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高円宮杯U-18プレミアリーグWEST 勝って残留に近づきたい名古屋と広島
2015年09月03日
高円宮杯U-18プレミアリーグは、9月5日(土)、6日(日)に、WEST第13節を開催します。
首位のセレッソ大阪U-18(大阪)に挑む京都橘高校(京都)は、U-18日本代表の中国遠征に参加するため、チーム内得点王のFW岩崎悠人選手を欠きます。まずは無失点を意識して戦いつつ「自分が引っ張って勝利を目指したい」(FW堤原翼選手)と攻撃陣は虎視眈眈と得点機を待ちます。対するC大阪は、前節の履正社高校(大阪)戦で途中出場ながらも、大熊裕司監督から高評価を受けたFW松岡大智選手らの奮起が連敗脱出のカギとなりそうです。
ガンバ大阪ユースと履正社高校の大阪勢対決も要注目のカードです。2試合7失点と守備が乱れ、2連敗中のG大阪に対して履正社は前節、C大阪に競り勝つなど3試合連続完封を記録。平野直樹監督も「簡単には負けないチームになってきた」と選手たちの成長に手応えを感じています。第4節の対戦ではG大阪が5-3で勝利を収めていますが、今回の一戦はどのような結果になるでしょうか。
京都サンガF.C. U-18(京都)をホームに迎える東福岡高校(福岡)は、東福岡のMF中村健人選手が「最終ラインの裏へのボールに対する守備が良くなってきた」と語るとおり、守備が一つのポイントになります。東福岡は、前節3点をリードしながらも、残り10分を切ってから連続失点を喫し、逆転負け。第3クールに入り、2試合で8得点をマークしている京都の速攻を封じることができれば、勝点3獲得も現実味を帯びてきます。
現在、2位と躍進中の大分トリニータU-18(大分)は、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)と対戦します。神戸のホームで対戦した第4節は大分が先制しながらも2失点し、逆転負け。今節はU-18日本代表に招集されたFW吉平翼選手とFW岩田智輝選手を欠きますが、「互いをカバーし合うことができる」(MF宮地裕二郎選手)というチームの持ち味を発揮し、リベンジを狙います。
[WEST第13節の注目試合]
名古屋グランパスU18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース
現在、9位の名古屋グランパスU18(愛知)と8位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)が、勝利をかけて対戦します。降格圏に沈む名古屋ですが、高田哲也監督が「一時期に比べて良くなっている」と評するように、白星に見放された序盤戦から攻守共に状態は改善。試合終盤に連続得点を奪って逆転勝利に結びつけた前節の東福岡戦と同様、「残り30分をどうやって戦うか」(同監督)が試合のポイントになりそうです。対する広島は、ここ3試合で無得点と元気がありません。今回の一戦に敗れると降格圏へと順位が落ちるだけに、何が何でも勝点3を持ち帰りたいところ。今後の残留争いを大きく左右する一戦とあって、最後まで目が離せない試合になりそうです。
日時:9月6日(日)11:00キックオフ
会場:名古屋市港サッカー場
アクセス:名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「野跡」駅下車、徒歩約5分
プレミアリーグWEST第13節
2015年9月5日
11:00 京都橘高校 vs セレッソ大阪U-18(西京極総合運動公園陸上競技場)
17:00 ガンバ大阪ユース vs 履正社高校(ガンバ大阪練習場)
2015年9月6日
11:00 東福岡高校 vs 京都サンガF.C. U-18(福岡フットボールセンター)
11:00 名古屋グランパスU18 vs サンフレッチェ広島F.Cユース(名古屋市港サッカー場)
13:00 大分トリニータU-18 vs ヴィッセル神戸U-18(別府市営実相寺サッカー競技場)