大会要項
趣旨
公益財団法人日本サッカー協会(以下「本協会」という)は日本国内における女子サッカーの技術向上と健全な心身の育成を図り、広く女子サッカーの普及振興に寄与することを目的とし、大学のチームすべてが参加できる大会として実施する。
名称
第30回全日本大学女子サッカー選手権大会
主催
公益財団法人日本サッカー協会、
一般財団法人全日本大学女子サッカー連盟、
朝日新聞社
主管
関西学生女子サッカー連盟、
関東大学女子サッカー連盟
後援
日刊スポーツ新聞社
協賛
株式会社モルテン、
XF / エグゼフ(株式会社アイズ・カンパニー)
日程
〈1回戦〉 2021年12月24日(金)
〈2回戦〉12月26日(日)
〈準々決勝〉12月28日(火)
〈準決勝〉2022年 1月4日(火)
〈決勝〉1月6日(木)
会場
【1回戦~準々決勝】 ※チーム関係者、保護者のみ観戦可能(要事前申請)
三木総合防災公園(兵庫県三木市)
陸上競技場/第2陸上競技場/
みきぼうパークひょうご第1球技場/みきぼうパークひょうご第2球技場
【準決勝・決勝】
味の素フィールド西が丘(東京都北区)
参加資格
- (1) 本協会に「女子」の種別で登録した加盟登録チームであり、かつ全日本大学女子サッカー連盟に加盟した大学のチームであること。尚、本大会におけるチーム名は大学名とする。
- (2) 2021年11月17日(水)までに本協会に登録(追加登録も含む)された単一大学の学生の女子選手であること。
- (3) 単一大学の選手が11名に満たない場合に限り、以下のいずれかのチーム編成での参加を認める。
1)同大学の大学院生の登録を5名まで認め、1試合3名まで出場できる。
2)同地域内の他大学の学生の登録を5名まで認め、出場できる。
3)同都道府県内の2大学による合同チームでの登録を認め、出場できる。
※1 上記1)から3)については、中心となる大学チームへの移籍の必要はないが、全日本大学女子サッカー連盟への登録義務を負う。
※2 チーム名について、上記1)と2)は中心となる大学とし、3)は両大学併記とする。 - (4) 外国籍選手:5名まで登録でき、1試合3名まで出場できる。
- (5) 移籍選手:本大会の予選を通して、選手は他のチームで参加(参加申込)していないこと。
- (6) 上記参加資格は地域予選より適用する。
参加チームとその数
参加チームは、次の次号により選出された24チームとする。
北海道:1チーム、東北:2チーム、関東:7チーム、北信越:2チーム、東海:2チーム、
関西:4チーム、中国:2チーム、四国:1チーム、九州:2チーム、
前回(第29回)大会優勝の所属地域(関東)より1チーム
※地域サッカー協会は次により参加チームを決定することができる。
① 地域大学サッカーリーグのある場合は、そのリーグの順位に従って参加チームを決定する。
② 予選会を開催するか、または推薦によって参加チームを決定する。
大会形式
ノックアウト方式(3位決定戦は行わない)
競技規則
大会実施年度の本協会「サッカー競技規則」による。
競技会規定
以下の項目については本大会の規定を定める。
- (1) 競技のフィールド
フィールド表面は平坦で常緑な天然芝であり、ピッチサイズは原則105m×68mであること。 - (2) ボール
試合球はモルテン社製ボール『ヴァンタッジオ 4900ピンク 5号(品番:F5A4900-P)』とする。
マルチボールシステムを採用する。 - (3) 競技者の数
競技者の数:11名
交代要員の数:9名以内
交代を行うことができる数: 5名以内
※試合が途切れる回数を減らすため、試合中の交代は各チーム最大3回とする。加えて、ハーフタイム時にも交代することができる。ただし、延長戦が行われる時、各チームは
・加えて、さらに1人の交代要員を用いることができる(既に最大数の交代要員を用いている、いないにかかわらず)。
・加えて、さらに1回の交代を行うことができる(既に最大の交代回数を用いている、いないにかかわらず)。
・加えて、次の交代を行うことができる。
┗延長戦が始まる前
┗延長戦のハーフタイム
ピッチ上でプレーできる外国籍選手の数:3名以内 - (4) 役員の数
テクニカルエリアに入ることができる役員の数:6名以内 - (5) テクニカルエリア:設置する
戦術的指示はテクニカルエリア内からその都度1名の役員が伝えることができる。 - (6) 競技者の用具
① ユニフォーム
a. 本協会のユニフォーム規程に基づいたユニフォームを使用しなければならない。
b. ユニフォーム(シャツ・ショーツ・ソックス)については、正の他に副として、正と色彩が異なり判別しやすいユニフォームを参加申込書(WEB登録)の際に記載し、各試合に必ず携行すること(FP・GK用共)。本協会に登録されたものを原則とする。
c. 審判員は、対戦するチームのユニフォームの色彩が類似しており判別しがたいと判断したときは、両チームの立ち会いのもとに、その試合において着用するユニフォームを決定する。
d. 前項の場合、審判員は、両チームの各 2 組のユニフォームのうちから、シャツ、ショーツ及びソックスのそれぞれについて、判別しやすい組み合わせを決定することができる。
e. シャツの前面・背面に参加申込の際に登録した選手番号を付けること。ショーツの選手番号についてはつけることが望ましい。
f. ユニフォームの色、選手番号の参加申込締切日以後の変更は認めない。
g. ユニフォームへの広告表示については本協会「ユニフォーム規程」に基づき承認された場合
のみこれを認める。 - (7) 試合形式
① 試合時間
90分(前後半各45分)
② ハーフタイムのインターバル
原則として15分(前半終了から後半開始まで)
③ 試合の勝者を決定する方法(試合時間内で勝敗が決しない場合)
1回戦~準々決勝:PK方式により勝者を決定する。
準決勝、決勝:20分(前・後半10分)の延長戦を行い、なお決しない場合はPK方式により勝者を決定する。
延長戦に入る前のインターバル:5分間
PK方式に入る前のインターバル:1分間
④ アディショナルタイムの表示:行う - (8) その他
① 第4の審判員の任命:行う
② 負傷者の対応:主審が認めた場合のみ、最大2名ピッチへの入場を許可される。
懲罰
- (1) 本大会の予選は懲罰規定上の同一競技会とみなし、予選終了時点で未消化の出場停止処分は本大会において順次消化する。ただし、警告の累積による場合を除く。
- (2) 本大会は、本協会「懲罰規程」に則り、大会規律委員会を設ける。
- (3) 大会規律委員会の委員長は女子大会部会長とし、委員については委員長が決定する。
- (4) 本大会期間中に警告を2回受けた選手は、次の1試合に出場できない。
- (5) 本大会において退場を命じられた選手は、自動的に次の1試合に出場できず、それ以降の処置については大会規律委員会において決定する。
- (6) 本実施要項に記載事項にない懲罰に関する事項は、大会規律委員会にて決定する。
表彰
- (1) 優勝以下第3位までに表彰状ならびにメダルを授与する。
優勝チームには優勝杯を授与し、次回までこれを保持せしめる。 - (2) フェアプレー精神の育成・向上のため、フェアプレー賞を本協会選考基準に従い選考しトロフィーおよび副賞を授与する。フェアプレー賞はチーム単位とし、ベスト4に進出したチームの中から選考される。
その他
大会要項に規定されていない事項については女子大会部会において協議の上決定する。