大会要項
趣旨
公益財団法人日本サッカー協会(以下「本協会」という)は、日本国内における女子サッカーの技術向上と健全な心身の育成を図り、広く女子サッカーの普及振興に寄与することを目的とし、全国高等学校体育連盟の所属チームと、日本クラブユースサッカー連盟の所属チームが対戦する、U-18年代女子チームの真の日本一を決定する大会として実施する。
名称
JFA U-18女子サッカーファイナルズ2024
主催
公益財団法人日本サッカー協会
主管
公益財団法人東京都サッカー協会
協賛
JFAオフィシャルトップパートナー | JFAオフィシャルサプライヤー |
---|---|
キリンホールディングス 株式会社 |
アディダス ジャパン 株式会社 |
JFAコンペティションパートナー | |
株式会社モルテン、ニチバン株式会社 |
日程
開催日:
2024年9月16日(月・祝)
会場
AGFフィールド(東京都)
参加資格
- (1) 本協会に「女子」の種別で登録した加盟登録チームであること。
- (2) 上記(1)のチームであり、大会参加申込締切日(2024年9月5日)までに登録された選手であること。
- (3) クラブ申請制度の適用:
本協会により「クラブ申請」を承認された「クラブ」内のチームに所属する選手(複数人可)については所属チームから移籍することなく、上記(1)のチームで参加することができる。ただし、参加する選手については以下のすべてを満たしていること。
① 上記(2)を満たしていること。
② 下記種別区分のチームに所属していること。
参加チームの種別区分 | 同一「クラブ」内のチーム登録種別区分 |
---|---|
WEリーグ・なでしこリーグ・一般・大学 | 高校・クラブ(高校生)・中学・クラブ(中学生)・(男子)2種・(男子)3種 |
高校・クラブ(高校生) | 中学・クラブ(中学生)・(男子)3種 |
- ③ 本大会の予選を通じて、他のチームで出場していないこと。
参加チームとその数
令和6年度全国高等学校総合体育大会の優勝チーム[ 大会結果はこちらへ ]
第6回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)の優勝チーム[ 大会結果はこちらへ ]
合計:2チーム
大会形式
ワンマッチによるノックアウト方式
競技規則
大会実施年度の本協会「サッカー競技規則」による。
競技会規定
以下の項目については本大会の規定を定める。
- (1) 競技のフィールド
フィールド表面は平坦で常緑な天然芝またはハイブリット芝であり、ピッチサイズは原則105m×68mであること。 - (2) ボール
試合球はモルテン社製ボール『ヴァンタッジオ 4900 芝用 5号(品番:F5N4900)』とする。
マルチボールシステムを採用する。 - (3) 競技者の数
①競技者の数:11名
②交代要員の数:7名以内
③ 交代を行うことができる数:5名以内(ただし、後半の交代回数は3回以内とする)。以下、本項に基づく交代を「通常交代」という。
④ 脳振盪またはその疑いのある選手が発生した場合の取り扱いは、次の通りとする。
a. 脳振盪またはその疑いのある選手の交代(以下「脳振盪交代」という)は、通常交代に含まれない。
b. 脳振盪交代は、通常交代と判別できる、別途指定する手続きで行われなければならない。
c. 脳振盪交代と通常交代を同時に行った場合、通常交代および脳振盪交代の交代回数をそれぞれ1回としてカウントするものとする。
d. 脳振盪交代をした場合、相手チームは通常交代とは別に、1名1回の交代を追加で得ることができる(以下、本号に基づく交代を「追加交代」という)。ただし、その際に追加された交代回数については、追加交代のみを行うことができ、その機会に通常交代を行うことはできない。なお、追加交代は、理由如何を問わず使用できる。
e. 1試合における各チームの脳振盪交代および追加交代の交代人数は、それぞれ1名とする。
④ ピッチ上でプレーできる外国籍選手の数:3名以内 - (4) 役員の数
ベンチ入りできる役員の数:6名以内 - (5) テクニカルエリア:設置する
戦術的指示はテクニカルエリア内からその都度1名が伝えることができる。 - (6) 競技者の用具
① ユニフォーム
a. 本協会の「ユニフォーム規程」に基づいたユニフォームを使用しなければならない。
b. 以下のいずれかに該当するチームは、各リーグのユニフォーム要項で認められたユニフォームであれば、本大会でも使用を認められる。ただし一部でも仕様が異なる場合は認められない。 - この際、シャツの色彩が、審判員が通常着用する黒色と明確に判別し得ない場合、審判員用のカラーシャツを複数色、チームで準備できる場合のみ使用を認められる。
c. フィールドプレーヤー、ゴールキーパーともに、色彩が異なり判別しやすい正副のユニフォーム(シャツ・ショーツ・ソックス)を用意のうえ、参加申込の際所定の様式にて提出し、各試合には正副両方を必ず携行すること。
d. 各試合で使用するユニフォームは、本協会にて事前に指定する。チーム都合による変更は認められない。両チームは試合当日、正副ユニフォーム現物を持参し、審判員立会いのもと確認を行う。その際、審判員が判定に影響があると判断した場合には、使用するユニフォームを変更することができる。
e. シャツの前面・背面に参加申込の際に登録した選手番号を付けること。ショーツの選手番号についてはつけることが望ましい。
f. ユニフォームの色、選手番号の参加申込締切日以後の変更は認めない。
g. ユニフォームへの広告表示については本協会「ユニフォーム規程」に基づき承認された場合のみこれを認める。 - (7) 試合時間
① 試合時間は90分(前後半各45分)とする。
ハーフタイムのインターバル(前半終了から後半開始まで):原則15分間
② 試合の勝者を決定する方法(試合時間内で勝敗が決しない場合)
PK戦により勝者を決定する。
PK戦に入る前のインターバル:1分間
③ アディショナルタイムの表示:行う - (8) その他
① 第4の審判員の任命:行う
② 負傷者の対応:主審が認めた場合のみ、最大2名ピッチへの入場を許可される。
③ メンバー提出用紙提出後からキックオフまでの間における選手変更は、ウォーミングアップ・練習中の負傷または急病等、やむを得ない事情があり、かつ主審の承諾を得た場合に限られる。先発選手の場合、控え選手を先発選手に変更し、新たな選手を控え選手として補充することができる。当該先発予定選手を控え選手に変更することはできないが、ゴールキーパーについては例外として認める。また、控え選手の場合、新たな選手を補充することができる。ただし、補充する選手は出場チームが参加申込をした30名の中からとする。
④ 暑熱下において、熱中症対策としてCooling Breakまたは、飲水タイムを採用する。
チーム | 適用されるユニフォーム要項(リーグ) |
---|---|
Jクラブ傘下のチーム | 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) |
懲罰
- (1) 本大会における懲罰問題に関して、本協会規律委員会が直接管轄する。
- (2) 本実施要項に記載のない懲罰に関する事項は、本協会規律委員会にて決定する。
表彰
- (1) 優勝、準優勝には表彰状ならびにメダルを授与する。
- (2) 優勝チームにはJFA杯を授与し、次回までこれを保持せしめる。