FIFA女子ワールドカップ ドイツ2011
2011年FIFA女子ワールドカップ優勝。日本女子代表がサッカー史にその名を刻む歴史的な偉業を成し遂げた。
同年3月、日本は東日本大震災という未曾有の大災害に見舞われた。計り知れない混乱と悲しみの中、なでしこジャパンは日本国民の思いと共に戦い、最後まであきらめない姿勢で優勝を勝ち取った。その戦いぶりは多くの人々に勇気と希望を与え、「なでしこジャパン」の名は国内外で大きな注目を集めた。
ドイツで開催されたこの年の女子ワールドカップで日本はグループBに入った。初戦のニュージーランド戦は6分に永里優季、68分に宮間あやが得点し、2-1で白星発進。続くメキシコ戦は澤穂希がハットトリックを達成し、大野忍の得点も加えて4-0で快勝した。グループステージ最終戦のイングランド戦は0-2で敗れたものの、2勝1敗のグループ2位で準々決勝への切符を手にした。
準々決勝の相手は、開催国であり前回王者のドイツ。試合は立ち上がりからドイツの猛攻を受ける展開となったが、守備で粘り強く対応し、90分では決着がつかず、延長戦へ突入した。108分、澤のパスを受けた丸山桂里奈が決勝点を決め、1-0で勝利。準決勝進出を果たした。
準決勝の相手は欧州の強豪スウェーデン。試合は開始10分で先制を許す苦しい展開となったが、19分に宮間のクロスから川澄奈穂美が同点ゴールを決める。さらに60分、澤が追加点を挙げて逆転に成功すると、64分には川澄が約30メートルのロングシュートを決め、3-1で勝利。決勝進出を決めた。
決勝の相手は二度の世界王者に輝いているアメリカ。この時点まで、日本はアメリカに未勝利であった。試合はアメリカの攻勢を受けながらも前半を0-0で折り返す。
後半64分に先制を許したが、81分に宮間のゴールで同点に追いつく。両者一歩も譲らず、試合は延長戦に突入。104分に再びリードを許すも、終了間際の117分、宮間のCKに澤が合わせて同点ゴールを挙げる。試合は2-2のままPK戦へ。PK戦では、GKの海堀あゆみが相手のシュートを複数回セーブする活躍を見せ、日本が勝利。初の女子ワールドカップ優勝を果たした。
この優勝は、日本女子サッカーの実力を世界に示すとともに、多くの人々に勇気と希望を届けるものとなった。
| GROUP STAGE Group E | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | チーム | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 点 |
| 1 | イングランド | 3 | 2 | 0 | 1 | 5 | 2 | +3 | 6 |
| 2 | 日本 | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | 3 | +3 | 6 |
| 3 | ○○ | 3 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 4 | ○○ | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
公式試合球
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