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ホーム > 日本代表 > 最新ニュース一覧 > ユニバーシアード日本代表 イランに逆転勝利で初戦を白星で飾る 第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)

ニュース

ユニバーシアード日本代表 イランに逆転勝利で初戦を白星で飾る 第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)

2015年07月04日

ユニバーシアード日本代表 イランに逆転勝利で初戦を白星で飾る 第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州) ファーストラウンド(グループC)
2015年7月2日(木)   キックオフ16:30 試合時間90分
JEONGEUP PUBLIC STADIUM(韓国/光州)

ユニバーシアード日本代表   2-1(前半0-0、後半2-1)  ユニバーシアードイラン代表

得点
46分   Seyedali FATEMI(イラン)
68分   和泉竜司(日本)
81分   澤上竜二(日本)

スターティングメンバー
GK: 福島春樹
DF: 室屋成、新井一耀、田上大地、高橋諒
MF: 松下佳貴、奥山政幸、八久保颯、小林成豪、長谷川竜也
FW: 澤上竜二

サブメンバー
GK: 前川黛也
DF: 湯澤聖人、萩間大樹
MF: 和泉竜司、木本恭生、端山豪、重広卓也
FW: 岡佳樹、呉屋大翔

交代
66分  長谷川竜也 → 和泉竜司
78分  八久保颯 → 呉屋大翔
86分  小林成豪 → 湯澤聖人

マッチレポート

2大会ぶり6度目の優勝を狙うユニバーシアード日本代表の初戦が、7月2日(木)に韓国は光州にて行われました。対戦相手のイランは、2001年以来14年ぶりとなる大会出場ということもあり、まったく未知の相手。それだけに、神川明彦監督も大会前から特に警戒していた相手でした。

前半は、徹底的に引いて守るイランに対して、どうゴールをこじあけるかという戦いに終始しました。直前合宿では守備的な相手に対しての練習も重ねてきた日本でしたが、イランの守備の固さは予想以上。MF小林成豪選手、MF八久保颯選手らが左右両サイドから何度もクロスをあげますが、相手GKにことごとく防がれてしまいます。16分には、DF田上大地選手が強烈なFKを放ちますが、これも相手GKがファインセーブ。主導権を握りながらも、攻めきれずに無得点で前半を終わりました。

試合が動いたのは後半開始直後。キックオフ直後の15秒過ぎ、立ち上がりで集中力を欠いた日本の右サイドをついて、イランの選手が先制点をあげます。しかし「失点したことで、逆に本来の守備の形を取り戻せた」と神川明彦監督は振り返ります。粘り強く足を止めずにプレーを続けることで相手の消耗を誘うと、68分、右サイドバックの室屋成選手のクロスに交代したばかりの和泉選手が頭で合わせてゴール。試合を降り出しに戻します。さらに80分には、DF高橋諒選手からのボールに合わせてFW澤上竜二選手が追加点。相手の堅い守りに苦しみながらも、2得点をあげて逆転に成功した日本が、初戦に勝利しました。

グループリーグ第2戦は、2日後の7月5日(日)に行われます。対戦相手は日本と同じく初戦に勝利したブラジル代表になります。

監督・選手コメント

神川明彦 監督
あそこまで引かれるとは予想していなかったので、選手たちはやりにくかったと思います。前半は、相手に引かれたことでちぐはぐになってしまいましたが、点を取られてから、ようやく本来の形が出せたと思います。初戦の難しい試合を、自分たちの力で逆転して勝つということは大きいですし、この勝利でまたチームが団結したと思っています。引いて守ってカウンターという戦い方は、この大会ではよくあること。その餌食にならないよう、気をつけたいと思います。

福島春樹 選手(専修大)
今日の試合は、この1年半の間に想定して行ったゲームや、ミーティングで話し合ったことが現実に起こったと感じました。後半の立ち上がりに許してしまった失点は、集中していれば何も問題がなかったと思います。そこから気持ちを切り替えて点をとりにいこうとした結果、逆転ができたのはよかったです。まだ大会は始まったばかりなので、コンディションをあげて次に臨みたいと思います。

和泉竜司 選手(明治大)
今日は、神川監督に「点を取ってこい」と言われて送り出されました。負けている状態でしたし、ゴールに直結するプレーでチームに貢献しようと意識していました。またファーストプレーで決められたことは、自分でも自信になりました。室屋選手がいいクロスをあげてくれたし、しっかり決められてよかったです。

澤上竜二 選手(大阪体育大)
ゴールシーンについては、相手のクロスへの対応があまりよくなく、マークが外れていたので、決めるだけでした。最後に決められてよかったです。苦しんだ中で勝てたという経験は大きいです。この大会では常に日本が上位の成績を残しているだけに注目度も高いと思います。注目されながら勝つということは難しいと思いますが、そこで勝てれば力になると思うので、しっかり勝ちきりたいです。

室屋成 選手(明治大)
同点ゴールをアシストしたシーンは、八久保選手が前に抜けて、クロスを上げるスペースが見えたとき、相手センターバックの後ろに和泉選手が見えました。うまく合わせられてよかったです。失点シーンではミスをしてしまったのですが、慌てることなく落ち着いてプレーしたことで、同点のアシストもできたのだと思います。大会を通じてもっとパフォーマンスをあげていきたいと思いました。

松下佳貴 選手(阪南大)
相手が引いて守る中、その隙間で受けるようなプレーがまったくできませんでした。あまりチームに貢献ができずに、不甲斐ないです。ボールを受けたいという気持ちが出て、(位置が下に)落ちてしまうところがありました。ユニバーシアードのために1年半を費やしてきました。この大会で結果を出すことが、今までやってきたことが間違いでなはないことを証明できる唯一の機会だと思うので、これまでやってきたことを信じて結果を出したいと思います。

スケジュール

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)
7月2日(木) 2-1 vs. イラン (Jeongeup Public Stadium)
7月5日(日) 11:00 vs. ブラジル (Yeonggwang Sportium Football Feild)
7月7日(火) 11:00 vs. マレーシア (Jeongeup Public Stadium)
7月9日(木)   準々決勝(グループB・1位or2位)
7月11日(土)   準決勝
7月13日(月)   決勝
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