大会要項
趣旨
日本の将来を担う子どもたちのサッカーへの興味・関心を深め、サッカーの技術・理解を向上させると同時に、サッカーを通じて心身を鍛え、リスペクトの精神を養い、クリエイティブでたくましい人間の育成を目指し、その研修の場として本大会を開催する。小学生年代の活動の集大成、また中学生年代へのステップとして、小学6年生(U-12年代)の女子選手全員の目標となる大会として位置づける。
名称
キヤノン ガールズ・エイト 第17回JFA関西ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会
主催
公益財団法人 日本サッカー協会
主管
(地域FA) 一般社団法人 関西サッカー協会
(主管FA) 一般社団法人 大阪府サッカー協会
特別協賛
キヤノン株式会社
協賛
ホクト株式会社
協力
株式会社モルテン
日程
2020年3月14日(土)~15日(日)
会場
J-GREEN堺 S15ピッチ(あ面・い面)、S16ピッチ(う面・え面)
住所:大阪府堺市堺区築港八幡町145番地 Tel:072-222-0123 FAX:072-222-3355
参加資格および参加チーム数
- (1) 「参加チーム」は、開催地域内の都道府県単位とし、都道府県サッカー協会選出の(トレセン)選抜チームとする。
- (2) 「参加選手」は、大会実施年度JFA第4種登録を完了した小学6年生の女子選手とし、出場する複数チームに重複して参加することはできない。また、健康であり、かつ保護者の同意を得ていること。
参加チームとその数
関西地域の各府県の参加チーム数は以下の通りとする。
地域 | 参加 チーム数 | 内訳 |
---|---|---|
関西 | 16 チーム | 滋賀2・京都2・大阪4・兵庫5・奈良2・和歌山1 |
大会形式
- (1) 大会形式は、期間中により多くのチーム同士が対戦できるように配慮し、地域FAが設定し、JFAが決定する。
- (2) 大会形式は、以下のとおりとする。
①1次ラウンドは総当りリーグ方式とし2次ラウンドはノックアウト方式とする。
②1次ラウンドは、16チームを4チームずつの4グループに分け、総当リーグ方式により順位を決定し、各グループの1・2位は決勝トーナメント、3・4位はフレンドリートーナメントにそれぞれ進出する。
③2次ラウンドは、決勝トーナメント・フレンドリートーナメントに分かれ、ノックアウト方式により優勝・準優勝・第3位チームを決定する。 - (3) リーグ方式の順位決定方法は、勝利3点・引分1点・敗戦0点の勝点の多い順とする。
なお、勝点の合計が同一の場合は、以下の項目に従い順位を決定する。
① 全試合の得失点差(総得点-総失点)
② 全試合の総得点
③ 当該チーム同士の対戦成績(勝敗)
④ ①~③の全項目において同一の場合は、抽選により決定する。
競技規則
JFA「8人制サッカー競技規則」による。
競技会規定
以下の項目については本大会規定を定める。
- (1) 競技のフィールド
可能な限り、天然芝および人工芝フィールドにて行う。
サイズは以下の通りとする。
フィールドの大きさ : 長さ(タッチライン)68m × 幅(ゴールライン)50m
ペナルティーエリア : 12m
ペナルティーマーク : 8m
ペナルティアークの半径 : 7m
ゴールエリア : 4m
センターサークルの半径 : 半径7m - (2) 試合球
株式会社モルテン「ヴァンタッジオ5000キッズ(F4V5000・4号球)」とする。 - (3) 競技者の数
① 競技者の数:8名(内1人はゴールキーパー)
② 交代要員の数:6名以上10名以下 ※チームあたりの選手数に応じて設定する。 - (4) チーム役員の数
ベンチ入りできるチーム役員の数:2名以上5名以下 - (5) 審判員
主審1名、補助審判1名により相互で行い、3ピリオドは相談の上行う。 - (6) テクニカルエリア
設置しない。 - (7) 競技者の用具
① ユニフォーム
参加チームは、正副2色のユニフォームを用意すること。
用意できない場合の対応は、主管FAが設定する。
② 選手番号
参加選手ごとに大会登録された番号を使用する。 - (8) 試合時間
① 36分(12分×3ピリオド)とする。
各ピリオド間のインターバルは、選手入れ替えに要する時間のみとする。
② 試合時間内に勝敗の決しない場合は、以下のとおりとする。
リーグ方式の場合:引分け
ノックアウト方式の場合:延長戦は行わず、ペナルティーキック方式により勝利チームを決定する。
ペナルティーキック方式に入る前のインターバル:1分
③ アディショナルタイムの表示:行わない。 - (9) 競技者の出場制限
①事故・ケガ等で出場困難になった場合を除き、参加選手全員が1ピリオドを通じて出場する。
②第1ピリオドに出場していない選手は第2ピリオドに出場する。
第1・第2ピリオドでは、交代して退いた選手は再び出場することはできない。(=自由な交代ではない)
③同一選手の出場は最大で2ピリオドまでとし、3ピリオド全てに出場することはできない。
事故・ケガ等で出場困難な選手が発生し、出場可能な選手が11人以下になったときに限り、1試合で3つのピリオドに出場することを認めるが、大会期間中1選手1試合までを原則とする。
④1チームの選手人数:16人以下
第3ピリオドには、第1・第2ピリオドに連続出場していない選手が出場できる。また、何回・何人でも交代でき、一度退いた選手も再び出場できる。(=自由な交代)
1チームの選手人数:17人以上
第3ピリオドには、第3ピリオドで初めて出場した選手を除き、何回・何人でも交代でき、一度退いた選手も再び出場できる。(=自由な交代) - (10) 交代の手続き
① 交代して退く競技者は、交代ゾーンからフィールドの外に出る。
② 交代要員は、交代ゾーンからフィールドに入り、競技者となる。
③ 交代は、ボールがインプレー中、アウトオブプレー中にかかわらず、行うことができる。
④ 交代は、主審、補助審判の承認を得る必要はない。
⑤ ゴールキーパーは、事前に主審に通知したうえで、試合の停止中に入れ替わることができる。
※ 交代で退く競技者が負傷している場合は、主審の承認を得たうえでどこからフィールドを離れてもよい。 - (11) 負傷者の対応
主審が認めた場合のみ、最大2名ピッチへの入場を許可される。
懲罰
- (1) 大会規律委員会
本大会は、JFA「懲罰規程」に則り、大会規律委員会を設ける。
地域FAが大会規律委員会を設置し、懲罰問題を処理する。 - (2) 警告・退場
本大会期間中に警告を2回受けた選手は、本大会の次の1試合に出場できない。
本大会において退場を命じられた選手は、自動的に次の1試合に出場できず、それ以降の処置については大会規律委員会において決定する。競技者が退場を命じられた場合は、その競技者のチームは交代要員の中から競技者を補充することができる。主審は競技者が補充されようとしている間は、試合を停止する。 - (3) JFA諸規程および本実施要項に記載がない事例に関しては、大会規律委員会にて決定する。