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柏が市立船橋に完封勝ち 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025第7節

2025年05月12日

柏が市立船橋に完封勝ち 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025第7節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は5月10日(土)、11日(日)に各地で第7節を開催しました。船橋市法典公園(グラスポ) 球技場(人工芝)では、5月11日に市立船橋高校(千葉)と柏レイソルU-18(千葉)が対戦しました。

ピックアップマッチ

市立船橋高校 0-3(前半0-1、後半0-2) 柏レイソルU-18

「良い守備をしてから攻撃に出ていく」(波多秀吾監督)という意図から5バックを敷く市立船橋高校に対し、柏レイソルU-18は後方から丁寧にビルドアップし、FW加茂結斗選手(#10)やMF徳田波音選手(#5)にボールを収めながら効果的な攻めを見せます。

市立船橋は「試合の入りを良くしようという話をし、声を掛け合って良い対応ができていた」とDF左近作怜選手(#2)が振り返ったように、序盤は集中した守備対応を見せつつ、FW秋陽凪選手(#11)の仕掛けなどでチャンスメイクを図りますが、28分に柏が一瞬の隙を突きます。自陣からDF吉川晴翔選手(#22)が縦パスを送ると、「裏のスペースが空いたので、走り込んだら良いボールが来た」という加茂選手が受けて相手GKと1対1の状況に。「GKを見て流し込むだけだった」との言葉どおり、GKの股を抜く冷静なフィニッシュで柏に先制点をもたらしました。

その後も柏のペースで試合は進み、前半アディショナルタイムにはFW澤井烈士選手(#11)がポケットの位置に侵入してシュートを放ちましたが、ここは市立船橋のGK辰侑樹選手(#1)が鋭い反応を見せてゴールを許さず、柏の1点リードで前半を折り返します。

後半の立ち上がりは市立船橋がセットプレーから相手ゴールに迫ろうとしますが、決定機に結びつけることができません。すると58分、柏にチャンスが訪れます。ペナルティーエリアでスルーパスを受けた加茂選手が中央に折り返すと、ボールを収めた澤井選手が反転しながら左足でゴールに流し込み、リードを2点に広げました。

後半のクーリングブレイク以降は柏の勢いがやや落ち、市立船橋が攻め込む時間帯が続きます。しかし、柏は藤田優人監督が「ボールを握れない時間帯に焦りが出て自滅するところがあったので、そういう時間こそ落ち着いて大人のサッカーをしようと言っていた」と振り返ったように、選手たちは冷静に対応していきます。後半アディショナルタイムにはFW越川翔矢選手(#9)が自ら得たPKを決め、柏が3-0で勝利を収めました。

監督・選手コメント

波多秀吾 監督(市立船橋高校)
5バックにしているので、しっかりと良い守備をしてから攻撃に出ていこうという意図がありました。ボールを奪えているシーンはありましたが、それをチャンスにつなげられず、何度もピンチを招いてしまい、守り切れずに失点してしまった感じでした。相手は個で打開できる選手がいて、組織としてもやることが明確で、素晴らしいチームでした。収穫の少ない試合でしたが、やり続けるしかないので、選手たちと前を向いてやっていきたいと思います。

DF #2 左近作怜 選手(市立船橋高校)
試合の入りを良くしようという話をしていて、みんなで声を掛け合って良い対応ができていました。チャンスで決め切れず、逆に失点してしまうのが今の課題です。個人としては、前半は守備に追われて、ワンタッチで味方につなげるので精いっぱいでしたが、後半は自分で仕掛けてクロスを上げたり、守備でうまくカバーしたりと良いプレーができました。次節は流通経済大学付属柏高校戦で絶対に負けられないので、下を向かずに全員で取り組みたいです。

藤田優人 監督(柏レイソルU-18)
前節に続いて、柏U-18らしいサッカーができたと思います。相手はわれわれの良さを消しにくるだろう、セットプレーで得点を狙いにくるだろうと予測していましたが、それに対して選手たちがしっかりと役割を果たしてくれました。ボールを握れない時間帯に焦りが出て自滅するところがあり、そういう時間こそ落ち着いて大人のサッカーをしようと言っていたのですが、そのあたりも選手たちは意識的にできていましたし、精神的な成長を感じました。

FW #10 加茂結斗 選手(柏レイソルU-18)
チーム一丸となり、守備でも攻撃でも一体となってみんながハードワークできたのが勝利につながったと思います。先制点の場面は、吉川晴翔選手がボールを持ったときに徳田波音選手がライン間に落ちてくれて、裏のスペースが空いたのが見えたので、走り込んだら良いボールが来ました。GKの動きを見て、あとは流し込むだけでした。今日はメンタルコントロールがうまくできてウォーミングアップからうまく入れたので、良いプレーができました。

その他の試合結果

EAST
鹿島アントラーズユース 1-2(前半0-2、後半1-0) 昌平高校
東京ヴェルディユース 2-1(前半0-1、後半2-0) 流通経済大学付属柏高校
青森山田高校 1-0(前半1-0、後半0-0) 浦和レッズユース
前橋育英高校 3-1(前半3-0、後半0-1) 川崎フロンターレU-18
横浜FCユース 0-2(前半0-0、後半0-2) FC東京U-18

WEST
帝京長岡高校 1-0(前半1-0、後半0-0) 神村学園高等部
名古屋グランパスU-18 3-3(前半1-1、後半2-2) 静岡学園高校
サガン鳥栖U-18 2-0(前半2-0、後半0-0) ガンバ大阪ユース
アビスパ福岡U-18 2-2(前半0-2、後半2-0) サンフレッチェ広島F.Cユース
大津高校 1-0(前半0-0、後半1-0) 東福岡高校
ヴィッセル神戸U-18 4-0(前半1-0、後半3-0) ファジアーノ岡山U-18

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大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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