9月10日（木）
5日目の午前は練習試合翌日の為、ボールを使用せずプールやアイスバスでコンディションの回復に努めました。協力頂いたホテルの方に感謝し、午後には成田近郊ホテルへと移動しました。

9月11日（金）
6日目の午前は成田市／中台陸上競技場にて軽めのトレーニングを行いました。ストレッチ運動から始まり、2人1組のリフティングゲーム、4対4＋2フリーマンなどで汗を流しました。最後には5人✕4チームでミニゲームを実施、どの試合も1点1点に湧き、白熱した試合が展開され、日本でのキャンプを終了しました。

出発前には元日本代表である中田浩二選手にホテルまで来て頂き、アジア予選での戦い方や雰囲気、ホテルでの過ごし方など、選手にとって大変貴重なアドバイスを頂きました。

その後、成田空港よりモンゴル・ウランバートルに出発し、無事夜ウランバートル市内のホテルに到着しました。いよいよ明日から決戦の地であるモンゴルでのトレーニングが始まります。

9月12日（土）
モンゴル到着翌日、早速2部練習を実施しました。午前中は試合会場となるMFF Football Centerでトレーニングをしました。人工芝ピッチの状況、広さ、更衣室の様子など、選手は本番を想定して雰囲気を感じていきます。菅平キャンプ同様ハートレートモニター（心拍計）を使用して脈拍を測り、自らのコンディションを確認するトレーニングから開始しました。初めて経験するモンゴルの高地で多少息が上がる選手もいましたが、チームの雰囲気も継続的に良く、選手は精力的に汗を流します。午後は会場を移してトレーニングをした「00JAPAN」は攻撃を意識した練習に時間を割きます。3人でのパス回しからスタート。足元に正確に合わせるパスの精度を高めるトレーニングから行いました。その後はハーフコートでGKを入れて3対2や4対3など、ゴール前での崩しをいかにするか、攻撃のアイデアを増やし連携を深めていきます。最後には10対10の紅白戦を行い、モンゴル初日のトレーニングは終了しました。

*「00JAPAN」：2000年以降に生まれたメンバーで構成されたU-15日本代表チームの呼称

選手コメント

DF　作田龍太郎 選手（ヴィッセル神戸U-15）
怪我で出遅れてしまった分、誰よりも挽回する気持ちでトレーニングに臨んでいます。コンディション含め早く皆に追いつきたいと思います。チームは非常に明るく、コミュニケーションも活発で一体感のあるチームです。誰もがFIFA U-17ワールドカップ2017での活躍を期待しているので、1次予選は今までやってきたことを発揮するのみです。

MF　鈴木冬一 選手（セレッソ大阪U-15）
いよいよモンゴルに入りましたが、チームの雰囲気は大変良いと思います。菅平での直前キャンプでは普段と異なりボランチのポジションでプレーすることで、パスやシュートの精度、インターセプトのタイミングを学びました。本日のトレーニングでもゴールを意識したプレーが随所に出せました。まだまだパスの質は高める必要があるので、パスを受ける相手の特徴を見極めて、試合日までに調整していきたいと思います。2戦とも全力でプレーし、必ず予選を突破したいと思います。

FW　棚橋尭士 選手（横浜Ｆ・マリノスジュニアユース）
菅平での直前キャンプでは自分の長所であるDFラインの裏への抜け出しやゴール前での予測などは発揮できました。もう少しシュートの意識やドリブルは増やす必要があると感じました。チームの雰囲気は良いので皆が個々の意識を高めることでさらにチーム力を高めていきたいです。今日のトレーニングではシュートの質が低くかったので、明日はより冷静にかつ大胆にプレーしたいと思います。ゴール前の質にこだわり、良いコンディションで初戦を迎えたいと思います。

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。