの良さが出て、必ず良い結果を得られると思います。選手一人一人で試合の入り方は違うと思いますが、それぞれが良い準備をして試合に臨みたいです。

DF #3 中山雄太 選手（柏レイソル）
明日の初戦で勝利して勢いをつけられるよう、ここまでチーム全体で良い雰囲気の中、良い準備をできていると思います。初戦前最後のトレーニングとなった今日も、みんなとても集中しており、それぞれの共通理解度が深まってきていると感じました。普段のJリーグとはまた違った緊張感がありますが、明日の試合がとても楽しみです。アジアチャンピオンになる為のスタートとして必ずU-19イエメン代表に勝ちたいです。

スケジュール

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※上位4ヵ国がFIFA U-20ワールドカップ韓国2017の出場権を獲得します。韓国が準決勝に進出した場合は準々決勝で敗退した4チームにより、5位決定プレーオフを実施します。

AFC U-19選手権バーレーン2016

2016年10月13日(木)～2016年10月30日(日)
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