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尚志や仙台などが決勝戦に進む 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 プレーオフ1回戦

2025年12月13日

尚志や仙台などが決勝戦に進む 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 プレーオフ1回戦

12月12日(金)、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025のプレーオフ1回戦が広島県内で開催され、各会場でU-18プレミアリーグ昇格を懸けた戦いが繰り広げられました。

ピックアップマッチ1

尚志高校 4-0(前半3-0、後半1-0) 岡山学芸館高校

広島広域公園補助競技場で行われたAブロック1回戦の尚志高校(東北1/福島)と岡山学芸館高校(中国2/岡山)の一戦は思わぬ大差がつきました。

「今年はU-18プレミアリーグでプレーできない悔しさを1年間感じていた。プレーオフの2試合に勝って、U-18プレミアリーグ復帰を後輩への贈り物にしたい」。FW根木翔大選手が口にするとおり、尚志が試合序盤から持ち前のパスワークで主導権を握ると、17分にはCKを獲得。DF松澤琉真選手が競り勝ったこぼれ球をDF榎本司選手が押し込み、先制点を奪いました。

勢いに乗った尚志は19分にMF阿部大翔選手、32分には根木選手が得点をマーク。後半開始早々の50分には途中出場のMF田上真大選手がゴールネットを揺らし、試合の大勢を決めました。

以降は後がなくなった岡山学芸館が攻撃に人数をかけましたが、これに対して尚志はクローザーとしてDF星宗介選手らを投入し、守備を強化します。尚志は無失点のまま試合を終えて、14日に行われるAブロックの決勝へと駒を進めました。

ピックアップマッチ2

阪南大学高校 0-1(前半0-0、後半0-1) ベガルタ仙台ユース

Cブロックの1回戦では、阪南大学高校(関西1/大阪)とベガルタ仙台ユース(東北2/宮城)が顔を合わせました。

試合序盤、硬さが出た仙台は阪南大高に押し込まれる時間が続きますが、これを粘り強い守備でしのぎます。加藤望監督が「試合の流れに応じたポジショニングや攻守の連係には自信がある」と話すとおり、守備に追われるだけではなく、クリアボールをFW古屋歩夢選手が前線で収めてチャンスへとつなげていきます。

35分にはDF永井大義選手、MF稲木康太選手、FWピドゥ大樹選手とつないだボールをゴール前に入れましたが、中央で待ち受ける選手には合いません。38分には、稲木選手が阪南大高の背後にパスを送り、最後はMF浅尾涼太朗選手がシュートを放ちますが、これはGK乾龍斗選手が防ぎました。

後半開始直後にも稲木選手のシュートがクロスバーに阻まれるなど、なかなか1点を奪うことができなかった仙台ですが、我慢強く無失点のまま試合を進めると、終盤にチャンスがおとずれます。80分、高い位置で仕掛けた古屋選手がペナルティーエリアで倒され、PKを獲得。これを自ら決め、ついに1点をもぎ取ります。仙台はこの後も隙を見せずに阪南大高の攻撃を抑え、1-0で決勝に駒を進めました。

監督・選手コメント

仲村浩二 監督(尚志高校)
自分たちの特徴である、「つなぐ」「ポジショニング」という要素を発揮することができました。パスをつなぎながら、相手の背後を取るタイミングが良かったです。次の試合にも勝って、U-18プレミアリーグに戻りたいですね。県外のチームと試合をしている姿をまた見てもらいたいですし、小学生に「こんなお兄ちゃんたちになりたい」と思ってもらえるような存在になることが選手たちの役目です。福島の小学生に夢を与える試合をどんどん展開していきたいです。

MF 青川凌大 選手(岡山学芸館高校)
相手のパスサッカーに対して、もっとプレスをかけ、奪ってからカウンターに出たかったです。パスミスが多く、マイボールを大切にできなかったので攻める機会が少なく、守備の時間が多くなってしまったことが反省点です。(高校)選手権までの期間は短いですが、今回の試合で味わった悔しさを生かさなければなりません。特に、コミュニケーションの部分をもっと改善していきたいです。

濵田豪 監督(阪南大学高校)
前半は勢いよく試合に入ることができましたし、終盤はチャンスもあったのですが、それをものにすることができませんでした。この1年を象徴するような試合でした。思い通りのサッカーができないなりに、どうにか接戦に持ち込み、チャンスをつくっていました。そこで点を決めることができなかった部分が今年のチームの課題です。どんな組み合わせであっても、勝ち上がるだけの力を身につけなければならないと感じました。

DF 永井大義 選手(ベガルタ仙台ユース)
自分たちが1、2年生の頃にもこの大会を経験して、スコアにも内容にも(相手と)差があると感じていました。3年目で同じような思いはしたくないですし、自分たちがチームを昇格させて後輩たちには来年U-18プレミアリーグの舞台で戦ってほしい。最後に2つ勝って昇格するために、この大会に来ました。この1年間の集大成の試合でもあるので、やってきたことを全て出すだけです。泣いても笑っても次の試合が最後なので、臆することなく、真っ向勝負で挑みます。

その他の試合結果

Aブロック

帝京高校 2-3(前半0-1、後半2-2) 東山高校

Bブロック

日章学園高校 0-1(前半0-1、後半0-0) RB大宮アルディージャU18
札幌大谷高校 3-4(前半1-1、後半2-3) ジュビロ磐田U-18

Cブロック

清水エスパルスユース 0-0(前半0-0、後半0-0、延前0-0、延後0-0、PK1-3) 愛媛FC U-18

Dブロック

米子北高校 2-0(前半0-0、後半2-0) 鹿児島城西高校
アルビレックス新潟U-18 1-0(前半0-0、後半1-0) 桐生第一高校

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

日程:2025年12月12日(金)・12月14日(日)
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