大会要項
趣旨
公益財団法人日本サッカー協会(以下「本協会」という)は日本国内における女子サッカーの技術向上と健全な心身の育成を図り、広く女子サッカーの普及振興に寄与することを目的とし、中学生年代の登録選手を対象とした単独チームの大会として実施する。
名称
JFA第26回全日本U-15女子サッカー選手権大会
主催
公益財団法人日本サッカー協会
主管
公益財団法人東京都サッカー協会、一般財団法人静岡県サッカー協会、
公益財団法人愛知県サッカー協会、一般社団法人三重県サッカー協会、
一般財団法人岐阜県サッカー協会、公益社団法人滋賀県サッカー協会
後援
スポーツ庁、公益財団法人日本中学校体育連盟
協賛
JFAYouth&DevelopmentOfficialPartner
トヨタ自動車株式会社
ニチバン株式会社
株式会社モルテン
日程
2021年
〈1回戦〉 12月11日(土)
〈2回戦〉 12月12日(日)
〈準々決勝〉 12月18日(土)
〈準々決勝〉 12月19日(日)
〈準決勝〉 12月25日(土)
〈決勝〉 12月27日(月)
会場
〈1回戦/2回戦〉
磐田スポーツ交流の里 ゆめりあ球技場(サッカー場)(静岡県磐田市)
磐田スポーツ交流の里 ゆめりあ球技場(多目的G)(静岡県磐田市)
三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 サッカー・ラグビー場(三重県鈴鹿市)
上野運動公園競技場(三重県伊賀市)
長良川球技メドウ(岐阜県岐阜市)
グリーン・フィールド中池(岐阜県関市)
皇子山総合運動公園陸上競技場(滋賀県大津市)
野洲川歴史公園サッカー場(滋賀県守山市)
〈準々決勝〉
ウェーブスタジアム刈谷(愛知県刈谷市)
〈準決勝〉
AGFフィールド(東京都調布市)
〈決勝〉
味の素フィールド西が丘(東京都北区)
参加資格
- (1) 本協会に「女子」の種別で登録した加盟登録チームであること。
- (2) 2006年(平成18年)4月2日から2009年(平成21年)4月1日までに生まれた女子選手であり、2021年11月17日(水)までに本協会に登録(追加登録も含む)されていること。
- (3) クラブ申請制度の適用
本協会により「クラブ申請」を承認された「クラブ」内のチームに所属する選手(複数人も可)については、所属チームから移籍すること無く、上記(1)のチームで参加することができる。但し、参加する選手については、以下のすべてを満たしていること。
①上記(2)を満たしていること。
②下記種別区分のチームに所属すること。
(ア)参加チームの種別区分が「WEリーグ・Lリーグ・一般・大学」の場合:
同一「クラブ」内のチーム登録種別区分「高校」・「クラブ(高校生)」・「中学」・ 「クラブ(中学生)」
(イ)参加チームの種別区分が「高校・クラブ(高校)」の場合:
同一「クラブ」内のチーム登録種別区分「中学」・「クラブ(中学生)」
③本大会の予選を通して、他のチームで参加(参加申込)していないこと。 - (4) 外国籍選手:5名まで登録でき、1試合3名まで出場できる。
- (5) 移籍選手:本大会の予選を通して、選手は他のチームで参加(参加申込)していないこと。
- (6) 合同チーム:主体となるチームの選手数が16名未満の場合、複数チームによる「合同チーム」の大会参加を、以下の条件により認める。
① 主体となるチームおよびその選手は、それぞれ上記(1)および(2)を満たしていること。
② 合同するチームの選手は、上記(2)を満たしていること。なお、選手が所属するチームの種別・種別区分は問わない。但し、本大会の予選を通して、選手は他のチームで参加(参加申込)していないこと。
③ 極端な勝利目的のための合同チームではないこと。
④ 合同チームとしての参加を当該都道府県サッカー協会女子委員長が別途了承すること。
⑤ 大会参加申込の手続きは、それぞれのチームの代表者が協議の上、主体となるチームが行う。
参加チームとその数
北海道 | 2 | 東北 | 2 | 関東 | 9 |
---|---|---|---|---|---|
北信越 | 2 | 東海 | 5 | 関西 | 3 |
中国 | 2 | 四国 | 2 | 九州 | 5 |
大会形式
ノックアウト方式(3位決定戦を行わない)
競技規則
大会実施年度の本協会「サッカー競技規則」による。
競技会規定
以下の項目については本大会の規定を定める。
- (1) 競技のフィールド
フィールド表面は平坦で常緑な天然芝であり、ピッチサイズは原則105m×68mであること。 - (2) ボール
