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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 履正社、夏の王者にリベンジなるか
2015年09月10日
高円宮杯U-18プレミアリーグは9月12日(土)と13日(日)にWEST第14節を開催します。
現在、5位のヴィッセル神戸U-18(兵庫)は、8位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)と対戦します。前節、4試合ぶりに白星を飾った広島は、FW山根永遠選手が「次からも絶対に負けないという強い気持ちで戦う」と口にするように、チーム全体が巻き返しに向けて意気込んでいます。ボール回しに長ける神戸の攻撃をしのぎ、少ないチャンスをものにすることが理想の展開です。
開幕から首位を走っていたセレッソ大阪U-18(大阪)は、年代別代表候補のDF庄司朋乃也選手の負傷離脱が響き、「試合中に声が出ていない」と大熊裕司監督も語るとおり、第3クールに入り、これまでの勢いがありません。3連敗で迎える今節は、代わって首位に立った大分トリニータU-18(大分)とホームで対戦。悪い流れを断ち切れるか、勝敗はもちろん試合内容にも注目です。
京都橘高校(京都)とガンバ大阪ユース(大阪)の一戦は、京都橘のDFの出来が試合のポイントになりそうです。小川礼太選手が「高校選手権予選に向けて、チームが少しずつ良くなっている」と話すように、京都橘の調子は上向き。前節には粘り強い守りでC大阪の攻撃を1点に抑えて、逆転勝利を収めています。今節も、堅守でWESTトップの31得点を奪っているG大阪を苦しめることができれば、勝機は広がります。
京都サンガF.C. U-18(京都)はホームで名古屋グランパスU18(愛知)と対決します。京都は前節、東福岡高校(福岡)に5失点を喫し、連勝が2でストップ。対する名古屋も3試合連続で3失点中と守備の安定感を欠きます。両チームとも得点ランキングのトップに立つFW森晃太選手(名古屋)、FW沼大希選手(京都)を擁し、得点には期待できる分、劣勢に陥ったときの守備が勝敗に影響しそうです。
[WEST第14節の注目試合]
履正社高校 vs 東福岡高校
今夏の全国高等学校総合体育大会(サッカー競技・男子)で熱戦を繰り広げた履正社高校(大阪)と東福岡高校(福岡)が、舞台をプレミアリーグに移して再び激突します。両校がしのぎを削ったのは、インターハイの準々決勝。履正社は、平野直樹監督が「もったいなかった。勝てた試合だった」と振り返ったように、終始相手を押し込みながらもゴールが奪えず。一方の東福岡は、後半にカウンターからゴールを陥れて1-0で勝利すると、以降も白星を重ねて、大会連覇を成し遂げました。両者の明暗が分かれた夏の舞台から約1カ月。今回の一戦はどのような展開になるか。履正社がホームでリベンジを果たすか、それとも東福岡が再び歓喜に沸くのか。最後まで目が離せない試合になりそうです。
日時:9月12日(土)16:00キックオフ
会場:履正社茨木グラウンド
アクセス:JR「茨木」駅、阪急「茨木市」駅より阪急バス「東福井3丁目」下車すぐ、名神高速「茨木」ICより北へ約2km
プレミアリーグWEST第14節
2015年9月12日
15:00 ヴィッセル神戸U-18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース(いぶきの森球技場)
16:00 履正社高校 vs 東福岡高校(履正社茨木グラウンド)
18:00 セレッソ大阪U-18 vs 大分トリニータU-18(セレッソ大阪舞洲グラウンド)
2015年9月13日
11:00 京都橘高校 vs ガンバ大阪ユース(京都府立山城総合運動公園太陽が丘球技場B)
17:00 京都サンガF.C. U-18 vs 名古屋グランパスU18(京都サンガF.C. 東城陽グラウンド)