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【Match Report】ビーチサッカー日本代表 UAE遠征 ビーチサッカーモロッコ代表との3連戦がスタート
2023年11月01日
ビーチサッカー日本代表 National Friendly Match 第一戦
日時:2023年10月31日(火) 19:30キックオフ(現地時間) 15分(ランニングタイム)×3P
会場:UAE/Dubai @UAEFA
ビーチサッカー日本代表 5(1-3、1-1、3-0)4 ビーチサッカーモロッコ代表
【得点経過】
<1p>
08分 失点(OG)
10分 失点
12分 大場崇晃(レーヴェ横浜)
14分 失点(OG)
<2p>
04分 失点
09分 上里琢文(東京ヴェルディBS)
<3p>
01分 山田貴仁(東京ヴェルディBS)
03分 松尾那緒弥(アヴェルダージ熊本BS)PK
11分 松田康佑(レーヴェ横浜)
スタートメンバー
GK 古里健
FP 茂怜羅オズ、上里琢文、大場崇晃、山田貴仁
サブメンバー
GK 河合雄介、柴本慎也
FP 松田康佑、松尾那緒弥、木船祐樹、見山龍之介、大谷陸斗
マッチレポート
FIFAビーチサッカーワールドカップのグループステージで対戦するビーチサッカーセネガル代表対策にアフリカ勢として最近力を付けてきたビーチサッカーモロッコ代表との3連戦を計画、その初戦を迎えました。
ビーチサッカーモロッコ代表は、2024年のFIFAビーチサッカーワールドカップの出場権は逃したものの直近の試合ではビーチサッカーセネガル代表をPKの末破るなどアフリカ勢特有の身体能力の高さと、強度の高いプレッシャーでビーチサッカー日本代表に襲いかかります。
また、シュートへの意識も非常に高く、多少の距離であれば威力のあるシュートが飛んできます。
1p(ピリオド)ではボールを握る時間があるものの、プレッシャーの速さにボールがずれる場面が散見されます。
ポゼッションをしてもなかなかシュートまで持って行けず決定機を作れません。逆に8分、ハーフウェーライン付近からのシュートを弾きCKを与えるとマークについていった上里琢文選手(東京ヴェルディBS)の足に当たってしまい不運のOGで先制を許します。そこからさらに続けざまに失点し0-2となり日本代表はなかなかペースを掴めません。
そんな中、12分、ピヴォのポジションに入った大場崇晃選手(レーヴェ横浜)がタイミングよくマークを剥がしボールを受けるとそのままオーバーヘッドで1点を返します。
ただ、1p終了間際連続攻撃からGKへバックパスをしたところイレギュラーバウンドでまたしてもOGにて点差を広げられてしまいます。
2pも早々に高い位置からの守備に行ったプレーがファールの判定を受けFK、GK古里健選手(レーヴェ横浜)が弾くも、モロッコ代表選手につめられ1-4と点差を更に広げられてしまします。
ただ、徐々にモロッコ代表のプレッシャーに慣れてきます。9分高い位置でキープした大場選手がフェイントからヒールキックで中央の上里選手にパス、相手を引き付け反転、左足でゴールを決めます。
3pでは、落ち着きを取り戻します。1分、古里選手に代わった河合雄介選手(東京ヴェルディBS)が持ち上がってそのままシュート、ゴール前で山田貴仁選手(東京ヴェルディBS)が頭で合わせて3-4にします。
直後、相手ペナルティーエリア内でボールをキープしていた松尾那緒弥選手(アヴェルダージ熊本BS)がファールを受けPK獲得、松尾選手が冷静に決め4-4の同点にします。
その後モロッコ代表のシュートがポストに当たる場面が2度ほどあるもののゲームは日本代表がコントロール出来るようになります。11分、守備から早いトラディションで抜け出した大場選手が大きくサイドチェンジ、走り込んだ松田康佑選手(レーヴェ横浜)が豪快なダイレクトボレーをサイドネットに突き刺し5-4と逆転。
その後は、得点チャンスをつくれないものの試合をしっかりと終わらせることができ、5-4の逆転勝ちを収めることが出来ました。
アフリカ勢特有の身体能力、シュート意識、プレッシャーの速さなど、FIFAビーチサッカーワールドカップに向けて絶好のシミュレーションが出来ていると感じます。
明日、明後日も試合をさせていただくので、より多くの経験を積みしっかりとチームの醸成を図りたいと思います。
選手コメント
GK #16 古里健 選手(レーヴェ横浜)
個人として、初めての海外遠征で初の試合だったため、学ぶことが多くありました。
練習でやっている戦術を意識してプレーし、随所に良い形も見れましたが、もっと相手に脅威を与えるような攻め方やボールの持ち方をしなくてはいけないと思いました。また、自分たちのミスで試合の流れを悪くしてしまう場面があったので、ワールドカップ優勝を目指していく上で、チームとしてそこは無くしていかなくてはいけない点だと思いました。
ワールドカップに向けて、時間も限られているので、残りの試合を有意義なものにし、悔いのないようにしっかりと準備をしていきたいです。
FP #2 見山龍之介 選手(東京ヴェルディBS)
チームとして試合の入りは良くなかったと思います。立ち上がりは相手の早いプレスや強度の高いプレーに対して自分たちのペースを作ることが難しく感じました。その中でも2-2から3-1(またはその逆)へのトランディジョンなど、チームとして意図のある戦術を積み重ねることで徐々にリズムが生まれてきて、最終的には逆転勝利に繋がったのだと思います。試合の入り方は反省するべきですが、苦しい展開の中でも逆転勝利できたことはポジティブであり自信を持ってよい部分だと捉えています。
ただ、今回のようなゲームをしないように個人としてもチームとしても成長しなくてはいけないと感じています。危機感を持って取り組んでいきたいです。何よりもまずは自分を正し、今回得た課題を今後に生かしていきます。
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