試合球はモルテン社製ボール『ヴァンタッジオ 4900ピンク 5号(品番:F5A4900-P)』とする。
マルチボールシステムを採用する。 - (3) 競技者の数
競技者の数:11名
交代要員の数:7名以内
交代を行うことができる数:5名以内(ただし、後半の交代回数は3回以内とする)
ピッチ上でプレーできる外国籍選手の数:3名以内 - (4) 役員の数
ベンチ入りできる役員の数:6名以内 - (5) テクニカルエリア:設置する
戦術的指示はテクニカルエリア内からその都度1名の役員が伝えることができる。 - (6) 競技者の用具
① ユニフォーム
a. 本協会のユニフォーム規程に基づいたユニフォームを使用しなければならない。
b. Jクラブ傘下のチームについては、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のユニフォーム要項に認められたユニフォームであれば使用を認められる。
日本女子プロサッカーリーグ傘下のチームについては、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)のユニフォーム要項に認められたユニフォームであれば使用を認められる。
日本女子サッカーリーグ傘下のチームについては、一般社団法人日本女子サッカーリーグのユニフォーム要項に認められたユニフォームであれば使用を認められる。ただし一部でも仕様が異なる場合は認められない。この際、シャツの色彩は審判員が通常着用する黒色と明確に判別し得ない場合、審判員用のカラーシャツを複数色、チームで準備出来る場合のみ使用を認められる。
c. ユニフォーム(シャツ・ショーツ・ソックス)については、正の他に副として、正と色彩が異なり判別しやすいユニフォームを参加申込書(WEB登録)の際に記載し、各試合に必ず携行すること(FP・GK用共)。本協会に登録されたものを原則とする。
d. 主審は、対戦するチームのユニフォームの色彩が類似しており判別しがたいと判断したとき は、両チームの立ち会いのもとに、その試合において着用するユニフォームを決定する。
e. 前項の場合、主審は、両チームの各 2 組のユニフォームのうちから、シャツ、ショーツ及びソックスのそれぞれについて、判別しやすい組み合わせを決定することができる。
f. シャツの前面・背面に参加申込の際に登録した選手番号を付けること。ショーツの選手番号についてはつけることが望ましい。
g. ユニフォームの色、選手番号の参加申込締切日以後の変更は認めない。
h. ユニフォームへの広告表示については本協会「ユニフォーム規程」の基づき承認された場合のみこれを認める。 - (7) 試合時間
① 試合時間は80分(前後半各40分)とする。
ハーフタイムのインターバル(前半終了から後半開始まで):原則10分間
② 試合の勝者を決定する方法(試合時間内で勝敗が決しない場合)
1回戦~準決勝:PK方式により勝者を決定する。
決勝:20分(前後半各10分)の延長戦を行い、なお決しない場合はPK方式により勝利チームを決定する。
延長戦に入る前のインターバル:5分間
延長戦ハーフタイムのインターバル:なし
PK方式に入る前のインターバル:1分間
③ アディショナルタイムの表示:行う - (8) 選手交代回数の制限
選手交代は、後半の交代回数を3回までとする。(1回に複数人を交代することは可能)前半、ハーフタイム、延長戦に入る前のインターバルでの選手交代は、後半の交代回数に含まれない。延長戦に入った際、後半に3回選手交代を行った場合でも、選手交代を行うことができる。(交代枠が残されている場合に限る) - (9) その他
第4の審判員の任命:行う
負傷者の対応:主審が認めた場合のみ、最大2名ピッチへの入場を許可される。
懲罰
- (1) 本大会の予選は懲罰規程上の同一競技会とみなし、予選終了時点で未消化の出場停止処分は本大会において順次消化する。ただし、警告の累積による場合を除く。
- (2) 本大会は、本協会「懲罰規程」に則り、大会規律委員会を設ける。
- (3) 大会規律委員会の委員長は女子大会部会長とし、委員については委員長が決定する。
- (4) 本大会期間中に警告を2回受けた選手は、次の1試合に出場できない。
- (5) 本大会において退場を命じられた選手は、自動的に次の1試合に出場できず、それ以降の処置については大会規律委員会において決定する。
- (6) 本実施要項に記載事項にない懲罰に関する事項は、大会規律委員会にて決定する。